- けいおん!! : #2 「整頓！」
- 放課後。ほんとは唯が日直なのに、寝ているから紬が代わりに仕事している。起こしても起きない。ケーキをネタに起こすが、ないので唯はまた寝る。
- さわ子来た。かりた着ぐるみを返してなかった。物置に入れていた。物置の中ごちゃごちゃしてる。着ぐるみ取り出したら、荷物が崩れた。唯はまだ寝てる。
- ということで大掃除。やりたくない唯と律。「三度の飯より掃除が嫌いだ！」
- 私物ばかりの部屋。私物しかない。片付けようと中に戻す律と唯。
- すごい量。何か荷物があると、とりあえずと倉庫代わりにしていた。あのぬいぐるみは唯が獲ったらしい。あのちょーんとしたのは、澪の。
- コーヒーセットを片付ける紬。食器棚も掃除する。改めて見ると、高そうな食器。ベルギー王室で使っていたのと同じだとか。唯が落としたのを律がキャッチする。
- だいぶ片付いて、お茶の時間。昔の軽音部の私物らしきもの。前は結構部員がいた。梓「ちゃんとやってたこともあったんですね」。
- 唯が何かケース持ってきた。開けるとギター。つまんなそうな律と唯。
- さわ子来た。あのギターは彼女の。あまり使っていなかったらしいが。ここで梓は、さわ子が軽音部だったことを知る。梓「今度教えてください」。唯が梓に、学生時代のさわちゃんを見せる。梓「やっぱりいいです」。
- 私物は持って帰ることになったので、さわちゃんも。ギター黴くさい。弾く時間もないし、売って部費の足しにでも。
- このギターは、さわ子が父の友達からもらったもの。
- 唯が黴くさいギターを運ぶ。じゃんけんで負けたから。かばんが重いのも自分の責任。時間が来て、次のじゃんけん。
- 澪はチラシを見ていた。棚を準備室に置けないかなと。
- 五人はホームセンターへ。紬はホームセンター初めてらしい。張り切ってる。
- ホームセンターの品物が珍しい紬。梓が、ケーキを性格に八等分できるケーキカッターを見つける。
- 唯が螺子を見つける。そして電動螺旋回しを銃にして遊ぶ。唯「はい二人(澪と梓)は死にました」。
- 唯は子供だなという律は、作業用ヘルメットをかぶっている。次に唯は作業着を着てる。ダブダブ。
- 澪はさわ子に電話していた。棚を部室に置いてもいいらしい。紬が来た。すんごい買ってる。
- 水槽の前に梓がいた。亀なのか鼈なのか。唯が抱きついてきた。唯曰く、スッポンの中でも飛び切りの美人さんらしい。鼻にピーナッツ入れたくなるかわいさ。
- 楽器店。律はあれから四連敗したらしい。それはとにかく、ギターの査定に。紬はスプーンを磨いている。キラキラになってうっとりしてる。
- 梓はバンドのポスターを見ていた。梓「うちのバンド、これだけ人数いたら、どんな音になるんですかね」。
- 査定が終わる。50万円で買い取らせていただきます。紬以外の一同「50万円!?」
- 澪が「ごちそうさまでした」といって去ろうとする。澪「だって…500万…」。桁が変わってる。紬は躊躇無さ過ぎ。
- 何でそんな値段が。
- 1960年代初めに生まれたギター。
- 当初は材料や形が定まっておらず、さまざまな仕様のマイナーチェンジを繰り返しつつ、現在の形になったといわれている。
- フィンガーボードにハカランダという今となっては貴重な木が使われている。
- テイルピースが交換されていてフルオリジナルではないため、少し値段が落ちるが、演奏性に優れたストップテイルピースを好む客も多い。
- 長いことしまっていたので、あまり傷やフレットの減りがなく、年代物にしては大変コンディションがよい。
- とにかく貴重。
- 律「肉厚」。唯の食べてるスペシャルバーガーの話じゃなくて、札の方。律もポテト多い。XLサイズ。ギターを売ったお金はまだ使ってない。
- みんなでもらっちゃっていいのかと言う梓に、律は札を見せ付ける。五人で分ければ一人10万。梓「私欲しいエフェクターがあったんですよねー…」。あずにゃん陥落。
- 律は澪にも見せびらかす。澪「10万か…10万あったら…マルチアンプベースシミュレーターに、新しいアンプ…」。
- 律はツインペダルとフロアータム。唯は、憂に札束でひっぱたかれるところを想像する。紬以外の四人が、黒くほくそ笑む。
- 後日。棚が届いた。紬が蛇口をピカピカにしている。棚で物置もすっきり。しかし、唯のケロが。
- 昨日持って帰ったものの他に、まだいっぱいある。これ以上持って帰ったら憂に怒られる。ここに置いといたら梓が怒る。
- 昨日、憂に「めっ！」て言われた唯。姉の威厳まるでなし。律は棚に私物を入れてるし。
- さわ子来た。片付いた物置を見る。律がゆっくりと逃げようとしていたが澪に止められる。その後の振る舞いが白々しい。
- ギターがいくらで売れたかという話に。みんなごまかそうとする。唯「てことは、さわちゃん50代でいらっしゃる？」さわちゃん「どこにこんなピチピチした50代がいるの！」
- 結局いくらに。律「…い、一万円…」。そんなもんかとさわちゃんが言って、律と澪と梓が安堵するが、買い取り証明書を求められて再び慄く。
- 律は買い取り証明書を持っていた。しかし、さわちゃんに出すことができない。で、食べる。他の四人が律を応援し出す。さわちゃんが眼鏡を取って「出しなさい」と脅し、終了。
- 買い取り証明書を見て驚くさわちゃんと、その前に土下座する五人。律が言った一万円を部費として計上する。さわ子「最初から正直に言えば全部あげたのになー」。
- 唯はさわちゃんに最後のお願い。唯「その札束でほっぺを…ほっぺを殴ってください」。ほっぺをひっぱたかれて幸せを感じる唯。
- 特別に、ギターを売ったお金で一つだけ何か買ってもらえることに。何にするか。唯のケロ案は即却下。
- テニス部の練習か。どこの部も、新入部員が入って本格的に活動開始。それを見る梓の顔に、律は。
- 梓以外の四人。梓は五人でいいと言っていたけれどやっぱり後輩が欲しいのではないか、と考えていた。唯が何か思いついた。
- 音楽室に水槽。新入部員のとんちゃん。ホームセンターで見たあの亀を買ってもらった。しかし、梓のリアクションが薄い。
- 梓はあの亀を、欲しそうに見つめていたのではなく、変な顔だなって見ていただけ。やっちまった。
- 梓が水槽のもとへ行き、話しかけつつ、水槽を指で叩く。そしたらとんちゃんが頷く。これからは私がちゃんと面倒見ると言う梓。唯には無理そう。澪が、その様子をカメラに撮る。
