先々週に更新を休んだ分と併せて、先週は二週分、4つのリリースを公開しました。([bump107][bump108][bump109][bump110] - kaiの判別式) で、今度はfoot sideのターンです。
Julien Mier - Soon, close, maybe too far [foot103]
Mystified - Aluminum Fly [foot104]
軽くコメント
Julien Mierの方は、IDMやドラムンベースを基調としつつも、一括りにはジャンルを特定できないEP。美しめのTr. 1とか、クールなTr. 5とか、ちょっとオリエンタル入ってるTr. 6とか。
Mystifiedは、エクスペリメンタルを好む人々の間ではすっかり有名なTreetrunk Recordsのオーガナイザーであります。うちにデモが送られてきたのは、予想だにしなかった。
追記
ぶっちゃけて言うと、後者のfoot104は、聴く人を選ぶと思います。恐らく、当レーベルのカタログの中で、最もどぎつい(harsh)ところに居ます。EPとかアルバムの中に、部分的にharshなトラックが在ったりすることは今までにも何度かあったでしょうが、これは全体にわたって、そういう状態です。これはTest Tubeにおける "sal. - Öhne Titel Mit Titel (tube014)" のような位置にある、とか云々。
追記に触発されて追記
- 上記のtube014は、あの手の音に慣れていない頃に聞いたので、全部聴けなかった。まあ、今でも通して聴けない。アレに比べたら、foot104は「相当」聴きやすい。
- いわゆる「エクスペリメンタル」というもので一番はまったのは、Sutemosの3tronik - Anpassung (Sutemos017)である。それまでの3tronikのリリースは、正直なところ、好みに合致していなかった。でもこのリリースだけは、アルバム全体に対して「一目惚れ」であった。その後、もう一度3tronikの他のリリースを聴きなおしてみようとしたが、やはり好みに合致しなかった。このリリースだけが、アルバム全体に対して「一目惚れ」であった。
- "Aluminum Fly"をカタログに入れたのは、先述の"Anpassung"にAnpassung(順応)したところが大きい。