- パパのいうことを聞きなさい! : 第7話 「毎度おさわがせします」
- 祐太の伯母、佐原よし子はアパートに様子を見に来る。三姉妹が不自由な生活をしていないかどうかを確かるため。
- みんなで部屋の掃除をした甲斐もあり、もうしばらくはこのままでもいいと告げられ、祐太は一安心する。
- 花村製菓のバイトの先輩はアメフト部だった。
- あーれー。そして落とし穴。縛られ巫女萌え。
- 俊太郎は祐太に、三姉妹に会わせるよう迫ってくる。祐太は一度は断るものの、興味深々の莱香に圧されて、浩一も含めた三人を夕食に招く。
- 空は不機嫌な様子。この穴埋めに、今度ケーキでも。
- エンジェルと、エンジェルの卵と、14才のおばさん。空はかわいい成分100%、オールナチュラル。
- かわいい子は好きだ。かわいい子は正義。かわいいは最強。夕食後、祐太は莱香を家まで送る途中、料理を教わる約束を取りつける。
- 後日、約束通りに料理を教えてもらうと、そこに空が乱入してくる。痛いのはおなかじゃなくてお胸の辺り。遊びじゃなくて修羅場。
- ここで祐太はバイトへ。小麦粉をかぶったので、莱香と空はお風呂に入る。空を可愛がる莱香に、空の方も打ち解けていく。
- バイトから帰ってきた祐太は、空と美羽に新学期からの話を切り出すが、空と美羽は、ひなの保育園が落ち着くまで学校を休むと言う。
- アパートの管理人、管理人の緑川佐和子がやって来る。何の断りもなくワンルームに四人暮らしするのは非常識で契約違反だとして、祐太はアパートから一ヶ月以内に立ち退くよう申し渡される。
- モーレツ宇宙海賊 : SAILING 7 「平穏ままならず」
- 隠れていた敵を見つけて弁天丸に戻ろうとしたところで、茉莉香は敵の襲撃を受け、撃墜されそうになる。落ち着け。
- 落ち着いてる場合じゃない。撃墜されたのは筆箱。ホームルームは終わっていた。茉莉香はミーサとケインに呼び出される。
- 二学期が始まったが、茉莉香の成績は降下する一方で、遅刻や早退も当たり前に。それでも学校は辞めないと茉莉香は主張する。
- ランプ館でのアルバイト中に急な連絡が入り、茉莉香は弁天丸に向かう。その後、入れ違うようにチアキがランプ館を訪れる。
- 茉莉香目当てだったチアキを誘い、マミは街を散策、マミから見た茉莉香の姿を語る。
- 茉莉香は努力家で、結構ギリギリ。中等部の時、何でそんなに一生懸命なのか訊いたら、梨理香をもっと知りたくて、と答えてきた。
- マミは実際に梨理香と会って、人間性の大きさを感じた。茉莉香は梨理香という大きな山の隣に並ぶ山になりたいのだと思っている。アイス落としたけど。
- 今回の仕事は、豪華客船「シンフォニー・エンジェル」への襲撃。三隻の護衛艦との実践気分の演習を乗客に見せるオプションも付いている。
- 脅迫ではなくて駆け引き。推測はいくらでもできるけど、都合のいい解釈をしていると、足下を掬われる。
- またノリノリでやってしまった。一回やるごとにノリがエスカレートしていく気が。
- 明日の予習をしようとしたところで、茉莉香はブリッジに呼び出される。制服着用で。
- 艦内に密航者がいるらしい。推定データからすると、密航者は生身の子供である可能性が高い。船長と話をしたがっている。
- 頑張っても、ダメな時はダメ。
- 偽物語 : 第漆話 「かれんビー 其ノ漆」
- 暦と火憐のマジ喧嘩。話し合いじゃ話にならない。蜂ノ怪異ニ→刺サレテイル。つまり、ベストコンディション。
- 火憐は暦を投げ飛ばす。暦は起き上がる。體ガ火照ル。KARADA GA HOTEL。暦は火憐に殴られ続ける。
- イメージ映像。動揺やら焦りやらがダイレクトで伝わるのと同じように、暦の痛みも同じ割合で忍に伝わる。後で頭撫でてやる→さらにその一段階上の儀式→胸を撫でる。
- 暦が火憐に勝てるわけがない。火憐が暦に勝てるわけがない。火憐は足を使って暦を投げ飛ばす。暦は火憐には勝てない。火憐は暦には勝てない。
- ジャンクション高架下。正義は必ず勝つ。勝った方が正しい。その考え方は危ない。正義とは随分程遠い。僞物。
- 火憐は正しい。でも強くない。力が強くても意味なんかない。本物に必要なのは、意志の強さ。
- 火憐と月火はいつだって、他人のために動いている。誰かのために動いている。そこに二人の意思はない。
- 理由を他人に求めるやつが、正義であってたまるものか。他人に理由を押し付けて、それでどうやって責任を取るというんだ。
- 正義でもなければ、正義の味方でもない。正義の味方ごっこで戯れるただのガキだ。偽者だ。敵視するのは悪人ではなく悪役だ。
- 翼は何でもは知らない。翼が知っているのは、知っていることだけ。
- 暦は迷惑はずっとかけられている。ただし、悪いなんて一言も言っていない。
- 劣等感と一生向き合う覚悟があるのなら、たとえ偽者だろうと、それは本物と同じ。
- 暦は妹が大嫌いだ。だけどいつだって誇りに思っている。
- 惚れないように気をつけるんだな、近親相姦になっちまうぞ。火憐は暦に後を任せる。
- 暦とひたぎは貝木と対峙する。粗挽き & 深煎り。ワンパク觀覽車。
- 二度と会いたくなかった、というのは嘘。会いたくなかったと言うのなら、一度して会いたくなかった。今はあえてこう言うべき。会いたかったわよ、貝木さん。
- 貝木の反省と謝罪を、ひたぎは信じない。これでも我慢している。貝木を殺すのを我慢することはとても難しい。
- 貝木は金遣いが荒くて、蓄えはほとんどない。ひたぎに金を返すため、新たな詐欺を働かなくてはならないところだった。
- 火憐は火憐で自業自得→火憐のミスは、一人で貝木に会いに来たこと→正しいとは思う、だけど、強くはない。ああいう娘がいないと、詐欺師として、商売上がったりだ。
- 貝木は偽者。貝木は大した人間ではなく、ひたぎも大した人間ではない。貝木は劇的ではなく、ひたぎも劇的ではない。暦の人生は劇的か、悲劇的か、喜劇的か、歌劇的か。
- 貝木は怪異を知っているのか。怪異など知らないが、怪異を知る者を知っている。怪異を知ると思い込んでいる者を知っている。
- 圍い火蜂。江戸時代。文獻。当方亂圖鑑。拾伍段。囲い火蜂が室町時代に流行っていたという事実はない。偽史。
- 男なら誰でもいい。ブラは面倒だからつけてません。
- 囲い火蜂など存在しない。怪異など存在しない。ならばその被害も存在してはならない。あると思うからそこにある気がしているだけだ。まして暦が半分引き受けている。
- 暦と貝木は相容れない。火と油。ルビジウムと水。その場合、貝木はルビジウムで暦は水。
- ひたぎは貝木の携帯電話を壊す。騙される方も悪い。ひたぎは正義の味方じゃなく、悪の敵。被害者へのケアなんてことは貝木にはできない。もっとえげつなく騙すだけ。
- 暦は今のひたぎを好きだと言ってくれている。今のひたぎは今のひたぎを気に入っている。今のひたぎを否定する言葉を聞き流せない。
- 人生に劇的なことを期待してはならない。所詮この世に真実などない。過去は所詮過去に過ぎない。越えることにも、追いつくことにも価値はない。
- あの頃のひたぎは、ひたぎを助けてくれる人がいた。それがどんな人間であれ、王子様のように捉えた。貝木を多少なりとも好意的に見たのは否めない。
- 帰る前に、暦はひたぎの「お願い」を訊く。「今夜は私に、優しくしなさい」。
- 火憐と月火は後始末をつけに行く。
- あの夏で待ってる : 第7話 「先輩の気持ち。」
- あの時のイチカは、自分の気持ちと向き合うのが、怖かった。
- 千春から逃げてきた哲朗と美桜。はいてなかったことについて、哲朗は知らないふりをする。
- 途中で抜けたメンバーが戻ってくる。その言い訳については怪訝に思いつつも、撮影は再開される。
- 海人はカメラを回しながら、ギクシャクした雰囲気を感じていた。
- 撮影中、佳織はイチカに、海人が好きなのかを訊く。
- アグレッシブな千春から逃げる哲朗。哲朗「ここまで来れば」→千春「どこまでですか?」
- 撮影後、柑菜は海人の部屋へ。檸檬いた。海人は出かけて行ったらしい。
- 海人の気持ちについて、ダイナマイトドリンクでも飲みながらゆっくりと語り合いましょう。
- 街中でも千春に追い回される哲朗は、美桜に助けられる。黙っててくれたお礼。
- 千春は哲朗を見つけ、デートの続きをしようとするが、美桜はそれを止める。
- イチカは佳織を呼び出す。イチカ「佳織は海人のこと、どう……」→佳織「好きですよ……って言ったら、どうします?」
- 千春は美桜が下着つけてなかったのをおかしいと指摘する。美桜は裸族であることを打ち明ける。
- 佳織が沖縄に来たのは、東京の学校の先輩にふられての傷心旅行だったりする。
- 偶然海人と再会して、はしゃいで、彼氏にふられた淋しい気持ちを紛らわそうとして、そのことでいっぱい迷惑をかけてしまったと、佳織はイチカに謝る。
- あの時泣いていたのは、彼氏にふられた時の言葉をそっくりそのまま海人に言われて、無性に泣けてきたから。
- 佳織は、海人の言った「好きな人」はイチカだと思っている。これでも、一応幼馴染みですし。
- 佳織の去った後には海人がやって来る。わかってた。きっと、わかってたの。
- ダイナマイトドリンクを飲んで酔っぱらう柑菜。檸檬にコスプレさせられ、撮影されている。
- 裸族→家の中を全裸でフリーダムに過ごすっていうアレ。美桜の家族も裸族で、美桜は幼い頃からそうで、家ではそうするんだと思っていた。小学校の辺りから、何だか違うなって思い始めたけれど、誰にも言えなくて。
- 下着を着けるのが当たり前なことは分かっているけれど、美桜は低血圧で、朝ぼーっとして、たまに下着を穿き忘れたまま学校に行ったりして。すごく恥ずかしくて、何度も何度も治そうとしたけどたまにやっちゃったりして。
- 目立たないようにしようと思って影を薄くしていたけれど、柑菜が声をかけてきて、哲朗や海人も友達になってくれて、すごく嬉しくて、楽しくて、だから知られたくなくて。
- 困っているなら相談すれば、フォローするに決まってる。柑菜も海人も、哲朗も。みんなに嫌われたりしない。哲朗「だからさ、言いたいこと言えよ」→美桜「好き……哲朗君が、好き……大好き」。
- 夕暮れ。佳織は海人に言おうとしていたと思うけれど、その前にイチカが佳織を呼び出してしまったから。海人とイチカは手をつなぐ。
- 千春大泣き。佳織の傷心旅行に付き合ってくれたのに、同じになってしまった。この夏二度目で、佳織も参ってしまう。
- イチカ「やっぱり、女の子にあれだけアプローチされたら、男の子は悪い気しない?」→海人「まあ、それは多少は」→イチカ「樹下さんの時も?」
- 海人は追いかけられるんじゃなくて、追いかけていたい。好きな人のことを追いかけたい。イチカは困ってなんかない。海人とイチカはキスしようとする。
- 柑菜「何してるニャ?」二人っきりの女子会ですっかりできあがり、ネコミミメイドになっている。イチカにキスしたり、海人にもキスしようとしたり。
- 翌日、佳織のパートは撮了。千春とともに空港へ向かう。今日の撮影も終わり。撤収の準備が出来次第、沖縄の海を楽しむ。
- イチカ『私、気付いてしまったの。私、海人くんが……』。