- ゴールデンタイム : 第10話 「イン・ザ・ミラー」
- 記憶が戻ったわけではない。それでも、リンダに会いたい気持ちは残っている。
- あごを打った上に熱を出した。万里は病院へ行こうとするが部屋を出たところで倒れ、NANA先輩に連れて行ってもらう。
- 東京砂漠でなめられまいと虚勢を張っているうちに、ほんとに優しい隣人愛なんか忘れ果てて、都会にかぶれて変わってしまった川口出身の過激なコスプレさん。
- 病院から戻ってくると、リンダ先輩いた。万里が病院送りになったとNANA先輩から連絡を受けていた。
- NANA先輩はああ見えて面倒見がいい。
- 優しいリンダ先輩は万里を看病する。健全なヨーグルトって何さ。
- 「浮気だよ」。香子がバラの花束を持って現れる。
- 光央と二次元くんはコントしに来たのか。
- 浮気だとは本当に思っていない。でも、自分以外の女子が先に看病に駆けつけたという事実に動揺したのは否めない。
- 万里が目を覚ますと、香子だけ残っていた。夏休みになったら二人だけで海へ行く約束をする。
- リトルバスターズ!〜Refrain〜 : 第10話 「そして俺は繰り返す」
- ついに仲間は四人になった。今の恭介はあの日の理樹。今度は理樹が恭介を助ける。
- 理樹と鈴の行く手には過酷な現実が待ち受けている。二人を絶望させないために、恭介は時間を遡り、5月13日から始まる一つの世界を作り出した。
- 理樹は恭介を頼るばかりで、鈴は人と話すこともできなかった。恭介は理樹を強くし、成長させる計画を思いついた。
- メンバーは決めていた。理樹、鈴、真人、謙吾の他に、小毬、唯湖、葉留佳、クドリャフカ、美魚――恭介と同じ運命にある人間の中から、人生に心残りがある者を巻き込むことにした。
- 真人は計画を承知の上でバカを貫き、謙吾は最初から計画に反対なあまのじゃくだった。
- 同時に鈴への課題もスタートさせた。この世界でレノンは恭介の分身だった。
- 恭介は理樹が困難から逃げ出すたびに時を戻し、最初の日から試練をやり直した。同じ日を繰り返すうちに、理樹は自分の弱さを克服し始めた。みんなとともに成長し、困難を乗り越える強さを見につけていった。鈴も見違えるように明るくなった。
- リトルバスターズが一つになったあの時、理樹よりも恭介の方が、こんな楽しい時が永遠に続けばいいと思っていた。
- この世界を支える力は次第に衰えていった。唯湖が去り、葉留佳とクドと美魚もそれに続いた。
- 恭介は最後の課題を与え、鈴を併設校へ送って一人にした。だが鈴は限界だった。
- 謙吾は理樹と鈴を守り続けるつもりだった。この世界から去らなければならないという現実から目を背けていた。だから恭介は謙吾を嵌めてやった。
- 最後の最後で恭介は失敗した。理樹と鈴が逃げ出した。
- 強引に計画を進め、鈴にトラウマを突きつけ、追いつめ、絶望させた。それでも恭介は繰り返す。何度でも、一人でも戦い続ける。
- 恭介が諦めかけた時、理樹は立ち上がった。鈴を笑顔にした。真人を仲間にした。恭介は弱音を吐きそうになったが堪えた理樹にヒントを与えた。
- 理樹は頼もしくなって恭介の前に現れる。恭介は理樹の手を取り、理樹に後を任せる。全てが終わり、ここからが全ての始まり。
- のんのんびより : 十話 「初日の出を見た」
- 二学期の終業式、冬休み、そして年末。
- お正月バージョンのこまぐるみ。
- れんげは年越しそばを食べる前に寝た。
- 一穂、ひかげ、楓の三人で初日の出を見に行こうとしていると、れんげ起きる。
- マスクをかぶった一穂は怪しい。スルーはよくない。
- 山登りは一時間。れんげは歌いながら登る。歌詞はひどいが。一穂だるそう。
- 五年前、宮内家が農作業で忙しかった時、楓はれんげの世話を頼まれた。
- 早く来た。駄賃(五千円)に釣られて。
- ひかげも暇だけどこのみと一緒に出かけるらしい。
- 低い低い。
- ほかのもので遊んでいるときにガラガラを使うと嫌がらせと見なされる。
- 猫パンチ→おしゃぶり爆弾。
- 育児やべーな。
- 楓の膝の上にれんげ乗る。
- ひかげが帰ってくると、楓はれんげと一緒に寝ていた。
- 楓は駄菓子を持って来る。
- れんげの髪をひかげのおさがりで結ぶ。
- 歌ってない人はもっとグロッキー。
- 楓はれんげを負ぶっていく。
- 明けました。
- れんげは今年で7才。
- 楓は帰っていない。れんげと一緒に寝ていた。
- 凪のあすから : 第十一話 「変わりゆくとき」
- 別に答えがほしいわけじゃない。ささやかな抵抗みたいなものだから。
- 汐鹿生は雪国のように白くなり、冬眠の準備が進んでいた。
- 眠りに就く日はおふねひきの日。
- 光たちの身体も普段よりエナが厚くなり、水を欲するようになっていた。
- 四人が同時に目覚める保証はどこにもない。同じ時間を過ごせると保証されているのは今だけ。
- 光とまなかは給食を食べることにする。
- サヤマートは結構汐鹿生の人に支えられていた。
- 光は鴛大師漁協やあかりからおふねひきの実行を頼まれ、うろこ様に頭を下げるが、うろこ様が力を及ぼせるのは海の中だけ。
- あかりはおふねひきと結婚式を同時に行い、おじょしさまの代わりになることを提案する。何もしないでみんなと別れるのはいやだから。
- おふねひきはもう一度動き出す。
- ちさきは光に告白することを決める。