- 虚構推理 : #19 「あるいは星に願いを」
- 木の人形の右腕には隕石のはまり込んだ木が使われている。宇宙から来たものはこの地にとって異物。こちらの秩序とは相容れない。
- その夜、琴子たちは人形の排除に取り掛かる。琴子は妖怪たちの間で、恋人がいくら死んでも気にしないクールな方と噂になっているらしいので、九郎になるべく死なない方向でやってもらおうとする。少しは気にしているらしい。
- 善太が作った呪詛人形には孫のを轢き殺した四人の大学生につながるものが込められており、迂闊に破壊すれば四人が命を落とすことになる。善太は四人のことも町のことも憎みつつも、人を殺す度胸もなく、その責任を負う強さもなかった。そこで町の人に四人を殺す罪をかぶってもらおうとした。町に災いをもたらす人形を町の人が破壊すれば町全体の憎悪が四人に向けられ、四人の変死がすれば町の人々は漠然とした因果関係を感じ、その心に深い影を落とす。
- 琴子は罪を負っても構わないし、この町にどんな被害が出ようと構いはしない。ただし善太の行いはこの地の秩序を乱すものだから、願い通りにさせるわけにはいかない。
- 人形には四人の大学生の名に加えて、多恵の名も刻まれていた。善太からすれば、身内が亡くなった金で生きて来た多恵は否定すべき存在だったらしい。
- 多恵は意味のある死を望んでいた。琴子によると、多恵の念も人形を動かす力になっていたかもしれない。
- ノケモノたちの夜 : 第七夜 「開幕は過去の銃声と共に」
- スノウはウィステリアやマルバスのことを黙っていたことが団長にバレて謹慎食らうわ説教されるわ行動を制限されるわ。ロンドンの街に飲みに出かけ、アフガン戦争時の戦友二人(ルーサーとワトソン)と再会する。
- スノウはルーサーに悪魔が憑いているのを感じ、彼の後を追う。
- ウィステリアたちは湖水地方へ。好きでそうしているダイアナに対して、ナベリウスは好きでマルバスにつき合っているのではない。
- マルバスは湖の底に眠る崩国の十三災、シトリに用があった。剣十字騎士団に顔を知られてしまったウィステリアの安全のため、彼の持つ霧の香炉を借りておきたかった。水に入るのが苦手なので、ナベリウスに犬かきくらいしてもらおうとする。
- 天気もいいし、やることと言えばピクニック。
- ウィステリアの前にシトリが現れる。シトリは同じく崩国の十三災のダンタリオンがスノウを捕らえていると伝え、スノウを助けるために自身と契約してもらおうとする。
- ダンタリオンは戦争をしようとしている。シトリがダンタリオンに加担するのは、人間やそれと契約した悪魔たちが下らないものに固執して戦う理由を知りたくて。
- The Legend of Heroes 閃の軌跡 Northern War : #07 「重ね塗られた鉛色の真実」
- ラヴィたちはマーティを残し、ノーザンブリアに戻る。
- 疲れた時は甘いものに限る。イセリアは仲間が捕らわれていても甘いもの食べてる。お腹が減るようにできてるんだから仕方ない。いつ何時でも食べらんなきゃ猟兵なんかやってらんない。敵をやる時も、味方がやられた時も。
- 三人は内偵調査任務の終了を告げられる。イセリアは補給部門の補助に、ラヴィとタリオンは教官として新人の訓練にあたる。
- ラヴィはグラーク・グロマッシュから、ヴラドの失脚の真実を知らされる。バレスタイン大佐はニーズヘッグの少年兵に撃たれたが、グラークはヴラドが大佐を殺したという噂を軍の内部に広めた。
- 古くから北の猟兵には、戦争以外の道に未来を求める一派と武力での勢力拡大を求める一派があった。バレスタインは双方が一目置くほどの戦術眼とカリスマ性を備えた男だった。大佐が死に、二つの派閥はそれぞれヴラドとグラークを担ぎ上げ、一触即発の緊張状態を生み出した。ヴラドは対立感情を鎮め、猟兵団の分裂を避け、ノーザンブリアの独立性を守るために自ら身を退いた。自らを敵に仕立てることで猟兵団をまとめ上げようとした。
- グラークはラヴィに、彼の片腕として働くことを持ちかける。ラヴィを英雄の孫として担ぎ出すつもりはない。友の志を彼女に伝えたい。
- アルスの巨獣 : 第七話 「ムラサキは角の記憶」
- ジイロたちは落雷で不時着する。修理を終え、ツノビトの里へと向かう。
- ツノビトの里にはトリかぶりがいる。
- ジイロは村長こと長い腕のゴウザを義父と呼ぶ。何よりも白いトオカはかつてのジイロの妻であり、カンナギであった。
- ジイロはトオカの墓参りをする。挨拶が遅れたのは死別の呪いらしい。
- ジイロはたくさんの巨獣を倒し、手柄を立て、ナギモリになった。しかし帝国からナギモリの実を授かるということは忠誠を誓うということ。気が付けばやりたくもない戦に駆り出されていた。そしてあの日、トオカを喪った。
- ファザードはこの時の戦友の一人。
- 魔術士オーフェンはぐれ旅 アーバンラマ編 : Episode 06 「我が心求めよ悪魔」
- エドはオーフェンが牙の塔にいた頃の兄弟子のコルゴンだった。一行はロッテーシャとともにエドを追う。
- 荷物持ちのマジクは無理してそうだけど、休む暇もなく訓練。ロッテーシャもオーフェンに、競技ではない戦い方を教えてもらおうとする。
- 実戦での戦い方は場数を踏んで自分で身に付けるもの。教えられることなんて何もない。自分で考えるしかない。
- 一行は道中でバックパッカーのウィノナと出会い、アーバンラマに到着する。
- アーバンラマは北と南でくっきりはっきり分かれている。北側はブルジョアたちが住み、南側はあんまり治安がよくないらしい。
- その夜、ロッテーシャはクリーオウの剣を持ち出して姿を消す。オーフェンたちはロッテーシャを捜しに行く。
- 一見絶望的に思えた時なんてのは、諦めさえしなければ意外と何とか切り抜けられちまうもの。
- クリーオウとマジクは先に宿に戻る。そこにライアンがいた。
- 冰剣の魔術師が世界を統べる : 第8話 「世界最強の魔術師である少年は、薔薇を鼓舞する」
- ヘイル一族は王国の諜報機関を担う血統。美しい師匠(自称)の専属メイド(カーラ=ヘイル)の正体は王国きっての凄腕諜報員ってやつ。環境調査部のレックス部長はカーラの弟だった。
- 上流貴族の子女の誘拐または暗殺を狙い、暗殺組織「グリムリーパー」がマギクス・シュバリエに侵入した。レイはアビーから警戒するよう指示される。
- アメリアはアリアーヌの強さを目にして自信を失ってしまっていた。ローズ家の長女に相応しい自分になるために、周囲の願うアメリア=ローズを演じてきた。ずっと辛くて苦しかったけど、レイたちと出会って、やっと何かを掴めるかと思った。新人戦で優勝できればきっと何者かになれると考えていた。それでもアリアーヌには届かない。
- 生きることそれ自体に意味はない。自分の人生には自分で意味を作る。
- アメリアと一晩ずっと一緒だったと言うレイは大人の階段を登ったわけではなく。
- アメリアはレイにもう一度抱きしめてもらって、アリアーヌとの決勝戦に挑む。
- グリムリーパーが仕掛けて来た。レイは殺気を感じて会場の地下へ向かい、グリムリーパーと戦う。巻き込まれたクラリスはレイに担がれたまま。
- 人間不信の冒険者たちが世界を救うようです : #7 「賭博指南」