- ビルディバイド -#000000- : #11 「裏と表」
- 新京都は仮想都市だった。市民は「樽」に接続され、意識を信号化して新京都へ送信される。市民の脳機構はサーバーの演算に使用されている。「樽」に繋がれている生命体の中からビルディバイド能力を高く持つ者をメインCPUに据え、都市を安定して運営するためにプログラムと融合させている。新京都の王とはメインCPUとして据えられた生命体およびプログラムのこと。リビルドバトルはビルディバイド能力の高い者を見極める戦い。CPUの交換を迫られる度に実力者を募り、王へと辿り着いた者を勝敗に関わらず次のCPUに据える。そうしてプログラムを更新し、新京都を維持している。
- 照人が王戦に勝った後、生命体を入れ替えなかったため、再びリビルドが行われた。そこで王に勝ったのが菊花だった。
- 一度は「樽」から出た照人は新京都へ戻った。菊花を倒すためではなく、菊花に謝るため。
- ディープインサニティ ザ・ロストチャイルド : #11 「Revolution」
- 時雨は死んだ……と思ったら、除隊を言い渡された翌日をもう一度体験する。あの器があるということは、あれは夢ではないらしい。
- 時雨は密偵がナディアに殺害されるのを阻止する。
- ヴェーラはソールヴァイ・スヴェーエン局長補佐を使って上層部の情報を仕入れ、自らの計画を承認させることに成功した。逆にソールヴァイはヴェーラを利用し、出世のためにヴェーラの作戦承認のフォローをした。密偵は二人の仲介役をする一方で、情報をアイスマン教授に売っていた。教授の説く六度目の生物大量絶滅の鍵を握っているのが「神の子」。
- 時雨は一個人としてヴェーラたちについて行く。しかし今回も死んだ……と思ったら、除隊を言い渡された翌日にまたまた戻って来る。
- 時雨は小隊より先に行動し、エルシーを逃がそうとする。時雨にはエルシーを殺せない理由がある。エルシーを殺したら隊長も消える。
- 今回も失敗した。そしてまたまたまた戻って来る。
- 真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました : 第12話 「別れ道」
- 今の勇者が持っている聖剣は初代勇者の剣の模造品。勇者も模造された聖剣と同じく、初代勇者の魂を神が複製したものらしい。
- レッドたちはアレスと再会する。アレスはギデオンを殺してでもルーティを魔王討伐に連れ戻そうとする。
- 英雄とは加護の種類のことを言うんじゃない。加護を宿す人のことを言う。
- 勇者とは在るのではない。勇者で在ろうとする者こそが勇者たり得る。
- ゴドウィンも悪党だが、自分を悪党だと思っていない悪党だけは許したことがない。
- アレスはレッドに討たれる。シサンダンはルーティに仕留められるも彼女をセイクリッドアベンジャーに触れさせ、最低限の目標は果たす。
- ルーティがレッドに斬りかかる。ティセは自ら盾となってレッドを守る。
- 最果てのパラディン : 第11話 「絶望の谷」
- ウィルはエセルと神殿からの正式な許可を得て、ビースト・ウッズに蔓延るデーモンや魔獣を退治する活動を始めた。比較的安全になった地域には、貧しい村々に必要な人材や物資を運んだ。村同士の揉め事の仲裁もした。
- 人を笑顔にして、希望を与える。金の力は魔法以上に魔法みたい。ウィルはガスの言っていたことがようやく分かった。
- 西を探りに行ったパーティが帰ってこない。捜索に出たウィルたちはパーティの遺体を確認する。谷の奥の方へ装備が散らばっていた。それを辿っていくと、遺体の頭部があった。しかしそれは罠だった。魔獣たちが一行を囲む。
- メネルがやられた。激昴したウィルは魔剣の性能に任せて魔獣を切り刻む。
- ウィルが間違っていたのは戦術ではなく戦力の算定。この世界でウィルの強さは常軌を逸している。
- ウィルは対等な仲間がほしかった。あの三人みたいに背中を預け、支え合い、尊敬し合うような仲間が。無意識のうちにメネルにそれを強いていたのかもしれない。ウィルは自分の強さを認めたくなかった。独りが怖かった。