オンライン依存性症候群

洋楽(以前は全般、次いでSmooth Jazz、最近はCafé Del Mar)とアニメが好きな人が、ネットレーベルの運営と音楽活動をしながらネットレーベルを旅していました。今はネットレーベルの運営を継続しつつアニメを観て、ここにその記録を書き記しています。

(foot096) Renzu - Across the Threshold


Renzu を知るネットレーベルフリークもいるでしょう。Monotonikから"Reiha EP"をリリースした彼が、われらがBump Footから"Across the Threshold"をリリースします。作品を受け取ったときからリリースの日を待ち焦がれていました。そして今日、その時を迎えました。

今回は、いつものような短い、やる気なさげにもとられるようなのは違って、気取ったレビューを書いてしまいました。

リリースノート

Inn
「ここはどこでしょうか」と言う女性の声を聴くことができる。彼女は私たちをどこへ連れて行くのか、「ここ」はどこなのか?
Pictures of the Floating World
先述の質問に対する答えとなるであろう。エスニックでオリエンタル、日本的でもあるが、日本ではないどこかの場景。
Kuda-gitsune
ミステリアスな「世界」のムードを切れ目なく継ぐ。伝説上の生物、管狐。
Omamori
お守り。日本的サウンドとリズムシーケンスのミクスチャー。曲が進むにつれて、テンションが高揚していく、高く高く。
Amasawa
TVシリーズ電脳コイル」の「天沢勇子」。『アルペジオグロッケンシュピールは、TVシリーズの音楽に霊感を得た』とのこと。
Zashiki-warashi
座敷童子。楽曲からは、座敷童子たちが遊んでいる(悪戯をしている)ような印象を受ける。
Daifuku
大福。その出会いは突然だった。それは白く、それは甘く。私たちが過ごした素敵な時間、でもそれは長くは続かなかった。あなたを忘れられない、あなたが恋しい。あなたにまた会いたい、大福…なんちゃって。
Nakoruru
ナコルルサムライスピリッツを知っているなら、彼女を知っているだろう。曲は、「大福」のあとのChill out、またはCool down的な位置づけか。
Miku Acid
特に、日本のリスナーへ。「Mikuが誰」って?もう知っているでしょう?そう、初音ミク
Stage
夜の雰囲気から、どこかへワープするような。
Across the Threshold
アルバムタイトルトラック。純粋にエレクトロニカ。気づいたときには、"Floating World"もすでに遠くへ。
Memories of Earth
私たちのいるべき場所から遠ざかっているのか、そこへ戻っているのか。解らない。全てが褪せていく。