- http://softphase.org/netlabel/releases/sfp06
- Gianpaolo Diacciなるイタリア人のプロジェクト「Halo XVI」が、Giorgio RicciとMassimo Berizziを迎えて制作されたアンビエントアルバム。
- 特徴的なのは、トランペットをフィーチャーしていること。Tr. 2やTr. 6、Tr. 8でその音を聴くことができる。最初はリリースノートを読まずに聞いたので、(実験的なジャズを扱うネットレーベルでもたまに出くわす)フリーフォームかと思った。Tr. 6では、エレキギターも用いられている。
- アルバムタイトルは「16時」。昼間から夜間への遷移帯。確かに私も夕方には、特に夏になると、ある種の情感を抱くというか。雲がかかって薄暗い夕暮れにひぐらしが鳴く、という状況のような作品、とかてきとーなことを思った。完全に「夜」の曲もあるけれど。
- Tr. 1「Soft G-Skin」と、Tr. 5「Apollo」の二つをピックアップする。前者は正弦波のアルペジオ(多分)が、後者はやはりパッドが心地よい。どちらもレイドバック。