オンライン依存性症候群

洋楽(以前は全般、次いでSmooth Jazz、最近はCafé Del Mar)とアニメが好きな人が、ネットレーベルの運営と音楽活動をしながらネットレーベルを旅していました。今はネットレーベルの運営を継続しつつアニメを観て、ここにその記録を書き記しています。

近況と主張

昨日4月11日、職場の花見の幹事に決まってしまいました。こういうことはやり慣れていないので、緊張してしまいます。


さて、今の今まで「Realは嫌いだ」「Real is not Real!」などといってReal関連のソフトのインストールを拒絶し続けてきたのですが、今日になってついに、RealPlayerをインストールしてみました。といっても職場の端末で、自宅のデスクトップには今後もインストールする気は毛頭ないのですが。

私はエンジニアをしていながら、本放送を聞いたことが一度もなかった(完成したファイルはスタジオ備え付けのRealPlayerインストール済みPCで聴くだけだった)のです。今回の導入によって、自宅ではないにしろ実際の放送(ストリーミング放送)で聴くことが出来るようになったというわけであります。

Realの手口と姿勢が嫌い(映像圧縮のRealVideoは評価しています)な自分は、RealAudioを使わない、ストリーミング放送についていろいろ調べたことがあります。MP3によるストリーミング、そしてWMA (Windows Media Audio)によるそれ、など。そうすることによって、RealPlayerを必要としない放送が出来るようになるわけです。

いくつかの選択肢の中で自分がやってみたいと思ったのは、Ogg Vorbisによるストリーミングです。MP3を超える音質でありながらパテントフリー。非営利で活動しているわれわれにとって、パテントフリーであることはよいことのように思えたのですが…。

Macintoshにおけるストリーミング再生のソフトにiTunesを挙げているのですが、iTunesではVorbisによるストリーミングに対応していないとのこと。それにVorbisVBR(可変ビットレート)なので、そこら辺でいろいろと不具合が出てくるかもしれません。そういうことであくまでも個人的な思考にとどまったに過ぎず、結局はRealMediaのままで来ているのです。

最近、ストリーミングのビットレートが96kbpsに上がっていて、音質も前よりよくなっていますが、Vorbisならもっと低いビットレートでこの音質を実現できるでしょう。MP3、AAC、そしてWMAやRealAudioにおけるビット不足時特有のプリエコー音がどうも耳に障るのですが、Ogg Vorbisはこのような音は発生しません。もっとも、ビットレート不足になるとそれなりの音質になるのですが。しかも、Vorbisは声の圧縮が苦手なようで、低ビットレート帯では震えた音が付加されてしまいます。トークを含むラジオ番組、しかもストリーミング放送なので、この用途では不向きなところもあるでしょう。

ま、Real以外だったらどんな形式でもいいわけです、ぶっちゃけ。RealPlayerをリスナーに使ってもらいたくないのですから。でもできれば、どこかの会社がらみの圧縮形式は避けたいなー、っていうのが私の主張なのであります。そういう意味でWMAはもちろん、MP3も候補から外れるのです。そしてVorbisが残った…。


最後に、Realが嫌いだという私の考えによくマッチするサイトがあったので、リンクを張っておきます。私が嫌いな「Realの手口と姿勢」についても、詳しく記述されています。


【アダルトサイト被害対策の部屋】


タイトルからするとあれですが、健全で内容豊富なサイトです。"PCの調子が悪くて困ってる人のためのサイト"というサブタイトルもありますし。

トピックス → 特定のアプリケーションの話題 → RealPlayerスパイウェア
がそのコンテンツです。ちなみに、Googleで「スパイウェア」と「RealPlayer」の2語を入れて検索すると、このページがトップに来ます(現在のところ)。


そういえば、RealAudioというレーベルもありましたね。