- 緋弾のアリアAA : 10弾 「ファーストミッション」
- バスジャック事件が発生した。あかりは現場近くで、負傷したアリアを目撃する。それを仕組んだのは理子らしい。
- あかりにしか興味のない夾竹桃はあかりをペットにしようとする。二年前に植えた種が今日か明日には花開く。
- ののかが倒れる。容態は安定しているが視力を失うかもしれない。
- 間宮家は昔は公儀隠密、今で言う諜報員のような仕事をしていた。それは生死を懸けた戦いが続く危険な仕事であり、そこで培われた戦闘術は子孫に伝えられてきた。しかし二年前にイ・ウーの襲撃を受け、一族は散り散りになって隠れ住んだ。
- ののかの症状の原因は打たれて二年後に五感と命を奪う「符丁毒」。もともとは風魔一族の術だったが、夾竹桃に奪われていた。解毒は可能だがそれができるのは作った本人のみ。
- 間宮の技は人を殺める技。それでも人々を守るために戦う理念は守りたい。あかりは武偵高で間宮の技を矯正しようとしていた。
- 昔のものを封じて、新しいものは身につかなくても、あかりには大事なものがある。
- アリアはあかりに初めての作戦命令を下す。作戦コードネームは二人のイニシャルを採って「AA」。
- あかりは夾竹桃のいるホテルの一室へ入る。取り引きの内容は符丁毒の解毒剤と間宮の「鷹捲」を交換すること。おまけであかりの身柄も。
- ゆるゆり さん☆ハイ! : #10 「君とならいつまでも」
- 結衣はまりの家の雪かきをする。通りがかったあかりも手伝う。あかりは雪を投げようとしたら重たくて、結衣にぶつけたり転びそうになったり。
- あかりにちなつからメール来る。返信したらちなつがスコップ持って来た。ちなつも張り切って、結衣に雪をぶつける。京子を呼んだら、京子はでっかい雪玉を転がして来た。
- 五人でかまくらを造る。意外と時間がかかる。まりの身体が冷えてしまったので、家に入る。おこたを入れたのに暖かくならないので、京子はあかりにぎゅっとする。
- あかりは昔、かくれんぼの時に京子と一緒に押し入れに隠れたときのことを思い出した。あの時のあかりはかっこよかった。京子は泣き虫の自分とはバイバイした……のに寒くて泣く。
- 二人は寒さで幻覚を見始める。こたつは壊れていなかった。コンセントには挿したけど本体の方のプラグが抜けていた。
- 京子はコンビニに買い物に行く。帰りが遅いと思っていたら、かまくらを造っていた。なんか禍々しいしデスマスクつき。うに好きのまりのために、名づけて「うにくら」。京子は普段お礼を言われ慣れていないせいか寒気が→風邪。
- 京子が学校を休んだので、綾乃は心配シンガポール。
- 結衣たちは京子のお見舞いに行く。京子は歯が全部なくなる夢を見たらしい。あるのが当たり前だったものが突然なくなったときの絶望感、なくして改めて大切さに気づくような予知夢だった。
- 京子が復活したところで、結衣は陸上部から勧誘されたことを話す。京子は結衣の好きにすればいいと言って帰る。それ鞄じゃなくて座布団。
- 結衣は陸上部の勧誘を断った。返事に悩んでいたのは非公認のごらく部のことは言えないので上手く断れるか自信がなかったから。
- 四人揃ってこそのごらく部。
- 漫研ができると聞いて浮気しそうになる京子。
- ご注文はうさぎですか?? : 第9羽 「毛玉は特攻し無慈悲なボタンは放たれる」
- 甘兎庵の新しい緑茶「エメラルドの涙」。
- チノはラビットハウスと甘兎庵がライバルで深い因縁があったことを千夜に話す。千夜は因縁のことは知らない。
- ラビットハウスに戻ってきたチノは凹む。「因縁を持ってると思っていたのはきっと、おじいちゃんだけです」。勘違いを憐れまれるティッピー。
- ココアは本当に因縁があったのか調べることにして、フルール・ド・ラパンへ。リゼを連れてきたのは尋問が上手そうだから。シャロはリゼに尋問される様子を創造する→リゼ「さあ、情報を吐くんだ。そうしたら、このおいしそうなメロンパン、私が食べさせてやろう」→覚悟ができた。
- シャロはそんな記憶があるようなないような。リゼの残念そうな顔を見て、期待を裏切ってしまったと思い込み、頭を打って思い出そうとする。
- 昔のマスターを知っている青山がいた。リゼ「シャロの努力が無駄に!?」
- 「コーヒーあんみつ」なるメニューもあったらしい。青山はあのおいしさを文字で表現しようとする。ココア「自分の仕事して!」
- シャロは何かを思い出そうとしていた。
- シャロは千夜に連れられてラビットハウスの偵察に行った。鬼ジジイがいるって聞いたから怖かった。千夜「大丈夫、うちのおばあちゃんだって鬼ババアよ」。
- ラビットハウスのメニューを見たシャロは、コーヒーの名前が魔法の呪文みたいですごく強そうだと言い、千夜はすごいメニューを考えることにした。シャロ『あの子が変なメニューを作るきっかけになったのは、私?』
- 因縁といえば、リゼの親父にはライバル関係から任務をきっかけに無二の友人になった戦友がいる。今は引退してバーテンダーをやっているらしい。
- 最初は仲が悪い方が後々上手くいくのかもしれない。ココアも最初はリゼに銃を向けられた(「ご注文はうさぎですか?」の第1羽 「ひと目で尋常でないもふもふだと見抜いたよ」)。ココア「リゼちゃんとは今は親友だもんね」→リゼ「『今は』って何だよ、前からだろ」。
- ラビットハウスに帰ると、ティッピーがいない。因縁を晴らそうと特攻をかけに行ったかと思っていたら、今まさにかけようとしていた。ティッピー「戦が始まる……いざ!」本気のティッピーは心なしか毛が逆立って見える。
- 甘兎庵に乗り込んだティッピーの前に千夜が現れて相手になる。戦になる前にチノがティッピーを止める。
- 甘兎庵でも昔コーヒーあんみつを出していたらしい。ラビットハウスとコラボしていたと千夜は聞いたことがある。
- コーヒーあんみつは特製のあんこがおいしいと評判になった。チノの祖父はコーヒーが注目されなくて拗ねたらしい。コーヒーようかんを出したときはコーヒーがおいしいと評判になり、千夜の祖母が拗ねたらしい。リゼ「どっちもどっちだ!」
- 深刻な因縁ではなかった。千夜はココアに感謝する。二人が出会っていなかったら、ラビットハウスとお友達になれなかった。千夜とチノは互いの店の立派な看板娘になる約束をする。
- 甘兎庵を大きくするのが夢な千夜に影響されたチノは、街中の喫茶店をフランチャイズ化することが夢になる。まずはメニュー名を改める頃から。「ダークネス」とか「一番暗き時」とか。ティッピー+リゼ「やめろー!」
- チノは甘兎庵で働く。しっくり来ないのは着物ではなく頭の方。あんこを載せたら千のお客さんも捌けそう。
- ラビットハウスの後継ぎさんが甘兎庵で働いてくれて、甘兎庵とラビットハウスとの誤解も解けて、千夜は夢みたいで幸せ。
- ココアはチノが千夜に影響されて、抹茶派になってコーヒー派に宣戦布告したり、甘兎庵看板姉妹が爆誕したりするところを想像する。中学の職業体験(三日間)であり、チノを取られるわけではない。
- ラビットハウスにはマヤがいる。慣れているから楽。本当はリゼやココアと仕事をしているチノが羨ましくて代わりをしたかった……というのは嘘らしい。ココアは騙された。
- フルール・ド・ラパンにはメグがいる。この制服で働いているシャロがキラキラして見えたから。シャロはピュアなメグを青山から守ろうとする。
- 千夜の祖母を前にして、チノは緊張する。千夜はリゼやココアの物真似をしたりする。ラビットハウスごっこは一人でよくやっているらしい。
- シャロが甘兎庵で働かないのは、あんこが苦手だからというよりも、お隣さんだから気恥ずかしさがあるからか。千夜も誘いにくいし。幼馴染みは難しい。そして練り切りも難しい。
- 千夜がシャロと二人で働いているところを見てみたいとチノが言うので、千夜はシャロを誘ってみることにする。
- かわいい新人さんが(三日間だけだけど)入った千夜は楽しそう。シャロはそれがチノのこととすぐに分かり、自分にもかわいい後輩が(三日間だけだけど)できたと返す。
- 千夜はシャロがフルールを満喫しているみたいで、甘兎庵で働く気なんてなさそうと諦めかけるが、お裾分けの和菓子を持って行く。
- 職場体験レポートを書いているチノのもとに、ティッピーから電話がかかってくる。ティッピーは敵地の様子はどうかを訊いてくる。
- 千夜の祖母によると、チノは仏頂面がジジイにそっくりだとか、ジジイに似て業突く張りだとか図々しいとか。最中や羊羹にお茶まで出してくれる祖母は口調とは裏腹にやさしい。
- 千夜の部屋にシャロ来る。千夜はお裾分けに「シャロちゃんと同じ制服を着て一緒に働きたいの」と手紙を添えていた。千夜が素直に直球で言えば、シャロも直球で返す。フルールの制服を持ってきたシャロも変化球。制服を着てしまった千夜はノリノリ。
- 千夜がフルールで働きたいと思っている、とシャロに勘違いされているみたいだし、チノが着た着物も本当はシャロに用意したものだったようだが、シャロは嬉しそう。一緒に働きたいという思いはシャロも同じだった。千夜はその気持ちが分かっただけでも十分。チノ『何だかレポートに書いておきたい出来事です』。
- 制服のサイズはシャロと同じだけど千夜にはきつくて、胸のボタンが外れる。腰周りは大丈夫なのに。
- ココアにチノからメール来る。今日の話をチノから訊こうと思っていたら、チノは夕食にお呼ばれしたので帰りは遅くなる。『千夜さんいわく 甘兎庵看板姉妹爆☆誕です。』ココアもラビットハウス新3姉妹で対抗する。