終わるの4つ。
- 大正オトメ御伽話 : 第12話 「春ノ嵐」 (最終回)
- 夕月は珠彦から不器用な優しさを与えてもらい、いつでもぽかぽかと温かい気持ちに包まれていた。そんな珠彦に気持ちを伝えてみようとした。いつもなら言いたいことなんてすぐ出てしまうのに。言葉を飲み込みすぎて苦しくなってきたので、お手紙で伝えようとしても、結局本当に伝えたいことは書けなかった。なんとしても生き延びて、珠彦に会うことを願う。
- 目を覚ました夕月は、珠彦が大好きなので接吻してしまった。ここは家じゃない→今更恥ずかしがっても遅い。
- 珠子と綾も仲良くなれそうやね~。
- 珠彦たちはしばらく東京に残り、叔父の仕事を手伝う。
- 一ヵ月後、珠彦は夕月たちから誕生日をお祝いしてもらう。
- 人はどんなに絶望にたたきつけられても、誰かが支えてくれたらまた立ち上がることができる。珠彦も人のために生きられるような人間になりたい。しかしそれを成すには、まず夕月を大切にすべきというのも学んだわけで……。
- 異世界食堂2 : 第12話 「ロースカツ / ビュッフェ」 (最終回)
- ロースカツ
- ねこやではアーデルハイドとシャリーフの結婚を祝う二次会の準備が進められていた。アルトリウスはドヨウの日の食事が終わったら、そこで先に失礼するつもり。
- ねこやに老婦人のヨミがやって来る。アルトリウスとは10年ぶりくらいの再会らしい。
- 70年ほど前、ヨミはアルトリウスと共に旅をしていた。魔物を葬る日々を送っていたら、邪神によって異世界(こっちの世界)に飛ばされた。そこで先代店主のダイキ(山方大樹)と出会い、異世界での人生を歩んできた。
- ヨミの好物もロースカツ。
- ヨミは店主のばあちゃん。
- 店主はヨミから、ねこやの正面の扉のマスターキーを渡される。その鍵には異世界食堂を終わらせる力が宿っている。
- 店主は異世界食堂を終わらせない。ここを続けるのはじいさんの頼みだから、元気なうちは畳まない。
- ビュッフェ
- 二次会にはたくさんの常連たちが集まる。
- ラナーは兄君の挨拶中にお腹が鳴ってしまった。
- 新郎新婦がお祝いのケーキにナイフを入れる習わしがあるのはこっちの世界だけでしたか。
- ハインリヒもサラにプロポーズする。場の空気に流されたらしい。アレッタは二人が結婚したら向こうでのお仕事がなくなっちゃうので、待ったをかける。サラは二番煎じもいいところなハインリヒと結婚するつもりはない。
- アレッタは皆さんを見て思った。おいしい料理って、国や種族を飛び越えて、みんなを笑顔にするんだなって。ねこやに来るまで、お料理にこんな力があるなんて知らなかった。大切な場所を見つけられて、とっても幸せ。
- ロースカツ
- 海賊王女 : 12. 「選択の巫女」 (最終回)
- コーディもフランツも、フェナがこの地に立つまでのすべての要素。巫女の血筋と命を管理し、この場に導く者。
- フェナの旅路にあった痕跡と思念は、先代の巫女ジャンヌ・ラピュセルのもの。フェナは選択の巫女としての素質が備わっていることを証明された。
- 選択の巫女の役割は破壊と創造、あるいは継続の選択。世界を壊すのか残すのかを選ぶこと。文明の寿命は今なのか、それとも遠い未来なのか、それを見極めること。巫女はこの選択から逃れることはできない。
- 選択の後、役割を終えた巫女はすべての記憶を失う。破壊と静観、どちらを選んでも巫女の心は壊れてしまう。それはエデンにとって好ましくない。
- フェナは雪丸や仲間たちを思いながら選択をした。
- オットーとサルマンが懐かしい。
- どんなに時間が流れても、たとえこの身が滅んでも、この気持ちは変わらない。雪丸はフェナを愛している(ちょっと恥ずかしそうに)。フェナはずっとその言葉を聞きたかった。
- ジャヒー様はくじけない! : 復興計画その20 「ジャヒー様はくじけない!」 (最終回)
- ジャヒー様は疲れを癒やそうとしていたところを大家にたたき起こされ、「まおう。」へ。店長たちがヒーちゃんのお店独立をお祝いするパーティーを企画していた。ジャヒー様はすっかり忘れとった。
- 魔王とスーもいる。スーは店長の近くにいればはっきり姿を現せることが分かった。暇だから飾りつけを手伝ったというスーちゃんはヒーちゃんのために一生懸命頑張ったらしい。魔王は相変わらず食いまくっている。
- 店長ときょうこはしんみり。ジャヒー様も寂しいところがある様子。
- ドゥルジがお店の物件の見積もりを持ってくる。ジャヒー様は普通に金が足りないので、この件をドゥルジに任せることにする。
- ジャヒー様はまたしばらく「まおう。」で働いてやらんこともない。独立おめでとうパーティーは「おかえりヒーちゃんといらっしゃいスーちゃんパーティー」に変更される。
- ドゥルジの店が大成功したことは言うまでもない。ただしジャヒー様はそれを知らなかった。
- 商店街の夏祭り「天魔祭」。
- こころはこれから神輿を担いで商店街を一周する。祭りを知らないジャヒー様はめんどくさそうなので買い物して帰ろうと思っていたら、こころが差し入れもらうのを見たり、神輿を担いだら賞品がもらえると聞いたりして、おこぼれ目当てでちょこっとだけお神輿とやらを見ておこうとする。
- こころと同じクラスの佐藤君と森君は前に会った変なやつ(ジャヒー様)をちんちくりんとバカにする。ジャヒー様はこころも侮辱した二人を許せなくなり、神輿を担いで二人をぎゃふんと言わせてやろうとする。
- 商店街のみんなから声援を送られ、ジャヒー様は魔界にいた頃のように讃えられている気分になる。
- 今年一番頑張った子はジャヒーちゃん。子どもだったり大人だったり、子どものふりした大人だったり。
- サルワは自身の力でジャヒー様を倒そうとしていたら、店長と再会する。店長と一緒にお祭りを楽しむ。店長からさっちゃんとあだ名をつけてもらう。
- さっちゃんはりょうちゃんと一緒に太鼓を叩く。大家に対する認識がチンピラから姐御に変わる。
- さっちゃんはサンバのパレードにも参加する(おっさん魔法少女もいる)。ジャヒー様に出くわして、本来の目的を思い出す。お祭りじゃからって浮かれ過ぎと、浮かれているジャヒー様に言われる。
- 一同揃って花火を見る。
- ジャヒー様は何か忘れとる気がする。