- とある魔術の禁書目録II : #13 「使徒十字(クローチェディピエトロ)」
- 当麻とオリアナの交戦は、当麻が圧され気味。辺りも暗くなってきた。
- ステイルも戦いに加わってきて、当麻ともつれるようにして攻撃してくるようになり、オリアナは動きが読めなくなり、二人の打撃を受ける。
- ステイルが当麻を蹴飛ばして、代わりにオリアナの術式にやられて倒れる。
- 誰かがこの世界に転がる主義主張を束ねてさえくれれば、誰だっていい、他人任せでいいとオリアナは言う。そして彼女はその基準点を絶対に守る。
- オリアナには、身に降りかかる事態に対して呆然と立ち尽くすしかなく、ただ悔しいと言うしかないような経験がある。しかし当麻は、誰かのために別の誰かを踏み台にしていいなんて理屈にはすりかえられない、と返す。
- オリアナが全てのページを一度に使って攻撃してくる。当麻はそれを無効化するが、術式はもう一段あった。倒れかけたものの覚悟を思い出し、当麻は踏みとどまってオリアナに反撃、戦いに決着がつく。
- 使徒十字の場所をオリアナに訊こうとしたとき、リドヴィアが通信してくる。使徒十字は学園都市にはない。学園都市の外から放っても全域をカバーできる。オリアナは囮だった。ローマ正教にとって重要なのは、科学が宗教に屈するという一点のみ。
- ステイルは元春を呼んでリドヴィアの居場所を割り出し、外の部隊に攻撃させようとするが、使徒十字が発動するまで2分を切っている。
- 当麻は元春に、学園都市の外にあって学園都市全体を巻き込むポイントを訊く。そして焦っているうちに、発動の時間となる。
- その時、ナイトパレードの花火が上がり始める。この光量があれば、リドヴィアがどこにいようと、星空を塗りつぶせる。この場はこれでおあずけか。
- 病院にて。当麻はインデックスさんに問い詰められた後にからかい、噛みつかれる。美琴と黒子が見舞いに来ると、美琴はインデックスに短髪と言われたり。
- 自家用機内のリドヴィアに、ローラが通信してくる。機体にルーンを貼っていた。
- リドヴィアは、追い詰められれば追い詰められるほどにけたけた笑う性格らしい。困難な局面ほど、打開した時の喜びが大きくなるから。
- ローラはルーンを使って機体の一部を切り取り、リドヴィアは外に投げ出される。続いて、使徒十字とパイロットも落ちてくる。使徒十字を受け止めたリドヴィアに、パイロットがぶつかったっぽい。
- 秋沙が目を覚ますと、インデックスがいた。インデックスから当麻の事後報告を聞いて、みんなの迷惑になっていると秋沙が言うと、そんなわけないとインデックスが返す。当麻は秋沙と一緒にいると楽しそうだから。
- 当麻と制理の声が聞こえてくる。秋沙はインデックスに、当麻が戦う理由を訊く。前に訊いた時は自分のためだとか言っていたけど、当麻にとってはそれが幸せなんじゃない、と。