- 球詠 : 第11球 「これが全国レベル」
- 強引なスクイズの打球が上がる→ボールが太陽と重なって見えなくなる。
- 梁幽館は満塁の場面で中田の打席を迎える。新越谷は再び中田を敬遠する。
- 詠深は未完成の強ストレートを使い、最少失点で切り抜ける。
- 新越谷は突破口を開けず。梁幽館も詠深の球を捉えきれない。
- 中田の第3打席、詠深と珠姫は中田と勝負する。
- 梁幽館の「四番の中の四番」は強ストレートを捉えた。
- イエスタデイをうたって : scene 10 「はじまりの新年」
- 大人になって、守らなくちゃいけないものができてしまうのは仕方がない。
- ホームパーティーの帰り道、リクオは榀子にクリスマスプレゼント(フラれた先輩に押し付けられたムーンストーン)を渡す。
- 榀子は初めてのプレゼントなんて言われて嬉しかったので、お正月を一緒に過ごさないかと誘う。
- ハルはリクオの部屋の前で帰りを待っていた。新作ベーグルの差し入れ。
- リクオはハルを部屋に入れ、なんか温かいもん淹れてやる。前世紀の遺物もリクオにとっては現役。
- こうでもしなきゃ、ハルはリクオと会えない。努力しないと会えないから。重いのはわかってるけど、何もしないでじっと待つより、こうしている方が楽しい。
- リクオは榀子と二人で飲んだ後、榀子の部屋へ。緊張に耐えられなくて帰ることにする。
- 榀子は昔好きだった人の時と同じ気持ちにならないと嘘なんじゃないかと思っていた。でも人を好きになる感情は一つじゃないかもしれない。だからゆっくりでも前に進もうと思っている。
- アルテ : #10 「カタリーナの晩餐」
- カタリーナは不本意なことに、趣味をアルテに知られてしまった。晩餐に招待したのは口止め料でもある。
- 貴族は自分より貧乏な人たちと差を求める。カタリーナはそんな恥ずかしいことを人前でしたくない。
- 裕福な家の子どもは乳母が育てるのが普通。カタリーナは乳母に選ばれた料理人のボーナや彼女の息子のジモとともに、別荘地で家族のように暮らしていたが、6際の頃に乳母が亡くなり、カタリーナは家に呼び戻された。
- ユーリはアルテを信用しているわけではなく、アルテを選んだ自身の選択を信用している。
- アルテはカタリーナの家の人々がカタリーナの方を見ていないことに気づく。この家にはカタリーナのことを真剣に考えている人間が誰もいないから、この家の大人がカタリーナの幸せを決めるべきじゃない。
- アルテはカタリーナをジモに会わせようとする。中途半端なことを続けていたら、どこにも進めない。何者にもなれない。自分で決めたことなら、どんなに辛くても前に進むしかないと腹を括れる。
- ジモはボーナから、カタリーナに会ってはいけないと言われていた。カタリーナの本当の家族はファリエル家だから。生まれは選べないが、それを受け入れて前に進むしかない。ジモもボーナも、カタリーナのことが本当の家族みたいに大事だから、ちゃんと前を向いて進んでほしい。
- ソフィアはカタリーナの方を向いていなかったことを謝り、彼女を抱き締める。
- 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… : 第10話 「破滅の時が訪れてしまった… 前編」
- カタリナの悪事の数々を公のものとしようとする令嬢たち。突然としてカタリナの断罪イベントが始まる。ついに破滅フラグが来てしまったのか。
- マリアたちはカタリナがしたという嫌がらせを否定する。緻密な嫌がらせなんて単純なカタリナにできるはずがない。みんなおそらく庇ってくれてるんだけど、カタリナは貶されてる気もする。
- 最大のピンチをみんなのおかげで乗り切れたカタリナは、気が抜けたらおなか空いた。
- マリアは何かに気づき、一人で行動する。その別れを最後に、行方不明になってしまう。
- カタリナはあっちゃんから、ゲームの隠しキャラの存在とそのエンディングを聞かされていた。隠しキャラは闇の魔力を持っている危険人物。攻略が失敗すると、主人公とその友人がみんな彼に殺されてしまうひどいバッドエンド。
- シリウス・ディーク生徒会長がその隠しキャラだった。光の魔力保持者のマリアは、カタリナを糾弾していた令嬢たちの周りに漂っていた黒い霧のようなものをシリウスにも知覚し、シリウスを問い質した。シリウスはカタリナの糾弾を仕組んだことをマリアに知られ、全て忘れさせようとしたが、闇の魔法が効かなかったためにマリアを攫った。