- 境界のRINNE : 034 「鎌の事なら三日月堂」
- りんねは死神の鎌を修理に出そうとするが、いつもの店が修理代を値上げしていた。ギリギリの予算しか持ってこなかったので出直そうとすると、そこに謎の女性が現れ、鎌打ち・研ぎ・メンテナンス無料クーポン券を渡される。
- 三日月堂は四千年続く老舗。営業担当の姉・来兎と、実務担当の弟・四代目三日月斎の零不兎(本名)が営んでいる。先代が七百年ぶりに転生することになり、零不兎が跡を継いだが、客はどんどん離れていった。弟に実績がないというよりは口が悪いから。
- りんねは今までの倍のスピードで浄化できる「転化八当の鎌」を試してみるが、悪霊は成仏前にりんねを殴っていく。転化八当の鎌とは、悪霊の怨みの対象をりんねにすり替えて一発殴らせ、八つ当たりでスカッとさせるというハイリスクな鎌だった。打ち直してもらおうとすると代金を要求される。リフォーム詐欺とは、客から頼まれてもいない加工をして高額な費用を請求する、とんでもない悪徳商法なのだ。
- どんなに酷使してもメンテナンス一切不要の「連日新鮮の鎌」→コンタクトレンズやカミソリと違い割高だったため、クレームが殺到して発売中止。リモコンのスイッチ一つで自動的に悪霊を退治してくれる「遠隔操作の鎌」→テレビのリモコンにも反応してしまい、誤作動でクレームが殺到して発売中止。先代の秘伝書「我がHANSEI」に記されている鎌はどれもクレームが殺到して発売中止になっていた。「我が半生」ではなく「我が反省」。
- 無料で打ち直した鎌を届けに来た来兎は三日月堂特製ブレンドの鎌用ワックスを勧めてくる。このワックスさえ塗っておけば、どんな泥んこ霊と闘っても鎌はいつでもピカピカ。
- 学校で謎の泥んこ事件が起こる。体育館にユニフォームの九十九神がいた。ワックスを売るための三日月堂のヤラセだった。
- りんねはワックス一個三百円のところを、六個にワックス専用スポンジと開運七福神サイフを付けて据え置きの三百円で買う。いい品を安く買えたと思っていたが、その後使う機会はなかった。
- 虹色デイズ : 第21話
- 大晦日、杏奈は夏樹を心配して送ったメールの返信を待っていた。あの時のキスの理由を訊きたかった。
- クリスマスからずっと寝込んでいた夏樹はやっと熱が下がり、杏奈に連絡を取ろうとする。恵一から初詣に誘われるが、行かないことにする。
- 恵一と智也の初詣に希美もついていく。合格祈願に恋愛成就。
- SUPER LOVERS : #9 「rainy season」
- 晴は零の胸に変なのできた夢を見た。原因は郁芳がよこしてきたDVD「制服微少女」だった。零に見つかったらいけないので、晴は店のバックヤードに置いていた。
- 零は初めて日本の梅雨を経験する。暑くてだるいし雨続き。十全と話していたら鼻血出る。
- 零はたまっていたのを抜いたら軽くなった。メシの時に下半身の話は勘弁。
- 晴は零に制服微少女を見られる大失態をしでかす。でも零は晴のことばかりを考えてしまう。