- 吸血鬼すぐ死ぬ : 第2話 「襲撃!!フクマさん / 新横浜に花と散るらむ / 壁を叩いて殺せるか」
- 襲撃!!フクマさん
- ロナルドのもとに、オータム書店の担当編集フクマから電話。皆々様のご愛読のおかげで、「ロナルドウォー戦記」2巻が出ることになった。その原稿の締め切りが今日だった。ロナルドは原稿のこと忘れていた。
- フクマは敏腕で鳴らすオータム書店の精鋭。流派は南斗編集戦斧拳。武器は字のとおりバトルアックス。武術と武器を修めていることがオータム書店の入社資格らしい。
- フクマと会って間もない頃、ロナルドはロナ戦の執筆をハンター業の片手間ぐらいに考えていた。原稿の進みが遅れていたら、パンツ一丁になるまでチョン切られた。あれ以来フクマに逆らうまいと決めている。
- ロナルドはドラルクも巻き込んで逃げようとするが、フクマが原稿を回収しに迫る。ドラルクは物に釣られてロナルドを裏切る。ロナルドは原稿を書き上げるまでアイアンメイデンに缶詰め。
- 新横浜に花と散るらむ
- 壁を叩いて殺せるか
- 吸血鬼にとって最も美味なのは、うら若き処女の生き血。最近牛乳ばかりのドラルクはそろそろ活きのいい血が恋しい。キレイなうなじの女の子にガブッといきたい。
- 神奈川県警吸血鬼対策課のヒナイチがドラルクを調査しに来る。ドラルクは人身を害するような危険思想をついさっき口にしていた。あんなの聞かれたらとばっちり食って営業停止。ロナルドはドラルクがヒナイチと会う前にドラルクを殺そうとする。
- 退治人壁ドン→壁に伝わる振動でドラルクを殺せ……なかった。退治人16ビート地団駄→床に伝わる振動で殺す必殺技もダメ。ジョンににんにくを塗って退治人スローイン→ジョン戻ってきた。
- ドラルクはヒナイチと出くわし、ガブッと……いかない。女性に対して当然の礼儀を示す。ヒナイチは日を改めて調査することにする。
- 襲撃!!フクマさん
- ジャヒー様はくじけない! : 復興計画その10 「魔法少女は負けられない!」
- こころは道に飛び出してしまったところを魔法少女に助けられる。こっちの魔法少女も片手ダンプ(トラックかも?)の君。
- ジャヒー様はこころが魔法少女と会ったことを知る。魔石だけでなくこころの心まで奪われそうになったので魔法少女に張り合い、真の姿をこころに見せる。大きな石を持ち上げたり、魔法を使って見せたり。
- 思わぬところで魔力を使ってしまったジャヒー様はバイトを休む破目になる。
- 電話対応も上手くなったヒーちゃんはバイトリーダーどころかバイトマスター。バイトは相変わらずヒーちゃん一人しかいないんだけど。
- ジャヒー様は魔界のだれもが畏れ、敬い、かしづく存在。魔石を集めるため、生活するためにやむを得ず働いているのであって、人間にへらへらする必要はないのに、体が勝手に愛想を振り撒いてしまう。まるで店長に操られているかのよう。
- 店長「ヒーちゃんがたくさん笑うようになったのはきっと、働くのが楽しいからじゃないかしら。今日もたくさんのお客さんを、ヒーちゃんの笑顔で迎え入れて、たくさん笑顔にして、知らず知らず、それに喜びを感じているんじゃない?じゃないと、あんな素敵な笑顔出来ないもの」。
- ヒーちゃんはバイトが楽しい……わけないらしい。魔石を集め、魔界を復興した暁にはすぐに辞めてやるつもり。
- ジャヒー様は魔法少女こと神宮きょうこを尾行する。魔石の影響をもろに受け、身も心も弱り切った魔法少女から魔石を奪い返し、完膚なきまでに叩きのめす作戦を実行していた。
- 「まおう。」の傘がある。ジャヒー様はきょうこの通う学校へ入る。
- 幸か不幸か。きょうこは度重なる不幸に見舞われても堪えている。
- ジャヒー様は保健室で横になっているきょうこに襲い掛かろうとしたら、きょうこが起きていたのでビビった。
- きょうこの方はあの時の子が魔石を引き受けてくれた礼を言いに来たと思っている。今日もこうして一身に不幸を受けたことで、誰かが不幸に遭わずに済んだと思うとゾクゾクする。
- 他の誰かが不幸な目に遭い涙を流すのはもう見たくない。だからきょうこは魔法少女になった。集めた魔石はいずれ破壊するつもり。今にも誰かに不幸が迫っているのを感じて、魔法少女に変身して魔石を回収しに(不幸を受けに)行く。
- ジャヒー様は女子生徒に見つかり、変なTシャツ+変わった髪型+強気ちびっ子の迷子扱いされる。