- もういっぽん! : 第三話 「空気、変えてくれるんです」
- 出張で不在の柔道部顧問がじきに戻ってくるらしい。スマホで乙女ゲームをプレイする早苗は、顧問の先生もこんなイケメンかもと夢を見る。
- 強面な体育教師の権藤先生も出張帰り、ということは。所詮あれが現実か。
- 昂ってくると指導が理不尽になってくる権藤先生に実力行使するイケメン(?)が現れる。出張帰りの教師はもう一人いた。夏目紫乃は柔道部の顧問。
- 永遠は河北中学校の頃の柔道部の先輩で霞ヶ丘高校のエース、天音恵梨佳と再会する。天音にとって、大将の座を彼女から奪った永遠は因縁の相手だった。天音は中堅でインターハイ予選に臨むことを永遠に告げていく。
- 天音との再会以降、永遠は様子がおかしかった。未知は永遠を投げることができても気持ちよくない。
- 二人だけの話に割り込んできたり、他人のパフェを怒られながら食べ続けたり。未知は空気が読めないけど、空気を変えてくれる。
- 青葉西高校柔道部はインターハイの埼玉県予選へ。霞ヶ丘高校の天音たちもいた。永遠は道着を着て勇気を出して、中堅を名乗る。
- お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 : #3 「天使様へのご褒美」
- 周の母、志保子が周の部屋を訪ねて来る。抜き打ちじゃないと不摂生してないか見られないから。
- 真昼が部屋にいたところだったので、周は真昼に急いで隠れてもらっていた。しかし真昼は寝室で眠っており、志保子に見つかってしまう。
- 志保子は真昼を周の彼女と信じて疑わない。興奮状態だと話聞かないらしい。彼女さんとの甘い時間を邪魔したので、そろそろ帰る。
- 真昼は人に名前を呼ばれるのが久々だった。親にも呼ばれたことがないらしい。周と真昼は二人だけの時は互いを名前で呼び合うようになる。
- 真昼は2学期の期末テストでも学年1位。周はいつも頑張っている真昼にたまにはご褒美って形もいいんじゃないかと、ケーキを買って来る。
- 周は真昼にケーキを食べさせられることになる。真昼にも食べさせて、非常にいたたまれなくなるということを思い知らせる。
- 周は昼くらい自分で作ってみようかと思ったけど、真昼の極上の料理を食べ慣れてきた分、自分の料理を完食できるか危うい。買い出しの帰りに真昼と会うと、真昼は周を監督する。
- メニューは野菜炒めとオムレツ。野菜炒めの味付けは→焼き肉のタレをガバっと。オムレツはスクランブルエッグになった上、塩と胡椒を入れ忘れて味がない。真昼の作ったお手本オムレツがある。
- 樹と千歳は周の部屋でクリパをやる。雪が降ってきてホワイトクリスマスってやつになったのでベランダに行ったら、お隣に天使様がいた。
- トモちゃんは女の子! : #03 「親友の秘密 / デートしようぜ!」
- 親友の秘密
- ジュンとみすずは中学時代に付き合っていた。交際期間は三日だけど。
- 当時のジュンはなぜか女子にモテていたから、みすずは若気の至りでちょっと持ち歩いてみたくなった。初デートのサイクリングで引きずり回され、体力的にも精神的にも限界になり、別れ話を切り出そうとしたら、ジュンに先手を取られて人生に黒星をつけられた。
- 二人がつき合っている頃に粘膜的な接触はなかった。強いて言えば下の名前で呼ばれたり手をつないで下校したりはしたけど、どうってことなかった。
- ジュンはトモと仲のいい御崎が男と知って脅す。
- ジュンを怖がる御崎は放課後のバス停でジュンと遭遇する。
- ジュンは空手部には入らない。トモには勝てないと思うので、そういう意味でも空手部にはあんまり入りたくない。体力勝負で勝ってもそれは男だからってだけで、ルールが整備されたスポーツじゃいまだに挑戦者。
- デートしようぜ!
- トモは高校に上がってから、ジュンと遊んだことがほとんどない。たまにジュンの方から誘われるけど、なんか妙に意識しちまって。みすずに言われて、トモの方からジュンをデートに誘う。
- トモはみすずとキャロルのタッグに連れられ、服を買いに行く。女の子っぽくしたらトモはデートどころではなくなるし、ジュンはおそらく見た瞬間に走って逃げるから、まずは「パッと見男」な現状から「男の子らしさを取り入れた女子」にするのが定石。
- バッティングセンターにボウリングと、いつものコースになっていた。トモは次にカラオケを提案する。
- トモはガキの頃から無茶な遊びばっかりしていた。ジュンは強引につき合わされて不安でしかたなかったけど、やってみたら全部おもしろかった。だからトモは最高なんだ。
- トモはなかなか歌おうとしないジュンの代わりに三時間童謡を歌って帰ってきた。動画も撮られた。
- 童謡クイーンはみすずやキャロルと三人でカラオケに行っても童謡を歌わされる。
- 親友の秘密
- 久保さんは僕を許さない : 第3話 「凡者の贈り物」
- 白石は163cmで久保は160cm。一般的に理想とされるカップルの身長差は15cmだけど、久保は3cm差の方が好き。
- 期末テストの後、白石は用事があるのですぐ帰る。弟の誠太と雪遊びをする約束をしていた。
- ココアが好きな誠太は久保からココアをもらう。誠太のマイブームが「どうぞ」らしいので、久保も一口もらう。白石は→飲むふりだけ。間接キスになるのが恥ずかしかったらしい。
- 白石は最近ハマっている漫画の付録欲しさに、家から遠い本屋を訪れる。近くのコンビニでも買えるけど、水着の人が表紙の雑誌を買うのが少し恥ずかしくて、知り合いに見られたらどうしようとか、そんなことを考えたからでは決してない。
- 立ち読みした人の本を元に戻そうとすると、それはいわゆるエッチな本だった。せっかく遠くの本屋まで来たし、白石を知る人はいないし、存在感ないし、ちょっとだけならいいのでは?→しらいしはめをみひらいた!!
- 店員の女性が白石に声を掛けてくる。白石は漫画の雑誌を買いに来たのであってエッチな本を元に戻そうとしていたことを主張する。せっかくだからちょこっと見ようとした下心はあっても、嘘ではないのだ。明菜「お姉さんはてっきり、立ち読みした人の本を戻そうとしたけど、気になったから読んでみようかなって思ったのかなって」。
- 白石を見つけられた店員さんも久保さんだった。
- 久保は白石が書店に落として行った生徒手帳をあっさり返してくれ……るわけなかった。白石は久保の問いかけから、あのとき本屋に久保がいて、あれを持っているところを見られたと思い込む。しらいしは きづいていない!あのときの しょてんいんさんが くぼさんのおねえさん だということに!
- 白石は久保から遊びに誘われる。予定が0なので久保に日取りを決めてもらうと、その日はクリスマスだった。
- 久保はクリスマスプレゼントを買っていた。白石とプレゼント交換しようと思って。プレゼント交換のことは言ってないから、今から白石にプレゼントを買ってきてもらう。15分以内で予算は1000円。
- 白石は手袋を買って来る。プレゼントなのに包みとかなくて、プレゼントっぽくなくて。何買えばいいか分からなくて、でも久保の手が冷たくなってるかもって考えて、早くしなきゃって思ったんだけど、どの色がいいかも迷って。
- 久保はプレゼント選びをやり直したいかも。黄色の蛍光色の「主人公」って書いたTシャツを買ったらしい。これ着たら目立つかなって。
- お兄ちゃんはおしまい! : #04 「まひろとあたらしい友達」
- まひろは日アサの「魔法少女ニコララ」を真似してみる。スマイル・ハリケーン!→みはりに見られていた。みはり「お兄ちゃん……とうとう趣味まで女児そのものに……」→まひろ「日アサは紳士の嗜みだ!」
- みはりは研究が山場で、一晩大学に泊まりこみになりそう。自宅警備のプロはお留守番ならむしろ望むところ。
- 自由を得たまひろは思う存分だらける。とりあえずゲーム→どうも身が入らん。漫画でも読む→全然頭に入ってこない。メシは豪華に宴→すぐに腹いっぱいになる。
- この身体になってから、なんだかんだでいつもみはりが傍にいた。まひろは一人になって寂しかったっぽい。
- まひろはみはりにゲーム(出世大相撲)で負け、駅前のスーパーまでお遣いに行くことに。人が多すぎて入り口で怖気づいていたら、見知らぬ少年(?)から声を掛けられ、泣きついてしまった。
- 少年(?)はまひろのお遣いを手伝ってくれる。まひろは少年(?)が頼もしくて、攻略されそうになる。
- 買い物を終えたまひろが少年(?)と別れようとすると、かえでがやって来る。少年(?)はかえでのことをお姉ちゃんと呼ぶ。かえでは妹がいると言っていた、ということは→穂月もみじはかえでの妹。
- まひろは危うく道を踏み外すかと→今は見た目JC→それじゃこれは百合なのか?
- テスト勉強で緒山家へやって来たかえでに、もみじもついて来る。まひろはこの前会ったばかりのもみじに気づかなかった。今日はスカートだし、何か雰囲気違うから→もみじは学校帰りなので制服を着ていた。
- まひろはお部屋でもみじと遊ぶことになる。如何わしいものを隠してからもみじを部屋に入れる。
- えっちな漫画をもみじに見られた。まひろはここがもともとお兄ちゃんの部屋で、思い出の品を勝手に捨てちゃ悪いから全部そのままにしてあることにする。
- まひろはもみじに手伝ってもらって、戦友たちを片づける。捨てるってわけじゃないし、別にいいか。
- 戦友たちの入った箱をクローゼットに入れようとしたら倒れた。まひろはもみじにおっぱい揉まれる。二人はもうすっかり仲よしということに。