- SCARLET NEXUS : #10 「反逆者ユイト」
- ナオミの怪異化を見たナギはその時の記憶が研究のために抜き取られていると考えられる。フブキの作戦はナギの記憶データを手に入れ、全国民にそのイメージを転送するというもの。ユイトたちはナギの記憶データを手に入れるため、再び旧怪伐軍病院へ向かう。
- ナギはこの間と様子が違う。更に強力な人格矯正を施されたらしい。
- クナドゲートとユイトの超脳力の関係が科学的に証明され、カサネは50年後のユイトの言葉が正しかったことを思い知る。ユイトを殺すしかないと考えている一方で、他に方法はないか迷っている。
- ユイトは脳のデータの採集のために解剖されかけたところをフブキ連隊長たちに助けられる。
- 反逆者となったユイトはもはやスオウに入ることはできなくなる。カレンはユイトに、トゲツなら受け入れてくれるだろうと伝える。
- キョウカ・エデンからカサネに、トゲツに行くのはどうかしらと提案がなされる。
- ピーチボーイリバーサイド : 第10話 「戦禍と恨み」
- 「西の森の魔女」ウィニーは木剣を構えているホーソンがいたたまれなくて飛んできた。天界の宝具「エア」をホーソンに届ける。もとはフラウの持ち物らしい。
- 皇鬼は「眼の力」を振るうサリーの内面を知っておきたかっただけ。あっさり降参する。
- キャロットははったりをかまして、伸鬼が壁に背をつけた状況を作り、全力でたたき込む。自分の居場所になってくれた轟鬼が取られるくらいならと欲をかいた伸鬼はキャロットに泣いてもらえた。
- 切りたいものすべてを切ることができるエアは雷神鬼轟も斬る。ホーソンは轟鬼を殺さずに倒す。
- 都合の悪いことはとりあえずはぐらかして争わない道を探そうとするサリーはサリーらしい。
- サリーは轟鬼を仲間にしようとする。一緒に旅をしようとか、そんな話じゃない。鬼として、鬼のままでも人と共存できる道を探してほしい。鬼の中にもいろいろある。絶対に分かり合えないやつもいれば、あと少しで分かり合えたやつも。轟鬼は多分分かり合える側。だから手を伸ばす。
- 轟鬼はサリーと手は組まない。恥ずかしいから握手はしないが互いのやり方で共存を目指そうと言っているらしい。
- 皇鬼は戦わずともいい戦いで伸鬼とバスゥが死んだお詫びに、轟鬼も送ってあげることにする。
- 平穏世代の韋駄天達 : #7 「業」
- イースリイとポーラは宗教国家サラバエルへ交渉に行く。本物の神様と信じてもらえた。
- サラバエル武闘派僧兵長デバン・コレダーケは出番これだーけ。
- サラバエルの土地はかつて過去の韋駄天が創った国。人間を保護するために緊急で掘っただけの地下シェルターだったので、厳しい土地に定着する者は少なかった。そこにプロンテアが現れ(リンの工事のフォローで)、この国を人が暮らすことに適した地へと変えた。
- イースリイは近いうちにゾブル帝国が崩壊することを告げる。サラバエルとホタエナの間での戦争を禁止し、両国で和平を進めさせようとする。
- プロンテアは久々に師匠と会って精神が乱れている。韋駄天たちは戦いの準備が整い、ゾブル帝国に攻め込む。
- ガチムチ4兄弟。
- 出会って5秒でバトル : 第9話 「鉄の処女」
- 啓は鈴と取り引きを交わす。
- 優利は身軽さで大神に対抗する。
- 赤チームのスパイは他にもいる。
- 啓は優利と離れた場合の代替案を用意していた。優利がいない間のパートナーは霧崎。
- 鈴は赤の幹部を一人始末するから、緑が勝ったら緑のスパイだったと魅音に証言してもらうよう取り引きしていた。これで赤が勝っても緑が勝っても生き残れる。
- 月が導く異世界道中 : 第九夜 「喰うか喰われるか」
- ザコ+こそ泥→ザ・こそ泥。
- 真はヒューマンの街にクズノハ商会を設立し、お祝いの宴を開いてもらう。
- 真は宴を抜け出し、弓の訓練を始める。そこに現れた巴と澪は取り乱した様子。真は深く集中する時、一度心を空っぽにしてから、的と自分の間にあるすべてに同化する感じで意識を散らし、もう一度再構成していた。人が己の意識を拡散させるのは死ぬ時以外あり得ないらしい。真が自殺のようなことしてたから澪泣いちゃった。
- 魔力は本来上限が定まったもの。しかし真は死んで生まれかわるような体験をしたことで、魔力量が増大していた。現在有している魔力量は女神クラス。それに伴い亜空も拡大している。この事実を例の女神が知れば、真の排除に動く。とりあえずの対策としては魔力の制御。
- 真の顔は亜人寄り。
- 娼館通りにいた真は特別なご奉仕をされそうになったところを巴と澪に連行される。二人が関係を持とうとしてきたので逃げる。
- アンブロシアの花を管理している種族との交渉のため、真は澪と二人でティナラクの森へ出かける。澪は真とお手てつないで幸せだったけれど、この時は31秒しか続かなかった。森の管理者に見つかり、とりまデス・オア・ダイになりかける。
- 真たちをつけていた冒険者の一人のイレインは娼館通りにいた人。
- 迷宮ブラックカンパニー : 第9話 「静かな砦」
- ハバキリが周囲から魔素を吸収した影響で、キンジたちは装備も失ってパンツだけの状態になり、冒険者の砦に辿り着く。
- かつて、とある英雄が相棒の魔導師と、竜にさらわれた恋人を救出に向かった。英雄は竜を倒したが魔導師の裏切りによって牢獄に囚われてしまい、恋人にも会えず、怨嗟の声を上げながら息絶えてしまった。それ以来、この迷宮では英雄の亡霊が現れるらしい。
- 一行の前にゾンビが現れる。キンジはパンツを残して消えた。壁の先には、幻術で隠されていた地下への階段があった。
- 冒険者たちは社畜ゾンビの呪いをかけられ、ポーションらしきものの製造ラインになっていた。ゾンビのささやく呪言を間近で聞くと仲間にされるっぽい。その魔力の流れは特殊な文字(日本語)で書かれた「働く心得三ヶ条」から発生している。
- 一行はゾンビに紛れ込んで仕事をしながら、「働く心得三ヶ条」を壊す隙を探る。シアがお手洗いに行こうとしたら、ゾンビに囲まれてしまった。こうなってしまった以上強行突破あるのみ。術を解くことができた。
- キンジは別の部屋にいた。一緒にいるのは昔話に出てくる魔導師の亡霊。
- 魔導師は英雄とか呼ばれている剣士とコンビを組んでいたが、相棒はすさまじく横暴なやつだった。ある日、英雄が竜にさらわれた娘さんを救出する依頼を勝手に受けてしまったので、魔導師は死にそうになりながらも竜を討伐した。全く戦わず高みの見物をしていた英雄は娘さんに粉をかけ、魔導師とのコンビを解消して娘さんにチェンジもありと言った。魔導師は長年尽くしてきた仲間への裏切りの言葉を聞いて憤慨し、結界魔法で英雄を迷宮に閉じ込めた。しかし英雄は結界を強引に解き、魔導師は逆に裏切り者のレッテルを貼られた。社会的信用を失った魔導師は奴隷同然の扱いでこの迷宮で働かされ、世のすべてを憎みながら過労で死んだ。成仏できずにいたところ、迷宮内で亡霊として復活を遂げたので、生前の苦しみを人間に味わわせてやった。
- 魔導師はキンジのレクチャーで、外の世界に打って出る決心がついた。世の中すべてに限界まで働かされる奴隷の苦しみを味わわせてやろうとしたら、世の中は奴隷同然でこき使われ限界まで働かされる社畜でいっぱいになっていると知り、思い残すことがなくなった。
- シンディ商店に無茶苦茶なクレームをつけるキンジは、ライザッハに権利を買われながらも父の店を守っていたシンディの気概が嫌いじゃないので、特別に面倒をみてやることにする。
- シンディは先日の亡霊魔導師騒動の時のポーションを会社に無理やり買い取らされていた。キンジはそれを、戦う冒険者に捧げる新感覚ポーション「デッドカウ」として売り捌く。
- キンジは軽い中毒性を持たせるため、仕上げに混乱草を使っていた。社の基準値をはるかに超える催眠効果が確認されたため、デッドカウの取り扱いが禁止になる。
- いつまでも傍にいてシンディの考える機会を奪い続ける方がよっぽど罪。キンジは果たさなければならない重大な使命があるとして、後のことをシンディに一任して去っていく。