- 球詠 : 第10球 「見せつけてやろう」
- 新越谷の一年生たちは梁幽館の選手層や応援団にたじろぐ。詠深にはプレッシャー効かなさそう。
- 新越谷は初回、珠姫のヒットと打点マニア(怜)のタイムリーヒットで一点を取る。
- 詠深は先頭打者の陽秋月をあの球で三振に打ち取るものの、強打者の中田奈緒キャプテンとは勝負を避けて敬遠する。観客の反応は思ったより大きかったが、詠深は野次が意外と気にならない。
- 希は博多区じゃなくて東区の人らしい。中田はいい人だった。
- 梁幽館も一点返す。
- 詠深のマシンバントの成果→フライになってしまった。
- 強い相手にもピッチングが通用していて、詠深は気持ちいい。
- 二回は両チームとも無得点。
- 新越谷は三回も得点できず。芳乃は采配が裏目に出てしまう。
- イエスタデイをうたって : scene 09 「クリスマス・キャロル」
- 榀子は久しぶりに浪の家にご飯を作りに行く。浪のことが大好きだし、おじさんも大好きだから、この関係を壊したくない。
- ハルは気持ちが抑えきれず悩む。そもそもあの発言が重い女っていうのを強調したことになったのではないだろうか。
- 受験が近づくと、みんな気を使ってくれて優しいよね。
- 好意のある異性と友達関係を続けるって、おかしいんですかね?
- リクオは大学一年の時、ご飯食べるお金がないからと、校庭に落ちている銀杏を集めたことがある。榀子はそれを手伝ったが、リクオは憶えていないらしい。
- 榀子は浪とクリスマスパーティーをする。よく考えたら二人きりなので、早めにお開きにする。
- リクオは福田のホームパーティーへ。榀子も来ちゃった。
- アルテ : #09 「悪童」
- アルテもヴェネツィア式の礼儀作法をユーリの家でみっちり叩き込まれた。
- カタリーナは一通りの礼儀作法を身に着けているが、両親にそのことを知られたくなくて、できないふりをしている。特に理由はないけどかったるい。とにかく面倒。休む時間が欲しいカタリーナは授業を受けずに寝入る。
- アルテは気分転換に、教会の絵を観に行く。ヴェネツィアの空気に圧倒されていたけれど、フィレンツェと同じところだってあることに気づかされる。今まで通りの自分で頑張るしかない。
- アルテはカタリーナから、人前では礼儀作法がなっていないふりをする理由を教えてもらおうとして、強硬手段に出る。理由を訊くことはできなかったが、昼寝はさせなかった。
- 親睦を深める屋外授業。
- カタリーナは料理好き。ユーリの家の厨房を借りて料理を作っている。
- 変わっていると言われたことが何度かあるアルテは、やっとカタリーナに名で呼ばれた。カタリーナはアルテを晩餐に招待する。そこでアルテの知りたいことを話してもいい。
- 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… : 第9話 「パジャマパーティで盛り上がってしまった…」
- 進級が決まったカタリナは、女性陣だけでのパジャマパーティーを開催する。ソフィアは男性だけで朝まで語り明かす男子会に興味があるらしい。
- パジャマパーティー用のカタリナのパジャマはナスみたいなのとか暗闇で光るのとかになるところだった。
- カタリナ付きのメイドのアン・シェリーは、男爵とその使用人の間に生まれた。母の望む通りに行動し、男爵に気に入られるよう従順に振る舞った。しかし火事で母が亡くなり、アンも火傷を負った。男爵はアンを政略結婚の道具として使えなくなり、屋敷から追い出した。アンは遠縁であるクラエス公爵家のメイドとして働くことになった。男爵に仕えたように、自分の意思を持たず、カタリナの望む道具であろうとした。ある日を境にカタリナが変わり、どう接すればいいのか分からず戸惑ったが、気がつけば自分の意思で自分の言葉で話すことを覚えていた。誰に対しても平等で、明るく生き生きとしたカタリナの前で、アンもただの道具ではいられなかった。アンは自身を一人の人間にしてくれたカタリナに、どこへでもずっと一緒についていこうと決めた。
- ジオルドにカタリナから手紙が届く。普段のカタリナが選びそうもない、上品かつ華やかなカード。人気のない場所へ呼び出すこの文面。もしや……→あのカタリナのことなので、ジオルドは色っぽい話ではなくきっと別の何かと考えるが、婚約者としてこのお誘いに乗らないわけにはいかないので、園芸用の鋏でも贈ることにする。
- カタリナはみんなに手紙を配っていた。今日はカタリナの収穫祭。みんなの分の作業着も用意した。
- みんなの贈り物も園芸用の鋏だった。