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- やがて君になる : 第2話 「発熱 / 初恋申請」
- 侑は困っている。推薦責任者の仕事はビラ配りやポスター作りに、全校集会での応援演説。責任重大すぎてやれる気がしなくて断っているのに、燈子が諦めてくれない。
- 燈子の推薦責任者をやるつもりになっていた佐伯沙弥香は、なぜ燈子が侑に依頼したのか分からずにいた。燈子が自分よりも侑との信頼を深めたいと考えたものの、ずるい燈子に折れてあげることにする。
- 沙弥香にも任されて、侑はやれるだけやってみることに。
- 燈子の好きは、「こういうこと」をしたい好き。侑の初めてのキスの相手は燈子。
- 侑は特別を知ってしまった燈子のことをずるく思い、先輩のことを好きになれないと言おうとする。
- 燈子はそれでもいいから侑のことを好きでいるつもり。好きなのに好きになってほしいと思わないのは変だけれど、今はすごく満足しているし、この気持ちを諦めたくない。
- 寄宿学校のジュリエット : #2 「ロザリオとジュリエット」
- リャマみたいな顔した犬塚。乱闘の最中にもペルシアを連れ出し、二人きりになろうとする。ペルシアともっとベタベタしたいのに、ペルシアの方はつれない。
- 犬塚はペルシアにロザリオを贈ろうとするが、黒犬と白猫の間でまた争いが起こる。小遣いを全額投資して買ったロザリオが壊れた。
- 二人は夜の湖へ。ペルシアはそこで、日々の祈りを篭めたロザリオをお守りとして犬塚に贈る。大切だから意味があるのに、気づかない鈍感犬塚。
- 三か月に一度の外出許可日、犬塚はペルシアに黒犬の中等部男子生徒の変装をさせてデートする。
- かわいい男の子に群がるお姉さんたちとお兄さんたち。デートプランが台無しな犬塚。
- デートとはお互いのことをもっと知ること。ペルシアにとって今日のデートは大成功。ペルシアの知らない犬塚の顔を見られたから。
- 色づく世界の明日から : 第二話 「魔法なんて大キライ」
- 瞳美は魔法のせいで唯翔の部屋に入り込んでしまったことを説明する。唯翔の描いていた絵のことをもっと訊きたかったが、それはできなかった。
- 取り調べを受けたような気分の瞳美。
- 瞳美は南ヶ丘高校に転入する。「魔法による器物損壊行為に関する誓約書」に署名する。琥珀は校庭で花火を爆発させたり、プールを凍らせたり、壁を壊したことがあるらしい。箒で飛んで天井を突き破ったなんてことも。
- 瞳美は唯翔からのお願いで、生徒たちの前で魔法を見せることになる。うまくできなくて、生徒たちのほとんどは期待外れ。
- オフリー(O' FREE)は紙パックの乳飲料のこと。
- 放課後になり、瞳美はもう一度色が見たくて、唯翔を捜す。唯翔は校舎の屋上で絵を描いていた。
- 今の精一杯の魔法を見せたのは下心があったから。瞳美は唯翔にもう一度絵を見せてもらう。
- 瞳美の魔法を喜んでくれる人がいた。
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- うちのメイドがウザすぎる! : 第2話 「うちのメイドにさらわれた」
- ミーシャは夏休みだというのに自宅でゲーム三昧。これではいけないと、鴨井つばめ(28)はミーシャのお友達になるべく、あの手この手を使ってみたが全敗。それでも諦めない。
- 呼吸をするように筋トレをするつばめは、ミーシャがプレイしていたゲームを思い出す。素性を隠してオンラインでフレンドになり、意気投合したところで正体を明かすことを思いつく。
- つばめは広大なインターネットの海でミーシャを一本釣りすることに成功したものの、テンションが上がってしまい、素性を隠していたことをミーシャに知られてしまう。
- ネットゲームの一件以来、ろくに口を利いてもらえなくなったので、つばめは仲直りのためにミーシャを山へ連れ出し、キャンプをする。すっかり寝こけていたミーシャは寝間着のまま。
- ミーシャの幼いピュアピュアハートが傷つくことを考えなかったつばめは、お許しいただけるまで山を降りない覚悟。ミーシャは一人じゃ帰れないからすぐ許す。
- じっくりと段階を踏んで、ミーシャの心のドアを開いてみせるつもりのつばめ。いずれは住みつくのを目標に。
- ミーシャはつばめに変なことをされるのを避け、つばめと一緒にテントに入らない。暇と孤独を持て余していたところで、中に入ることに。つばめの話が興味なさすぎて、眠くなってちょうどいいかも。
- つばめはミーシャと同じくらいの歳に父が亡くなり、空を飛びたくなって航空自衛官になった。
- キャンプがすっごく楽しかったミーシャ。
- となりの吸血鬼さん : 第2話 「灯の友達」
- 灯はソフィーを起こしに来る。ソフィーが起きないのでいたずらする→ツインテールにされたソフィー。
- ソフィーは日に当たらないよう注意すれば大丈夫。日傘を差したりマントを着けたり。念のために遺書も書いておけばさらに安心。
- サイン本収集はソフィーの昔からの趣味。本を手に取ると、サインを手に入れた日のことを昨日のように思い出せる。意外とろくな思い出がない。
- ソフィーは今およそ360歳らしい。恋人も友達もいないらしい。
- 日差し対策をしても、怖いものは怖い。灯はソフィーに頼られ、一生離れないつもり。
- 餃子の店を避けたり、流水を避けたり、教会を避けたり、四つ目の犬(まろまゆの柴犬)を避けたり。灯は間に合うのか心配になってくる。
- 日の光の下では体力がス○ランカー並みになるソフィー。公園の木陰で一休み→木漏れ日で灰になりかける。
- ソフィーはアニメで女子高生がよく食べてるやつ(ドーナツ)を食べない。選んでみたかっただけ。
- ソフィーは日傘を飛ばされたところを灯に守ってもらう。日の光より少女の涙の対処に困る。
- 頼りになるところを見せられた灯はにまにま。ソフィーは今日が、灯が急ににまにまして変だった日として記憶に残りそう。
- 灯の友達の夏木ひなたは、灯が最近新しくできた友達と一緒に住んでいると聞いて、相手が気になっていた。灯と一緒に友達の家に行くことに。灯の電話から、相手が彼氏でないことを知る。
- 灯の前だと強がってしまうひなた。本当は怖いの苦手なのに。
- ソフィーはひなたを見て笑う(緊張が解ける)。灯の友達と聞いて少し不安だったが、ひなたがまともそうな子だから。
- ソフィーが吸血鬼と知って驚くひなた。何かされているのは灯の方ではなくソフィーの方。
- 噂になっている人形の家とはソフィーの家のこと。森を彷徨う少女とか、浮遊する少女とかもソフィーのこと。気づいてないのは本人だけ。
- ソフィーの家で最も怖いのは灯の部屋。
- ひなたと灯は昔からの友達。ひなたは灯が女の子らしくてかわいくて可憐で、心のアイドルというか天使というか。
- アニマエール! : 第2話 「かわいいけどかっこいい」
- 宇希はよく怪我をする幼馴染みを心配している。怪我の原因は大半が人助け。こはねに傷ついてほしくないのに、本人には伝わってないっぽい。こはね自身がやりたいことができたと知って、宇希は嬉しかった。少しは自分のことも優先してくれるといいし、高校生らしく落ち着いてくれることを期待していた。
- こはねは落ち着いてなかった。ひづめと一緒にチアをやれることになり、いよいよ練習開始。
- 張り切って注文したユニフォームはそういう(夜の生活的な)やつ。こはねもこれは違うと思っていた。ひづめは紫より青。今すぐ宇希の分も注文。
- メンバー集めより先にチーム名を決め始めるこはね。今できることをした。
- こはねは気疲れでぐったり。チアやるなら元気モリモリ→今日は体力テスト→ぐったり。
- ひづめが話している傍から人助けするこはね。集中力ゼロ。
- 最初からできている人なんていない。ましてや柔軟なんて一朝一夕で進化するものでもないから、長い目で見ていけばいい。だからといって手加減するわけじゃない。
- こはねは短距離の女じゃなくて→長距離の女じゃなくて→ジャンプの女じゃなくて→反復横飛びの女でもない。「私、女なのかな?」
- 応援することには自信あるこはねはチアの女。笑顔は◎。
- こはねのチアパワーに納得のひづめ。
- こはねが落ち込んでいるのは体力テストが散々な結果だからではなくて、チアっぽいことしなかったから。ポンポンを使ったダンスや、あわよくばスタンツを一回目から楽しみにしていたのに。
- ひづめの中学時代の練習着はかわいいだけじゃなくて、お尻でも応援できるすご技デザインなわけではない。こはねもひづめにユニフォームを→チアをなめてると思われた。
- こはねはトレーニングが一週間続いて体がぼろぼろ→疲れるほどのことはやっていない。
- トレーニングばっかり→モチベーション下がる→やる気も減少→チアやめる→また一人へ。ひづめのトラウマスイッチが入る。
- 今日はチアっぽいこととして、ポンポンを作ってみる。ちょいちょいトレーニングを挿んでくるひづめ。
- チア部で作ったポンポンはいい記念になった。みんなで交換する。チア部に組み込まれていたことに気づいた宇希。
- 道に迷っている人の背中を押すのもすなわちチア。ロッカーに隠れていたこはねはチアの先輩として、チア部のアピールをすることに→時間切れ。
- こはねは宇希をチア部に勧誘するが、なかなか説得できずにいた。奇策を弄するよりも、一緒にやりたい気持ちを素直に伝えにいく。「宇希と……宇希とやりたい!」
- ひづめから宇希に、果たし状のような手紙が届く。屋上へ行くと、キメッキメのひづめがいた。
- 実際にチアを見た宇希には、分かったことが一つある。かわいいけどかっこいい。
- ひづめも宇希とチームメイトになれたらと思っている。背負うなら、大人数がいい。こはねを背負うには→スタンツじゃなくて精神的な話。
- 友達のやりたいことに力を貸すのもすなわちチア。宇希はチア部に入ることを決める。
- 宇希が渋っていたのは、ユニフォームのスカートが短いから。本当はかわいいかっこうが好きなので、ズボンの衣装はお断り。