- 異世界薬局 : 第7話 「影のない少年と異端審問官」
- 白装束集団の正体は、神術で不正を行う異端者や各地で害をなす悪霊を排除する異端審問局の審問官だった。ファルマは悪霊と見做されるも、悪霊じゃないので対悪霊神術陣は効かない。審問官が滅殺しに来ても、相手を傷つけない程度に対抗していたら、今度は薬神認定される。
- 大神殿異端審問官を率いるサロモンが戦闘時の落馬で骨折していた。ファルマは外科的処置は専門外なものの、薬師も医師も関係ないので、その場で応急処置をする。
- 数か月後、異端審問官から帝都教区の神殿神官長となったサロモンが異世界薬局へ挨拶にやって来る。ファルマの傍にお仕えするために、数々の手続きを経て叙任されたらしい。ファルマは詳細を聞かないでおく。
- サロモンは守護神殿に伝わる秘宝の一つ、薬神杖を持って来た。人間には不可能な出力の神力を杖に注ぎ込めば空を飛ぶこともできる。薬神杖は現世のものにあらず、この世ならぬ守護神のみが扱うもの。人の手が触れることはできない。
- 神力を抑える護符を帯びていれば、ファルマの不都合な状態をごまかすことができる。ファルマは薬神杖より護符の方が助かる様子。
- 異端審問局とのゴタゴタが片づいたファルマにとって次なる問題は薬師ギルドのしがらみ。ファルマは平民の薬師が新薬を扱える調剤薬局ギルドがあればと、薬師ギルドとは別のギルドを作ろうとする。ギルドができれば加盟する店はきっと出てくる。まずは枠組みだけでも用意しておこうと。
- 咲う アルスノトリア すんっ! : 第7話 「ノ~ノ~ノ~」
- ピカトリクスは倫敦の新聞に記されていた流行の髪型を再現しようとしていた。髪の毛を縦に長く巻くか、高く盛るように結うのが淑女の間で人気だと。礼儀作法に教養を兼ね備えたセレクトたるピカトリクスに必要なのは最新の髪型だけ。
- メルと小アルベールの髪では圧倒的長さ不足。大きな羽飾りの帽子ならできちゃいそう。
- 鳥を探しに行くより来てもらおうと、巣箱を作って設置する。残念ながらそんなすぐ入ってくれるわけなかった。
- 巣箱の一つに鳥がいた。ソローに名前を聞くと、これはアオカンムリハネナガインコ。
- いなくなったということは、きっとお友達と会えたということ。
- ピカトリクスの髪を特盛りにして、アオカンムリハネナガインコの羽根を飾る。
- 倫敦の流行りというのも昔の話だった。アブラメリンはいつものピカトリクスの方がずっとまし。
- 咲う アルスノトリア すんっ! : 第8話 「わ―――――」
- 教室棟へ向かう途中、小アルベールがいなくなった。
- 小アルベールは光の輪を辿っていたら、アルスノトリアがビスケットをあげている鳩を見つける。不思議空間が閉じて緊急事態。風があるということは隙間があるっぽい。
- 壁がわぁ~って、わわわわ~なのであります。リデルは壁の奥底深くから謎の叫び声が聞こえた。
- 小アルベールは崖の中に出て落ちかける。みんなに救われて安堵。
- アオジロクヒカールキノコ。タベタラシタガアオクナール。タベタラハナガヒカール。
- シャドーハウス 2nd Season : 第7話 「個別捜査」
- ルイーズはケイトに頼まれ、すす能力の情報を集めに聞き込みを始める。
- 顔のないシャドーがお披露目に受かって、顔つきの成人したこどもになる。お呼ばれされると大人になり、おじい様と共にある棟で暮らせる。お呼ばれされるかは自分しか分からない。おじい様と共にある棟へ行ったシャドーのことは口にしないのもルール。大人になった者はこどもたちの棟に戻って来ない。
- 肘関節屈曲式上腕負荷増幅機もオリバーの発明。
- 生き人形も疲れる。顔を大切に扱うとはそういうこと。
- パトリックは館の同期関係を調べる。ウィリアム班長やヘンリーに話を聞くと、二人は同期。パトリックも知っている者で言うと、バーバラとマリーローズも。こどもたちの棟では一番の年長者。
- ジョンがしょんぼりしていた。ケイトとの婚姻の申請もしていないのに騒ぎ立てていたら、星つきに怒られた。
- 婚姻は大人にならないとできない。こどものうちにできるのは申請することだけ。この制度の重要な部分は、必ず大人になるという覚悟。婚姻を申請しておいて片方が処分されたなんてことになったら嘲笑の的。
- お披露目の際、パトリックは生き人形に内面があることを知ってしまった。パトリックはエミリコを好きになってしまった。