オンライン依存性症候群

洋楽(以前は全般、次いでSmooth Jazz、最近はCafé Del Mar)とアニメが好きな人が、ネットレーベルの運営と音楽活動をしながらネットレーベルを旅していました。今はネットレーベルの運営を継続しつつアニメを観て、ここにその記録を書き記しています。

日曜日の視了 午後の部

  • ココロコネクト : #6 「気づいた時にはまた始まっていたという話」
    • (ここからキズランダム。)
    • 「人格入れ替わり」が落ち着いて3週間、5人には平和な日々が戻っている……と思っていた。
    • ある日、部室で姫子が突然服を脱ぎだし、太一を押し倒す。それを見た唯は机を叩き壊してしまう。
    • その夜、太一は声を聞き、急に外に出て伊織に電話をかける。最近の変な行動は、妹には恋煩いということにしておく。
    • 次の日、唯と義文が補導される。伊織を2時間レンタルという条件……は嘘だったが、藤島に教えてもらう。
    • 山星高校の女子が他校の男子生徒に絡まれ、居合わせた唯は男子生徒をボコボコにし過ぎて警察で事情を聞くことになり、義文は警察に対して結構な大立ち回りをしたらしい。
    • 姫子と藤島の結託関係。不審な人に注意。
    • <ふうせんかずら>再び。頭の中で声が聞こえると、その時自分がしたいと思ったことを行動に移してしまう。単純に言えば「欲望解放」。人格入れ替わりの時と同様、そこそこ面白くなればいつか終わる。
    • 唯が机を叩き壊したのも、姫子が太一を押し倒したのも。姫子の汚点を掘り返す太一。
    • 欲望解放は第三者を巻き込む可能性がある。当面は、やばい欲望がたまらないよう心を鎮めておくか、適度にやりたいことをやってストレスを溜めないようにするか、或いは互いにフォローしあうか。
    • 伊織は太一との電話で、二人の関係はキープということにする。欲望解放という正常じゃない状態で二人の中を進めるのは、あまりよくない気がする。伊織は本当の自分が分かるという気がして、欲望解放に期待している。
  • 人類は衰退しました : episode.07 「妖精さんの、じかんかつようじゅつ」
    • おいしいお菓子を作れる職人さんもまだいるにはいるが、人間の衰退と共に減少している。「わたしがたくさんいたら良かったんですけどね」→クローン→倫理的にアウト。
    • おじいさんの助手さんが現場復帰するらしく、「わたし」はそのお迎えを仰せつかる。慣れ親しんだ領域に知らぬ方が入ってくるという状況は苦手な、テリトリー意識の強い「わたし」。
    • ありがとうござい……ません。壊れた腕時計の代わりの時計をご所望の「わたし」におじいさんが渡したのは、腕日時計。さる女性からもらったもの。その女性とはすぐに別れたらしい。
    • 「わたし」は妖精さんから、味のしないバナナをもらう。つぎはあじつき。おじいさんが迎えに行ったチャリとは、チャリオットだった。
    • お迎え場所の菓子屋「子羊とオリーブ」前に行くと、助手さんはいなくなってしまったらしく、「わたし」は女医さんと手分けして捜すことにする。そこで出会った「わたし」そっくりの女性と話をする。
    • 犬がとても気になる「わたし」は、地面に落ちていた何かでスリップ。やあやあ、あれこそは、バナナの皮でござるるるー。
    • 「わたし」が気付くと、そこは国連調停官事務所の前だった。隣には「わたし」そっくりの女性が居り、目眩から気を取り直したときには「それ」は消え、かわりにうっすらと記憶が戻る。あの犬、どこかで見たような。
    • おじいさんの助手さんが現場復帰するらしく、「わたし」はそのお迎えを仰せつかる。壊れた腕時計の代わりの時計をご所望の「わたし」だったが、おじいさんの腕日時計を既に持ち出していた。
    • お迎え場所の菓子屋「子羊とオリーブ」前に行くと、助手さんはいなくなってしまったらしく、「わたし」は女医さんと手分けして捜すことにする。
    • 「わたし」は妖精さんから、おいしいバナナをもらう。つぎからはそれで。その後のおじいさんの台詞を鮮明に予測できてしまう「わたし」。
    • 「わたし」は「わたし」そっくりの女性と出会う。「わたし」の内に疑惑が渦巻く。これは妖精さんの世界。
    • 犬がとても気になる「わたし」は、やっぱり地面に落ちていたバナナの皮でスリップ。
    • 「わたし」は「わたし」そっくりの女性と出会う。どこかで犬が鳴く。
    • 「わたし」は妖精さんから、おいしいバナナをもらう。妖精さんの姿はない。たのしみですー。またあの犬が。その後待ち受けていたのは、本日何度目かのお説教。
    • 発見されたとき、「彼」は一人きりだった。「彼」に知識を教えてくれる人は誰もいなかったから、「彼」には言語がなかった。でも不幸なことに、「彼」は聡明だった。自分が何者かを考える思考を持っていた。そんな矢先に「彼」は保護された。
    • 助手さんを捜す「わたし」は、林の中のかまどに辿り着く。そこで、「わたし」そっくりの女性二人と出会う。
    • バナナの皮でスリップ。どこかで犬が鳴く。本日何度目かのお説教。
    • 直前の記憶は不明瞭だが、これから起こる出来事は予想がつく。「わたし」は助手さんを捜して林に入り、そこで「わたし」そっくりの女性たちと出会う。彼女たちが助手さん捜しをやめたのは、妖精さんがお菓子を食べたいと言うから。
    • おかしたくさんいる。かまどもつくった。すたっふもたくさんてはいした。
    • 「わたし」は何度も林に来ているが、何をしていたか全く憶えていない。ここはかこからきりはなしている。いーじーにいうと、やさしいくうかん。
    • 「わたし」は妖精さんから、しんがたのバナナをもらう。たべてすぐすべる。
    • 「わたし」は腕日時計をいつの間にか紛失していた。そんなことより助手さん。アロハシャツの似合う助手さんはいったいどこに。なぜそんなチョイスを?
    • 「わたし」は助手さんを捜して林に入り、そこで「わたし」そっくりの女性たちと出会う。楽しそう。お菓子作りの欲求には逆らえない。妖精さんからバナナをもらい、バナナ春巻を作る。でも現実逃避が叶うのは一瞬のこと。
    • 「わたし」そっくりの女性たちの余裕が悔しい「わたし」。「わたし」そっくりの女性たちは、腕時計をしていない人としている人がいる。
    • 逆質問大会。助手さんの服装にだけは、心をよぎるものがあった。バナナの皮でスリップ。
    • 「わたし」は妖精さんから、おかしのカンヅメのお礼に、さいしんがたのバナナをごしんていされる。本日何度目かのお説教。
    • 「わたし」が目にしたのは、たくさんの犬と、アロハシャツの「彼」。
  • TARI TARI : 第7話 「空回ったり 見失ったり」
    • 和奏の補習は終わる。ウィーンはまだ。
    • 和奏も正式なメンバーになり、合唱時々バドミントン部は「白祭」(白浜坂高校文化祭)についての会議を行う。
    • 「シロサイ」は白いサイ。女って怖えな。
    • ステージで何をするのか、なかなか決まらない。それでも、声楽部や教頭には負けたくない。
    • 生徒会室を訪れた来夏は、弟で副書記でもある誠から、メインステージの使用は選考会をパスしなければならないと聞かされる。その責任者は教頭。
    • 紗羽は父の正一に、日本競馬学校の入学案内書を見られる。働いて家族を養うのが仕事で、馬乗りは仕事じゃなくて遊びだと言われてしまう。
    • 圭介お手製のLOVE弁当。どこか元気のない紗羽に、来夏は春の予感。
    • 音叉を叩きまくる校長。理事長来る。
    • 最近食事を抜いていることから、紗羽は合唱時々バドミントン部の練習中に倒れる。
    • fall in love。来夏の桃色の脳細胞に間違いはない。
    • 白祭の参考にと、和奏は来夏と紗羽を市民ミュージカルに誘う。
    • 流鏑馬の最中、紗羽は馬から落ちてしまう。
  • 氷菓 : 第十七話 「クドリャフカの順番
    • ラジオ番組出演中のえる。十文字をお迎えするにあたって、古典部からお願い。部員は四人、監視の目が足りないので、皆さんに古典部に来てほしい。できたら文集の方も買ってくださいね。終了後、えるは悩む。本当にこれでよかったのかな、と。
    • 古典部部室には人がいっぱい。奉太郎が背伸びすると、里志の携帯電話が鳴る。その時、校了原稿が燃える。「古典部から校了原稿は既に失われた 十文字は達成された / 十文字」。
    • 冬実に頼んだ「氷菓」は完売する。冬実はえるに、「ああいうの」は向かないと言う。えるが期待を操ろうとすると、どうにも甘えているように聞こえる。冬実の話を真に受けて、下手に画策するのだけはやめたほうがいい。単刀直入な言い方しかできないのはえるの弱点だが、武器でもある。えるもそう思っていた。つまり、もうこりごり。
    • 自分に自信があるときは、期待なんて言葉を出しちゃいけない。期待は諦めから出る言葉。そうせざるを得ないどうしようもなさがないと、空々しい。奉太郎を捜す里志は、彼が田名辺治郎と二人でいるところを見かけていた。
    • 十文字の正体は田名辺。
    • なぜ「盗まれた」ではなく「失われた」なのか。「く」は飛ばされた。しかし奉太郎の知らないところで「く」にまつわる何かがあったとしたら。
    • 十文字事件はそれ自体が暗号だった。「く」で始まる相手に、「く」で始まるものが既に失われているというメッセージを伝えるための。
    • 犯人のネタ本は「クドリャフカの順番」で、暗号を受け取る側、「く」のつく相手は、生徒会長で「夕べには骸に」の作画担当の陸山宗芳。
    • 十文字は部活だけを襲うとは書いていない。ターゲットは「カンヤ祭の歩き方」の同一の見開きページから選ばれている。ページを操作できるのは総務委員会の誰か。総務委員は20人いる。そこで「夕べには骸に」。
    • 原作者の安城春菜と組んでいた陸山は、「クドリャフカの順番」を知っていたはず。仮定だが、陸山は「クドリャフカの順番」の原作を紛失してしまい、十文字はその批判として事件を起こした。犯人からのメッセージは「陸山から『クドリャフカの順番』は既に失われた」。
    • 「夕べには骸に」のあとがきは、背景を手伝った人間が書いた。安城春菜と陸山以外に「クドリャフカの順番」の原作を知っている唯一の人間が十文字たり得る。
    • ペンネームの安心院鐸玻は、「夕べには骸に」を描いた三人の頭文字を並べ替えたもの。アジムタクハから、安城春菜のアとハ、陸山のクとムを引くと、残るのはタとジ。
    • 去年の文化祭に参加できた2年生以上の総務委員、苗字と名前にタとジがつく人物、陸山と親しく、彼が漫画が描けると知っている者は一人しかいない。
    • 回りくどい暗号を使ったのは、安城春菜への思い、文化祭にいたずらを仕掛けたかったから、そして口で言えなかったから。
    • 奉太郎は田名辺に、総務委員会として「氷菓」を30部買ってもらおうとする。総務委員会がいったん買い上げ、それを神山高校サイトで通信販売する形にしてもらいたい。
    • 氷菓」は話題になる。古典部を十文字事件最後の標的にする。奉太郎や里志が犯行をサポートする。古典部には野次馬が押しかけ、通販で引き受ける理由にもなる。そして田名辺は事件をきっちり終わらせる。
    • 奉太郎は校了原稿を用意して、誰も近づけないように見張りを立てる。田名辺は化学部からナトリウムを、製菓研から拳銃型水鉄砲を入手する。奉太郎は校了原稿の間にナトリウムを挿み、「氷菓」が十分売れた頃に合図をするので、田名辺は水鉄砲で原稿を撃つ。
    • 奉太郎は部室の入り口近くに里志のスマホを置き、田名辺は水をかける前に電話をして観客の注意をそちらに向ける。犯行声明は田名辺が「氷菓」に挿んで床に落としておく。それ用の「氷菓」も買ってもらう。
    • 里志は奉太郎に勝ちたいわけではなかったが、見上げてばかりじゃ。データベースは結論を出せない。
    • 第54回神山高校文化祭閉幕。
    • 摩耶花は亜也子の前に「夕べには骸に」を持ってくる。
    • 面白いかどうかは結局主観の問題だということは、正しいとは思えない。あまりにも空しいから。読めば分かる力を持った作品だってある。
    • 違いの分かる人には、というのは冗談。亜也子は本気じゃない。亜也子は「夕べには骸に」を読むのを途中でやめた。亜也子も読めば分かる。でも認めたくない。
    • あまり漫画を読まない友達が初めての原作で「夕べには骸に」を書いたとしたら、しゃれにならないと思う。見ないことにして、ついでに名作なんてどこにもないことにしていた。読んだら春菜に電話してしまう。次のも期待している、なんて言えない。
    • 摩耶花が「これもいい」と思っていた「ボディトーク」を描いていたのは、亜也子だった。
    • 氷菓」は残り4部。恐喝して押し売りした、なんてえるには言えない奉太郎。
    • 陸山は「夕べには骸に」を仕上げて以来、一度もペンを握っていない。「クドリャフカの順番」の原作はちゃんとある。陸山がその気になりさえすれば、「夕べには骸に」を超える話にだってなる。田名辺は陸山にとっての漫画描きが、あの時限りの遊びだったと考えている。絶望的な差からは、期待が生まれる。田名辺は陸山に期待していた。
    • 「陸山、お前は『クドリャフカの順番』を読んだのか」。陸山は原作を開いてもおらず、暗号は解かれなかった。メッセージは伝わらなかった。
    • 4人でもう一部ずつ買って、「氷菓」完売。これで十文字事件の真相を心置きなく気にすることができるえる。完売祝いの打ち上げは千反田家で。飲む。主に烏龍茶を。