オンライン依存性症候群

洋楽(以前は全般、次いでSmooth Jazz、最近はCafé Del Mar)とアニメが好きな人が、ネットレーベルの運営と音楽活動をしながらネットレーベルを旅していました。今はネットレーベルの運営を継続しつつアニメを観て、ここにその記録を書き記しています。

日曜日の視了 午後の部

終わるの1つ。

  • まちカドまぞく 2丁目 : 第12話 「闇夜の儀式!まぞく新たなる仲間!」 (最終回)
    • 「前回までのあらすじ ミカンさんの呪いを根本的に解決したい!」
    • シャミ子が見つけた柔らかぬるいものは桃の右腕。視界の悪さはミカンのエーテル体に溶け込んだ呪いの成分のせい。勘でワープするのは難しそうなので、問題のありそうな個所を目視で探す。シャミ子は桃のおなかが気になる。「桃の調子は大丈夫そうですか?おなか出して冷えませんか?」→桃は薬が死ぬほどまずかった以外は平気だけど、この方法は何度も使えない。闇堕ち薬は耐性がつくから何度も飲むと効かなくなるのと、おぐラボから開発費*1を請求されるのとで。「いろんな意味で、今回失敗すると非常にきつい」。
    • シャミ子は進む方向を決める→方向決めの杖。桃「大丈夫?その方法で本当に大丈夫?」→シャミ子「気休めです」。おやつタイムの杖もある。桃は今は気を抜けないから後でいただくことにする。
    • ミカンが見えた。シャミ子はミカンのもとに向けて走り出し、尻尾紐で一時停止させられる。桃「不要に近づくのは推奨しない。この前言ったでしょ。よ~く観察して」→シャミ子「よ~く?」→桃「あれを見てどう思う?」→シャミ子「ミカンさんがかわいい」→桃「不正解。まぞくは死にました」。
    • 特濃の黒い霧がミカンの周りを覆っている。ミカンを守る力場の本丸らしい。桃「まずは遠くからコミュニケーション取れるか試してみて」→シャミ子は危機管理フォームになり「エクスキューズミー。あいわんびーゆあふれんど!うぃーあーざわーるど!あいはばかしおーり!」→桃「なぜ英語を選んだ?」→シャミ子「外国由来の方だから」。
      • 「まぞく名物 まぞくの夢オチまんじゅう」。
    • 桃が時間を稼ぎ、シャミ子が説得を試す。今のウガルルは依り代をなくして存在が溶けちゃった状態で、視覚も聴覚もなく、よその魔力の気配で反射的に二人を襲っている。霧を全部散らそうとすれば、寄生されたミカンの魔力も削れる可能性がある。
    • 子桃の夢の時はドロドロの掃除も上手くいったのに。シャミ子は溶けたものを固める武器を作る。天沼矛→泡だて器。桃「それ、でっかい泡だて器だよね?」→シャミ子「混ぜものはこれが最適解!これでこの霧の存在を固めて、ミカンさんと分離します!」→桃「大丈夫?その見た目で本当に大丈夫?」
    • シャミ子が天沼矛(まぞく仕様)をぐーるぐーるすると、霧がまとまってきた。女の子の姿になる。シャミ子は魔力を使い過ぎて倒れる。ミカンのこととウガルルの説得を桃にお願いする。桃「分かった。なるべく頑張る。休んでて。トーク苦手なんだけどな……もし無理だったら肉体で語り合っていい?」→シャミ子「なるべく回避せいっ!」
    • ミカンの代理で来た交渉役の桃はウガルルと話し合いたくて、お菓子を差し出す。ウガルルは座ったと解釈されていいらしい。
    • ジェットストリーム既読無視。杏里はミカンから返事がなくて心配になり、ばんだ荘へやって来る。ミカンの家に入ったら→廃墟に死屍累々。サイコ案件ではなく、夢にダイブ中。
    • 桃はウガルルを分析する。『長めの爪。リーチは剣より短いけど、飛び道具もあるかも。足元の霧の動きが読めない。相手の間合いに、ミカンが居るのが嫌だな』→リリス「桃よ、先ほどから殴り合い前提の分析をしてないか?」
    • リリスは何か危なっかしい桃に、よりチケたんまりを条件にアドバイスしてやろうとしたら、来客フラグでマイクオフ。ウガルルは桃から殺意を感じる。桃は一瞬ホッとした自分が憎い。
    • ウガルルは肉を所望している。桃「シャミ子、肉の杖とかはある?」→シャミ子「やってみます……」→シャミ子は ナンカトの杖を 天にかざした!→しかし MPが たりない!→シャミ子「すみません。今……肉はキツい。お粥の杖とかなら出せそうですけど」→桃「あ……うん……ごめん、無理しないで」。
    • 桃は単刀直入にウガルルに問う。「ミカンの心の中から退去することは可能?」→ウガルル「お前、言葉難しい。簡単な言葉で話せ!」→桃「お前 ここ早急に出て自由の身 要求これのみ ミカン悩みなくなり オレたち皆パーリー」→シャミ子『桃……ラッパーみたいになってます』。桃「この世で一番簡単な言語は肉体言語」→シャミ子「貴様諦めるな!頑張れ!」
    • ウガルルはミカンを守るために作られた。仕事が自分を固める理由。呼ばれた時に依り代が壊れたけど、ミカンの心の中なら体がなくてもミカンを守れる。外が見えないから、ミカンの心が震えた時に全部攻撃。「ミカン安全、オレ偉い!オレできる子!」→桃「ダメなんだよそれじゃあ!」
    • ミカンは今までずっと、ウガルルのやることに困っていた。感情が動く度に周りを攻撃してしまって、抑えるのに苦労していた。かなりお困りだったってこと。桃「ついでに言うと、私もだいぶお困りだった!姉がミカンのために作った、『キツめの呪いを笑える感じにする結界』のせいで、こっ恥ずなコスプレを何度もさせられて……なのでいったん被害者代表である私にも謝ってくれるかな!」→シャミ子「桃……そこを言い出すとややこしくなるので、いったん後で」。
    • ウガルルは仕事ができていなかったのではなく、やり方が悪かった。ミカンを困らせるのはよくないので、溶ける前に出て行くことにする。桃「分かってくれてありがとう」→ウガルル「んがっ!オレ使い魔。ありがとう言われるの好き。初めて言われたけどな」。
    • 桃が思っていたより上手くいったものの。依り代もなく、役割もないウガルルは存在の根拠もなくなり、世界から消える。心も魂も持っていない使い魔が消えるのは普通のこと。
    • シャミ子「待て待て待て!その結末はダメです!消えるなんて絶対ダメ!ありがとうって言われるのが好きなくせに、心が無いとは何事だ!」さっきまで寝ていた自称・闇の女帝にして自称・この町のボスが興奮している。桃もウガルルが消えることに納得できない。
    • 使い魔の役割への執着が消えたからか、ウガルルは崩れ始める(ぐも…ぐも…)。心が無いと言っていたわりにはめっちゃ心折れてる様子。溶ける前に出て行こうとしたら、ミカンが混沌を羽交い絞めする。ミカン「さっきから聞いてれば……人の気持ち勝手に推し量って凹んでるんじゃないわよ!」グモグモしたウガルルは持ちづらいらしい。
    • ミカンは半覚醒の状態。外の世界に急なゲスト(杏里)が来たので、リリスはミカンを半分だけ起こすのに協力してもらった。
    • ミカンは雇い主としてウガルルに命じる。凹んでないでもう一度やり直すようにと。「はっきり言って怒ってるわよ。すっごい大変だったんだから。だからこそ、一回失敗したくらいで心折れて消えるなんて、そんな楽ちんな生き方、私が許さない。それにね……私、大失敗しても、この町の友達に受け入れてもらえたの。だから、貴方ももう一度頑張りなさい」→ウガルル「そっちの桃色はどうしよう?さっき謝罪を要求された」→ミカン「あの子は器のデカい魔法少女だから忘れて大丈夫よ」→桃「え?ちょっと」。
    • ウガルルはもう一度頑張ることにする。外の世界(現実世界)なら、ウガルルの仕事があるかもしれない。ウガルルを現実の世界に正しく召喚し直して、新しい仕事を与える。題して「多魔市でウガルル再雇用プロジェクト」。
    • シャミ子起きる。「杏里ちゃん、よく来てくれました!大変ありがたい!ついでに今から、新たなる命の召喚を手伝ってください!」→杏里「よっしゃ任せろ……じゃねぇよ!意味わかんねぇし!やべー事手伝わせようとしてるじゃん!さすがに説明してくれよ!」
    • プロジェクト会議が始まるのだ。みんなで知恵を絞るのだ。
    • ウガルルは10年の召喚のせいでバグった状態で生まれ、この世で安定できなかった。「オレが呼ばれた時、魔法陣ちっさくてぐちゃぐちゃだから、命令よく分からない。依り代もしょぼくて馴染まなかった。一番キツかったの……お供えの唐揚げ、魔力スカスカな上にレモンくさかった!」→うがるーっ!!→ミカン「なんか……実家の味がごめんなさい」→ウガルル「お供えは契約の挨拶。ゲロマズだと、腹に力入らない。肉にレモンあり得ない!」
    • 使い魔というのはざっくり言うと、簡単なプログラムを組んだ魔力の塊に肉体(依り代)を与えたもの。作るにもそれなりの素養と技術が必要なのだが、陽夏木の家はその辺が足りなかった。そして宿主ミカンの質のいい魔力で、使い魔と呼べないぐらい強力で複雑な存在になってしまった。杏里「ミカンがウガルルちゃんを育んだのか~。それってほぼママじゃん!面倒見てあげないとね」→ミカン「ちょっとやめてママはやめて」。
    • ミカンはウガルルを助けたい。あの子のことをひどい子だと思っていたけど、そうじゃなかった。変な生まれ方をしたのに必死で頑張っていたウガルルに、外の世界でもう一度新しい生きがいをあげたい。桃「今のウガルルを正しい召喚方法で呼び出し直せば、この世に安定して存在できるようになる……はず」→杏里「分かった。手伝うよ!眠いけど」→桃「今、ウガルルはミカンの心の中で根性で存在を保ってる。今夜中に終わらせよう」→杏里「あっ、徹夜?徹夜になる?」
    • まずは必要なものと手順をリストアップ。こういうのに詳しいのは→あの人。みんなで〇〇(小倉)を呼んでみよ~う♪→天井裏からしおん来る。桃「きわめてクオリティの高い等身大依り代を作りたい。最高の材料を考えて」→しおん「予算青天井なの!?億行っていい!?」→桃「ばかやろう」。杏里「色々となんでだよ」→シャミ子「あ……すみません。なんか慣れちゃって」。
    • あーだこーだなんだかんだ。わいわいワイワイ。
    • 質のいいよりしろ+正確な魔法陣+魔力を含んだうまいメシ(お供え)。しおんはウガルル召喚の計画ができた。千代田(姉)さんの遺したメモにだいぶ仕上げてあったから。桜も途中まで同じ計画を立てていたっぽい。溶けたウガルルを固められなくてペンディングしていたみたいだけど。ミカン『壁紙に直接書いてる……』→杏里「ねーここ借家?」→ミカン「言わないで……今私が消耗するとウガルルが消えちゃう……」。
    • しおんから残念なお知らせ。必要なものを今夜中に揃えるのは無理。契約用のお供え料理が作れない。上質な魔力料理でもてなすのが使い魔との契約の作法。でも、腕のいい料理人で魔力料理が作れる人なんてめったに居ない→シャミ子「あ、バイト先の先輩が作ってたかも」。魔力料理には質のいい肉も必要→杏里の家が精肉店。依り代の材料に幻獣の尻尾の毛もたくさん必要→シャミ子のバイト先の店長が動物系まぞく。依り代の材料の「上質な霊脈の土」が少し足りない→シャミ子は千代田桜の隠し泉に行った時に登った山の土を持ち帰ってきている(まぞく初勝利の思い出に)。これなら今夜中に儀式ができる。しおんはシャミ子に付きまとってよかった。
    • 夜も更けてまいりました。シャミ子はビカビカー!ないい鶏肉をあすらへ持って行く。リコはこの町に来はる新しい子のために丹精込めた究極の唐揚げを作らせていただく。「生涯最高傑作や!常人が食べたら昏倒するほど濃~い魔力練り込んだの!」→シャミ子『逆に大丈夫でしょうか……』。
    • 目隠しされて拘束される白澤。「僕は今から何をされるんだね?」→リコ「人助けにマスターのケツ毛がぎょうさん必要なんやて」→白澤「リコ君、綺麗な言葉を使いたまえ。僕、尻尾の毛は自分で毟れるよ」→リコ「マスター腰やらかしとるやろ。痛めるかもしれん。ウチがやったる」→白澤「拘束の必要性を説明したまえ」→リコ「ウチ、マスターのこと大好きやからいろんな顔が見てみたいの」→白澤「リコ君、その感性については後で話し合おう」→シャミ子「ちょっと分かります」→白澤「優子君っ!?」
    • マスターが尻尾の毛を毟られている間、綺麗な菊の花の絵をお楽しみください。
    • シャミ子は魔力料理&幻獣のケツ毛をいただき、ばんだ荘へ戻ってくる。巨大魔法陣ももうすぐ完成。体育祭メンバーの人たち(南野さん+落合さん+永山さん)も来てくれていた。良子も動員されていた(眠そうだししおんのこと知らないし)。
    • よりしろ職人が依り代を作り上げ、用意するものが揃う。魔法陣を起動するのはシャミ子。桃「新ウガルルはまぞくだから、闇属性の武器がいい。魔力は私が補うよ。私、まだシャミ子の眷属なんだよね。ぎりぎり闇堕ち薬の効果が残ってるから」。シャミ子は危機管理フォームになり、ずるい武器を出して「ウガルルさん……かもーん!」
    • 儀式は成功した。ウガルルの新しい仕事は、この町でウガルル自身のやりたい仕事を見つけること。ウガルル「仕事見つける仕事……?困る……またバグりそう」→ミカン「そこを頑張るのが人生なのよ」。
    • ウガルルがミカンからなるべく遠くに住む所を探しに行こうとするので、ミカンはストップかける。「一旦やりたいこと見つけるまでうちに居なさい!10年も心の中に居たんだから、あと10年20年居座っても誤差よ誤差!あんたは今日から私のファミリー!いい?分かった?」→ウガルル「おう、分かった……」。
    • ウガルルはミカンに整えられてさっぱりした。「ボス、何かやることくれ」→シャミ子「ボスはやめてください。あの時は勢いで……」→ウガルル「ミカンから聞いた。お前、ミカンのボス。お前、人集めて俺を助けた。お前いないとできない事沢山あった。だからお前ボス。俺認めた!尻尾はしょぼいし、なんかちっこいけどな」→シャミ子「貴様、小さいはNGだ!」
    • 桃「ボス、次のご予定は?」→シャミ子「貴様バカにしてるだろう」→桃「バカにしてないよ。シャミ子のお陰で居場所を見つけられた子が居る。やり方は間違ってないと思う」→シャミ子「後から考えると行き当たりばったり過ぎて尻尾の毛がよだちます」→桃「いいんじゃない?姉のやり方とちょっと似てきたよ。なんかちっこいけどね」→シャミ子「やっぱり貴様バカにしてるだろう」→桃「バカにしてないよ」。

*1:研究費 1,800 / 調剤・技術料 3,000 / 研究中飲食 120 / 材料費 7,284,000 / 容器代 680 / 友情割引 -10 / 合計 7,289,590 / 備考 : 霊水・ピンクヒスイは依頼者から提供