1
- 虫かぶり姫 : 第9話 「真珠姫からの手紙」
- 聖夜の祝宴が終わるまで王宮に滞在しているエリアーナは慣れない問題を抱える事態になっていた。エリアーナの課題は、ドレスや装飾品を扱う商会の中から次期王太子の妃御用達候補を決めること。
- アンリエッタ・ミラ・アッシェラルド王妃は社交の面に於いて遅きに失した感があるエリアーナを厳しく指導する。正式に成婚の日取りが決まった以上、次期王太子妃に今までのような甘えは許されない。
- 現在のサウズリンド王家が抱えている問題は直系の跡継ぎがクリストファーだけということ。アンリエッタも側室を差し向けられそうになったことがある。それが王家に嫁いだ女性の宿命でもある。エリアーナに足りないのは王家の人間に嫁ぐという覚悟。
- ミゼラル公国のミレーユ公女は、その美貌と才智から「真珠姫」とも称された。幼い頃からクリストファーと交流があり、かつては婚約者候補とも言われていた。国内の貴族へ嫁ぎ、公女の位から降りたものの、それから2年足らずで夫を亡くした。
- ダウナー夫人とその娘マティルダのドレスのデザインはエリアーナの発言が基になっていた。これはつまり、エリアーナの情報を漏らす者がいるということ。
- 悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました : 10 「悪役令嬢の愛は届かない」
- クロードが記憶と魔力を失ったことを民衆へアピールするために、視察が決定される。セドリックとリリアもそれに同行するとのこと。視察を計画したのはリリアらしい。クロードを捜して森から出たと思しき魔物が街で見かけられた情報もある。視察で起こるのは魔物関係のイベントか。
- アイリーンはクロードのもとに通い、婚約者アピールを続ける。ちゃんとした片思いって初めて。悪くないとは言ったものの、本当は辛かった。
- アイリーンが魔王城に帰ると、「聖と魔と乙女のレガリア2」の正ヒーローであるオーギュスト・ツェルムが魔香を巡ってセレナと言い争っていた。何かしらの後ろ盾を求めて皇都へ来たセレナは、権力のある相手に取り入ろうとして、セドリックの愛妾の座を狙っている。
- クロードの視察に同行するのはリリアだけになる。アイリーンは馬車を警護する騎士見習いたちの隊長(アイリ・カールア)として、視察に潜り込む。
- 現れた魔物がアイリーンを消そうとしてくる。魔物は魔王の心と通じている。アイリーンはクロードが自身を魔物に始末させようと思ったと考える。
- うちの師匠はしっぽがない : 第十話 「何でアテはあかんのか」
- まめだの次の試練の相手は圓紫。弟子の圓雨は師匠の言っていることを先読みできる。師匠のことが大好きなら当然らしい。
- 圓紫の試練は前座噺の寿限無を一週間で覚えるだけ。一言一句間違いは許されない。お手本は今からやるのと四日後の二回のみ。
- 圓紫が高座にかけるネタは磨き上げた数席のみ。一言一句どころか、少しの間すらズレはしない。完全な話芸の圓紫は宣言通り10分15秒でやった。
- 人生で初めて落語を見る人もいる。その一回がダメなら、その人はもう二度と落語を見てくれない。芸は一期一会。
- まめだは雑音に邪魔されて全然覚えられない。二回目のお手本を聞いた直後に山へ籠もる。
- 圓紫は先代の大黒亭に寿限無をつけてもらった。文鳥が弟子を取っていないのを知っても弟子になりたくて毎日通っていたら、そのネタだけつけてくれた。先代は自分で大黒亭を最後にするつもりで、実の息子にもネタをつけなかった。文狐が来て、大黒亭は文狐で終わりということになった。圓紫はずっと考えていた。何で文狐が大黒亭なのか。まめだを見ていて分かった気がする。大黒亭はなりふり構わずあがく者のための名前。
- 「しっぽなのしっぽ」第十回は「寿限無」について。
2
- 4人はそれぞれウソをつく : #08 「半蔵の挑戦」
- 四人でパフェを食べに来たはずなのに、リッカが男子を連れてきて、合コンみたいになった。
- メスの顔でがっつく翼は、みんなが無理にしゃべらなくていいように男子の気を引こうと頑張っていた。リッカは娘が欲しいと関根が言っていたのを言葉どおりに解釈したらしく、関根の誕生日に娘をプレゼントしようとしているらしい。
- 関根は今この場で紛うことなき勘違いクソ女→ヤバい人へとランクアップ。でもこう言うしかなかった。静かに、潮が引くように、男子たちは去っていった。翼とも険悪になる。
- 大佐は男子の一人からデートに誘われ、比翼連理のパートナーを見つけてしまった。しかしその男子は半蔵だった。千代と半蔵は姉弟の関係。半蔵は千代の友人を人質に取り、姉の弱点を突こうとした。
- つばさが橿原女学園に。剛はようやく竹陰中学に通えるようになったけど、特定の仲よしグループがないのと友達が一人もいないのは違う。つばさはクラスメートに挨拶をしたことがなかった。
- 半蔵は里の外に慣れるため、半沢直蔵として竹陰中学に入り込んだ。
- つばさと剛は元の学校に戻る。翼はつばさが声もかけずに友人の写真を撮っていたことを知る。
- 関根の誕生日。リッカからのとっておきのプレゼントはやはり娘だった。
- リッカは忍者を見かける。関根は半蔵が父親と思い込み、娘のためにも半蔵と結婚しようとする。
- 娘の中身は宇宙ダコ。子どもじゃなかった。
- 友達の買い物が終わるのを待っていた翼に、半沢が声をかけてくる。可愛いものが好きな姉に苦労する弟二人が語り合うと、分かりみしかない。
- 半蔵は普通にやり合って姉に敵うはずがないので、友人に毒を飲んでもらった→宇宙人に毒は効かなかった。
- 恋愛フロップス : EPISODE.09 「ママから赤ちゃんプレイのお誘いだぞ」
- 来ちゃった。好乃が朝を訪ねて来る。好乃は男子の部屋に入ったの初めて。年頃の男子の部屋って、もっとこう、芳しい栗の香りがするもんだと思ってたけど。さすがに今どきこんなところに隠したりはしないか。デジタル化によって、我々は大切な何かをなくしてしまった。
- アメリア、カリン、モンファ、イリーナ、そして愛生は井澤博士が生み出したAI「アイ」をベースに開発、調整された。その中でも最も初期に作られた愛生は、数あるAIたちの中でも一番アイに近い存在といえる。
- 好乃は朝と共に過ごすことで、愛生の中に潜むアイの意識が目覚めてしまったのではないかと考えている。愛生とアイ、二つの意識の共存により、愛生の中で何らかの問題が発生し、そして暴走した。
- AI業界大手のキャベンディッシュ社は世界初の時間結晶を応用した最新型量子コンピューター「ムーサ5」を開発。愛生をはじめとするすべてのAIデータを搭載し、人工衛星で宇宙に打ち上げた。暴走を起こした愛生はムーサ5のシステムを掌握し、世界中のネットワークに干渉した。その結果起きたのが昨日のネットワーク障害。
- 世界のネットワークは未だ不安定な状況にあり、また再び同じようなことが起きるかもしれない。現在ムーサ5は外部からの一切の接続を拒絶している。だが唯一アクセスできる者がいる。衛星から発せられた「会いたい」というメッセージは朝に向けられたものらしい。
- アメリアとカリンとモンファとイリーナが朝に会いに来る。ポリゴンが荒い→いつものみんなになった。朝は愛生を助けるよう四人から求められる。
- 朝は好乃とともに、井澤博士の別荘内にある研究所へ。愛生たちに会いに向かう。
- アキバ冥途戦争 : 第9話 「秋葉生態系狂騒曲!メイドの萌え登り!!」
- 年に一度のアキバメイドフェスが開催される。フェスの最後には、日本初のメイド「お萌」を祀った「お萌様登り」が行われる。勝ったメイドが向こう一年のお萌様。そうなればグループ内でも贔屓されるし店の人気も出る。お萌様登りはメイドたちの蹴落とし合いのケンカ祭り。
- 「ケダモノランド生態系の手引き」。今年のアキバメイドフェスはケダモノランドグループだけで仕切る特別なもの。お萌様登りは段取りを徹底的に管理し、凪の直営店「ギラギライオン」が優勝するよう、ケダモノの絶対的な生態系が示されることになっていた。
- 吸い殻を口の中に投げ入れられる御徒町。
- グループには「萌え萌え序列」がある。上のために手を汚したり、おひねりちゃん多かったり、上の方のメイドと姉妹関係があったりする店が上。とんとことんは全部がないから一番下。屋台に出せるのも、かき氷とかりんご飴とかは上の店が取っていき、底辺に残されたのは豚足。去年はカラー子豚だったらしい。
- 「萌え 萌え がお~ん!」
- とんとことんに配布された「ケダモノランド生態系の手引き」はダンボールと一緒に廃棄されてしまったか。
- とんとことんの屋台はマップの「㋣」。だからトイレ案内所みたいになっていた。豚足を売り歩きに出たら、上の序列のエースメイドたち(牛とか猫とか熊とか)に土下座させられる。
- 最高のメイドな一同は、お萌様登りで勝ちに行く。ケダモノランドの生態系を知らずに。
- 豚がテッペン獲った。なごみは今年のお萌様となる。