- けいおん!! : #13 「残暑見舞い!」
- スイカのアイスを食べながら、残暑見舞いのメールを打つ梓。唯からメール来た。先にお見舞いされた。唯たちは図書館で勉強しているらしい。梓は唯に返信する。
- 梓はつまらなさそう。「いいもん、私はいっぱい遊ぶもん!」
- スイカを持って梓は平沢家へ。唯は図書館から帰って来て、お昼ご飯食べた後また勉強中。しかしギターの音。休憩中らしい。スイカを切る。真っ二つにしただけ。半分に切ったスイカの、種のない真ん中の部分だけをスプーンで掬って食べることが唯の夢だったらしい。スイカをドアの前に置くと、曲調変わった。喜んでるらしい。お昼はざるそばだった。そばだけだと夏バテするから、天ざるにした。梓「天プラ…すいか…食べちゃだめー!!」曲調が変わって短調に。…梓の夢だった。
- ドアチャイムの音。憂が来た。憂「誰?」梓「家まで来てそれはないでしょ!」
- 梓眠そう。テレビ見てたら遅くなって、朝から眠い。休みだとついダラダラする。
- 純を誘って遊びに行くという話に。ジャズ研の練習が夏休みもあると言っていたので、差し入れを持って桜高に。
- 音がしない。ジャズ研もお盆はお休みか。そこで軽音部室の音楽準備室で食べることに。
- 職員室に鍵をもらいに行く。さわちゃんいた。さわちゃん「誰?」梓「先生は夏フェス一緒だったでしょ!?」ジョークよ。
- 先生たちも実家に帰ったり旅行に行ったりしてて、さわちゃんは当直。おかげで仕事はかどるはかどる。
- 憂はさわちゃんの机の上の調査票を目にする。そしてさくらんぼゼリーを差し出す。梓『できた妹だ!』
- 演劇部の発声練習を眺める梓。純からメールは来てない。とりあえずフルーツゼリー食べる。梓は梅。温くなっちゃってる。
- 食べた後は、机に突っ伏して。静か。梓『もし他に、部員がいれば、今頃私も…』。
- この後は映画に。夏っぽくホラー映画とか。
- MOVIXならぬMOVIZへ。梓の前に、澪らしき人が座る。梓『そっか、澪先輩は怖がりを克服するために、一人でホラー映画を見て特訓してるんだ』。もうすでに怖い梓。怖いシーンが来ても、澪らしき人は怖がっていない。ものすごく怖いシーンが来て、梓と憂はついに顔を背ける。件の人はやはり動じていない。梓は件の人を確かめてみる。『可能性があるとすれば、人違い、じゃないとすれば…気絶!?』白目むいてた。その時、携帯が鳴る。…梓の夢だった。
- そして実際に着信していた。憂の携帯に、純からメール。田舎のおばあちゃん家に来ているとのこと。純がいなくて寂しい憂と梓。憂は純に返信。
- MOVIXならぬMOVIZへ。ホラーの「シザーダンディー」はやめて別の、少年と犬との感動モノっぽい「Teto」に。次の回まで大分時間があるので、どっかで時間つぶす。
- 梓は残暑見舞いのメールまだ出してなかった。ポストカードにするか。でも夏フェスで散財したから今月ピンチ。アルバイトした方がいいのかと考える。純が帰ってきたら、また遊ばなきゃだし。でも、時給安過ぎたり、日給15000円て怪し過ぎるし。そこで、電柱に貼ってあった、福引きアシスタントに。で、アシスタントする二人。残る賞品は、一等「フィンランド七泊八日の旅」と七等「ポケットティッシュ」。その時、「お願いしまーす」の声が。紬だった。フィンランドに行ってたけど、商店街の福引きがしたくて、一日早く帰って来た。ガラガラを回して、ポケットティッシュをもらうのが夢だった。紬回す。そして赤い玉が出てきて、紬の夢が叶った。ということは、フィンランドの旅を残すのみ。ここで梓が回すことに。抽選券もあるし。果たして金色の玉が出てきた。これってひょっとして夢じゃ。梓は憂と紬に、ほっぺたをつねってもらう。やっぱり、痛くない。紬「夢でもいいじゃない」。憂「フィンランド行けるんだよ」。憂の「梓ちゃんおめでとー」のエコーから、映画の台詞にクロスフェード。梓の夢だった。フィンランドに行く前に目が覚めて、しかも映画見てなかった。憂が泣くのと梓が泣くのは別物。
- 後日。憂と純が待っていると、梓が来た。純「誰?」梓「言うと思った」。
- 梓は純に、夏フェスに行った話をする。憂「純ちゃんも軽音部に入ればよかったのに」。純「べ、別にうらやましくないもん」。憂は純に、唯が一昨年と去年に海で合宿した話をする。スタジオつきの別荘。梓「純も入る?」純「悔しくないもんっ!」
- 水着に着替える三人。梓は見事な「ツートンカラー」。全身覆っちゃえば万事解決。そんな海女さんスタイルは余計目立つ。
- 梓が身体を焼いてる間、憂と純は遊ぶ。でも梓に悪いので、そろそろ呼びに行く。
- 三人はウォータースライダーへ。梓から。その時、梓に焼きそばを差し出す人が。律だった。この夏流行の焼きそばスライダーらしい。そして、唯と紬と澪がすべっていく。そして梓の番。焼きそばを頭に乗せられ、梓がすべり出す(焼きそばの中に、ちっちゃい唯と律と澪と紬がいた)。そしてプールに飛び込む。…梓の夢だった。
- 憂と純が焼きそば買ってきた。梓も全身隈なく焼けたし。
- こういうところで食べる焼きそばはおいしい。梓が、夏フェスで紬が焼きそばを楽しみにしていたけど食べられなかった話をする。夜はテントで騒いで寝られなかった話を憂も続ける。純「あーもー、うらやましい!」
- なぜそんなに合宿できるのかと純に問われる梓。財力を持つ紬と、移動の足を持つさわちゃん。梓「部員が少ないから、部費に余裕があるんだよ」。『タダで行ってるとは言えない…』。
- 軽音部がうらやましい純。澪は美人でベースうまいし、唯も歌うまいし。唯がギターうまくなって来てて、梓もびっくりしている。姉を誉められて憂は嬉しそう。でも、専門用語憶えないし楽譜もちゃんと読めないし、まだまだと梓に言われて、憂の表情が。
- 三人は帰る途中で、唯たち四人と会う。唯は梓にスキンシップ。四人は図書館からの帰りで、これから息抜きに夏祭りに行くらしい。梓からプールのにおいを嗅ぎ取る唯。梓たち三人も一緒に夏祭りへ。
- 紬はフィンランドに行っていたけれど、この夏祭りのために一足早く帰国した。今度こそ焼きそばが食べたくて。澪に呼ばれて、紬はそこへ向かう。
- 唯は梓に、焼きとうもろこしを差し出す。唯の齧歯類のような食べ方はともかく、梓も一口。おいしいけど焦げてる。
- 次はかき氷。すいか?いちご。いちご。宇治金時。メロン。ブルーハワイ。パープルアルゼンチン?いちごミルク。カエルが川から上がってきた。唯の舌の色が変わる。澪の舌の色も変わってる。
- 向こうで金魚すくいやってる。トンちゃんの水槽に入れてあげようかと唯か言うが、それだと食べられちゃうかも。バリバリガリッムシャッグチャッとかいって。梓や純が笑ってる。梓『やっぱり、先輩たちといると楽しい』。
- 花火の音。唯が梓に手を差し伸べる。梓がためらっていると、唯は梓の腕を引っ張る。走りながら梓は、唯の後姿と花火を見る。『きれい…また私、夢見てるのかな…』。
- 唯が人ごみの中に入っていき、梓はそこではぐれる。花火は終わったらしい。憂と純が人ごみから出てきて、梓と合流。そろそろ帰ろっか。カエルも川へ帰る。
- 梓は純に、今からでも軽音部入らないかと問う。純は、いいよと応える。来年新入部員が入ってこなかったら。それは考えたくない梓。しかも、澪たちがいないんじゃ意味ないらしい。嘘だけど。
- 浴室で身体を洗う梓。今日は楽しかった。でも、ひょっとしてまた夢だったりとか。身体にお湯をかけると、痛い。夢じゃない。
- 軽音部は、もうすぐ梓独りになる。暗い考えが浮かぶが、それはダメ。みんなで頑張って、学祭のライブを成功させるんだもん。
- 唯が帰ってきた。憂はいない。テーブルの上に天プラがある。で、食べる。その時、梓から電話。残暑見舞いの葉書き。天プラの隣にあった。「かき氷と天プラは食べ合わせが悪いので、一緒に食べちゃダメですよ」。唯「あずにゃん、どうしよう…」。