夏が来れば思い出すのが、フィンランドで開催される世界最大のメガデモ・パーティー「Assembly」。今年も、エントリーした楽曲のファイルがScene.orgにアップロードされる頃合になりました。
今年も、music部門だけをチェックします。エントリーしたのは去年より多く減って、14曲となっています。ここでは、全曲を聞いてメモを記します。
以下、「[(ランク)] (アーティスト名) - (曲名)」というフォーマットで記しています。アーティスト名を区切るスラッシュは、ある時はそのアーティストの別名義だったり、ある時はそのアーティストの所属するグループ名だったり。
- [14] Janne - Behind the LCD
- トランス。個人的には、もう少し上の位置にあっておかしくないと考えている。
- [13] microdots - forgotten tune
- 2009年以来2回目の参加。アグレッシブなアシッド・テクノ。
- [12] Mr. Rose - Dark Myth
- ヴァーチャル・オーケストラを用いており、何かのサウンドトラック的。
- [11] ruuvari / aspekt - Snap out of it!
- 去年に続いての参加。ソリッドなハウスだけれど、中間部の辺りは去年のトラックのように、スムース・ジャズにも通じるところがあると思う。
- [10] fluffy & fragile - Freljordian Beauty
- 疾走感のあるビートと、ピアノのメロディー。
- [9] Yolk/CNCD feat. Busy Signal - Picante (refix)
- ラガマフィン・ラップをフイーチャーしたエレクトロ・ポップ。CNCDといえば古参のグループ……なはず。
- [8] DJ Joge of Brainstorm - Flatline
- 2009年から3年連続で参加している。過去にもこういうトランスでエントリーしてきた。
- [7] GRiMM - Soaring On Wings Of Steel
- 去年のMusic部門第一位。そのときの楽曲と同じスタイルで、メタルとチップチューンの融合。
- [6] King Thrill / Tekotuotanto - FAST-FORWARDING THRU HELL
- 2009年の「Irish Rain」や2010年の「As We ARRR the Pirates」(これは個人的に好みだった)など、最近の3年はこの手のヴァーチャル・オーケストラの楽曲を出している。
- [5] Rewind (feat. Lady GT) - Kakkonen on Kekkonen
- ビッグ・ビートか。TB-303的な音が用いられている。
- [4] JPT - Northern legends
- 6位のKing Thrill / Tekotuotantoと同じく、2009年から3年続けて、ヴァーチャル・オーケストラの楽曲で参加している。
- [3] Signal - Two Cars, One Cup
- 7位のGRiMMのような、メタルとチップチューンの融合。確かにカーレース的な雰囲気。
- [2] Koneisto 11111011011 - Demoluola
- ヴォーカルとギターとドラムで構成されている。ローファイな感じ。このポジションにあるのが意外である。
- [1] Aikapallo - Tiananmen Ghost
- 2001年から参加し続けている、Assemblyの常連。2008年にも第一位を獲得していた。メタルを基本にした曲が多くて、サウンドトラック的なものもあったり8bitサウンドを絡めたりしてきたが、今年はヴァーチャル・オーケストラである。