- ココロコネクト : #4 「二つの想い」
- 昨日唯と何があったのか、太一は姫子と伊織に話す。
- 実際えっさらほーい。
- 姫子は伊織に、トラウマを太一に解決してもらえと提案する。二人きりで話すことになった太一と伊織。
- シリアスな感じになりそうなときは、ひとネタ。しかしネタが思いつかない。ネタがないというネタ。
- 伊織には父が5人いた。父親が変わるたびに、相手の気分を害さないように自分の性格を変えてきた。5人目の父親が病死した時、「もっと自由に生きなさい」と言われ、言葉通りに生きようとしたが、その場に合ったキャラを演じてきたため、本来の自分を見失ってしまった。伊織はこの世から消えてしまうんじゃないかと思っている。
- 何があったって、どんな風になったって、太一は伊織が伊織であるとわかってやれる。理由は……ともかく。
- 「男と男」とつけると、すげえ情熱的っぽくなる。伊織は大丈夫だけど、今本当に大丈夫かと言ってあげなきゃいけないのは姫子の方。
- 姫子は文研部を信用できない。そして、そんなことを想像してしまう自分が嫌いだ。この世の誰も信用していない。だから全員が敵で、太一が一番の敵だ。
- トラウマがない人間には、救いなんてないのかもしれない。それは救われる必要がないからじゃないか。そんな姫子もありなんじゃないか。もし文研部の他のメンバーから受け入れてもらえなくても、太一がいる。
- 太一が墓場まで持っていくつもりだった秘密。太一は姫子を「おかず」にしたことがある。そんな太一もありなんじゃないか。姫子は心を動かされる。
- 姫子の人間不信は心配性扱いされる。
- 姫子も太一を「おかず」にしたことがあるらしい。
- 人類は衰退しました : episode.05 「妖精さんの、おさとがえり」
- 謎のモノリス。宇宙から来たものではないらしい。
- 「ヒト・モニュメント計画」が本格的に動き出す。旧人類の文化、科学、歴史、全情報をモニュメントに残しておくという一大計画。計画の一環としてクスノキの里の近くの都市遺跡を調査する予定で、遺跡とクスノキの里に電気を配給する。
- おじいさんのお遣い途中、「わたし」は妖精さんからのご相談を断る。これが三日前のお話。
- いとまごいに来た妖精さんたち。でんじはのやつがきたらいきてはおれぬからにげる。妖精さんから渡された「まぬある」は、妖精さんがいなくなるとどうなるかが記されていた。
- 来て見て痺れる夏の電気祭。「わたし」は猫耳少女と出会う。名前は「ぴおん」。多分。
- ぴおんは記録喪失、或いは記憶喪失の身の上。ただし、ここにいる目的だけは見失っていない。仲間を捜している。その仲間は、おやじ。多分。調停官閣下と呼ばれる「わたし」。
- 「わたし」と助手さんの調査担当は、都市遺跡にある小さな公園。地下への入り口らしきところへ入ると、トラブルに巻き込まれ済みだった。エレベーター動く。
- エレベーターを降りると、そこには「OYAGE」と記されたモノリスらしきものと、骸骨らしきものがあった。エレベーターは上がってしまい、地下を先に進むしかない。
- サバイバル2日目、「わたし」と助手さんは迷って都心のど真ん中へ。救援が期待できない以上、自力で脱出するしかない。
- サービス満点大迷宮に迷い、「最期のお茶」にしようとした時、お守りが妖精さんに。妖精さんは紙縒りになるまでツイストして、仮死状態になっていた。
- 妖精さんの案内で水を探していると、家電的なごみの中に、モノリスのようなものがあった。
- 妖精さん敵には水ものらしいが、もっと危険でワイルドな、かつてこの都市を滅ぼしたりした宇宙的恐怖の一環とか、邪神とかそういう感じの。ナイフ溶けたし、たくさん出てきた。
- 病院の診察室みたいなところへ。残された端末には、都市の構造データとその原因が記されていた。
- 降り注ぐ電磁波を恐れて、それを遮断できる都市を作った。その平和な暮らしに慣れすぎて、外に出ることが怖くなってしまった。街ぐるみでひきこもり。
- 「もっと危険でワイルドな、かつてこの都市を滅ぼしたりした宇宙的恐怖の一環とか、邪神とかそういう感じの」がいた。モノリスのようなものを投げつけて、倒したのか。
- 今度は犬メカ出現。遊びたいのではなくて殺意。「わたし」たちはぴおんに助けられる。
- TARI TARI : 第5話 「捨てたり 捨てられなかったり」
- 大智の応援歌を歌う来夏とウィーン。「おめでとう」じゃないし、優勝してないし。和奏は先に帰ってしまい、残った三人で盛り上がる。
- 結果はベスト8で、全国大会出場はならなかった。大智がバドミントンを始めたのは小学校の頃。白浜坂高校に来たのは憧れの選手(姉の晴香のことらしい)がいたから。
- 和奏は志保と会い、白浜坂高校時代のまひるの写真を見せてもらう。まひるも志保も、高倉教頭も合唱部で、写真は合唱部が優勝したときのもの。
- 和奏は部屋にあるピアノを片付けることを決める。大智のベスト8入り打ち上げパーティーには参加せず、帰宅するとピアノはなくなっていた。
- 高校受験を控えた頃、和奏は合格することを第一に考えていて、まひるに冷たく当たる日々が続いていた。「行ってきます」も「ごめんなさい」も「ありがとう」も言えないまま、一緒に歌うことはできなくなった。
- 氷菓 : 第十五話 「十文字事件」
- エスニック弁当。奉太郎はえるから「お料理研からおたまは既に失われた」を見せられる。
- 犯行声明は他にもある。奉太郎はものすごく暇な奴の仕業にしようとするが、これはダメだ。いつものアレが、えるの好奇心が発動する。
- 怪盗事件を壁新聞部に売り込み、校内ラジオの出演も頂けば、「氷菓」も相当はける。
- 客寄せパンダをやりたくない奉太郎。仮にピエロになるにしても、生徒だけで千人、一般客を入れればそれ以上。その中から犯人を捕まえるのは無理。
- これまで被害に遭ったのは、囲碁部、アカペラ部、お料理研、占い研。法則は五十音順。園芸部もやられていた。
- お料理研からはおたま、占い研からは運命の輪。園芸部はAKか。囲碁部は石。
- 犯人の署名は十文字(じゅうもじ)。この件は古典部を売り込むには十分な材料だと思わんか?
- えるは冬実から教わった交渉のコツを実践する。壁新聞部に行くと、立て込んでいた。ではまたあと……じゃダメ。
- 人目につかないところで、あまり大きく見せず、相手に自分は期待されていると思わせようとする。
- ネタはある。十文字のこと。法則は五十音順。壁新聞部はカッターナイフをやられた。
- 「ここまで教えたんですから、古典部のこともちゃんと書いてください」……とは言わなかった。念を押すのは疑うのと同じだから。
- えると里志。アカペラ部からはアップルジュース。里志は奇術部の公演に張り込み、十文字の正体を見破ろうとする。
- 奇術部の次の公演開始を待つ里志の前に、谷惟之再び。こう見えても実は、ミステリファンなんだ。
- 奉太郎は五十音順の盗み方に別の意図や意味が隠されている可能性を考えていた。十文字を捕まえたいと思っているわけではないが、えるが気になると言った以上、最後には避けられない。無視できる相手じゃないから面倒なんだ。
- わらしべプロトコルで手に入れた小麦粉の代わりに、奉太郎は摩耶花から手鏡をもらう。それがないとコスプレ……に……。
- 奇術部の公演が始まる。キャンドルがない。演者以外はステージに誰も近づいていない。キャンドルは最初から盗られていた。十文字が公演中に盗む保証はどこにもなかった。
- 「夕べには骸に」を見つけられなかった魔女っ子は、VOCALOID四人からの嫌味を受ける。口論になりかけたとき、パンサーによりストップ。
- VOCALOID四人に睨まれ、魔女っ子は風に当たりに行く。そこに、漫画研究会の部長、湯浅尚子来る。摩耶花の味方をしてあげたかった。
- 亜也子は本気じゃない。それがわかるのは、亜也子と尚子は友達だから。亜也子と春菜(「夕べには骸に」の作者の一人、安城春菜)も友達だった。春菜は転校してもういない。亜也子は友達だから、尚子はこれ以上説明できない。
- 壁新聞部の号外には、十文字事件に関する記事があった。その中には「古典部」の名前も。
- 二日目、「氷菓」は16部売れる(冬実に渡した20部を除く)。残り137部。