オンライン依存性症候群

洋楽(以前は全般、次いでSmooth Jazz、最近はCafé Del Mar)とアニメが好きな人が、ネットレーベルの運営と音楽活動をしながらネットレーベルを旅していました。今はネットレーベルの運営を継続しつつアニメを観て、ここにその記録を書き記しています。

Urban Sprawl Records

今日はUrban Sprawl Recordsへやってきた。ここはインディーズサウンドアンビエントを擁するアメリカのネットレーベル。現在はデモの受け付けを停止しており、またリリースも今年の7月を最後になされていない。活動を休止しているようである。

[USR-001]「Teague Cullen - Wire and Glass EP」
アリゾナ在住のアーティストによるEP。ローファイなインストのアコースティック。ゆったりとした流れがなんとも心地よい。
[USR-002]「MonoCulture - Smoke and Mirrors」
続いてはUrban Sprawl Recordsの創設者のリリース。インディートロニカとエレクトロニカ、両面からアンビエントへ。今の時間や世界とは別のところにいるかのよう。Tr.6からTr.9にかけては、Teague Cullenが関わっている。
[USR-003]「The Lee of the Stone - Anticrepuscular Rays」
アコースティックの楽器に、効果音やドラムマシンを交えたインディートロニカ。こちらも叙情的。
[USR-004]「Teague Cullen - Demo for Flowers」
Teague Cullenのリリース第二弾。今回もインストアコースティック。緩やかに時が過ぎるような印象は健在で、晴れ渡る平野を旅するときのBGMのようだ。仕事に明け暮れる忙しい日々とは無縁の世界。

Urban Sprawl Records 1日目 午後の部

[USR-006]「Monochromatic Strata - Sea of Machinery EP」
ここで純粋なアンビエントへ。4曲中3つが10分を超える。電子音で構成されるものと、自然界の音を用いたもの。
[USR-007]「Pro Audio - Saturday We're Even」
こちらもかなり本格的なバンド編成のインディーロック。このような楽曲をフリーで聴けることがネットレーベルの醍醐味の一つ。
[USR-008]「Dysmusax - EP1」
チェコから参加のアーティスト。アンビエントサウンドスケープとディープなビートミュージック。
[USR-009]「Okemyshi - Ottomuff EP」
チェコのアーティストがさらに続く。エクスペリメンタルアンビエントドラムンベースという二面性。
[USR-010]「Abraham Lincoln - Declaration Of Independence」
リンカーンを名義としたアメリ東海岸のアーティスト。ネットレーベルではインディートロニカ等のアコースティックものよりもレアなヒップホップ。Ideologyに通じる。
[USR-011]「Winterstrand - Losma Pastschu」
オーストリアからやってきたドラムンベースエレクトロニカ。激しく打ち鳴らした後に訪れる最後のトラックはダウンテンポのチルアウトなブレイクビーツ
[USR-012]「1984 - Ritorno a casa in un pomeriggio estivo」
イタリアのワンマンバンド。アコースティックに時折環境音やノイズが紛れ込むインディートロニカ。イタリアと聞いて、地中海沿岸の風景を想い浮かべる。冬が近づく今だが、この楽曲は暖かい季節の雰囲気。