- ゴールデンタイム : 第16話 「ウェイクアップコール」
- 香子は居眠り運転で交通事故を起こしてしまう。万里がブレーキを踏んだので大事には至らず、千波も口から出血するくらいの怪我で済んだ。しかしその日から、誰も香子と連絡がつかなくなる。
- 万里はNANA先輩にパンで殴られる。出会いがけに冴えない面をしていたから。折れたパン持ってった。
- 四人は千波のバイト先に集まる。四人とも責任を感じつつ、これからどうするかを話し合う。そこで万里が香子の家へ直接行くことになる。
- 香子は部屋に閉じこもっていた。自分を大人だと思って、大人みたいにふるまっていた。大人の真似をしていた。そのせいでみんなを危ない目に遭わせた自分が恥ずかしい。
- みんなの前から消えて、それで楽になるのか。事故った後に何もできなかったことは恥じてもいい。でも恥ずかしい自分を抱えて生きていくしかない。自分が自分であることをやめることはできない。
- 自分が受け入れられない自分はなかったことにして、逃げてやり直すたび、後に残された人は置き去りにされる。
- 香子は万里に置いて行かれる夢を見た。万里は夢のせいで怒鳴られたり叩かれたりしていた。
- 香子の父はいる。もうお昼だし、一緒にラーメンでもどうかなって。父は正直だった。だが万里は嘘をついた。
- 香子の父はラーメンを万里に作ってもらおうとする。食うしかない。こういうときは当たり前のことを当たり前にするしかない。
- 凪のあすから : 第十八話 「シオシシオ」
- 三人は砂のような音を頼りに海流を抜け、ぬくみ雪に覆われた汐鹿生に立つ。
- 本当はこんなんじゃない。
- ずっと憧れてた場所なのに。冬眠したままの村人たちを目にした美海は怖がる様子を見せる。
- 美海にとって初めての汐鹿生は、光と要にとっても知らないシオシシオ。
- まなかを捜す前に、光と要はそれぞれ家に向かう。
- 一人になった美海は波路中学校に向かう。想っていた、憧れていた海の中はここだ。
- 美海の前にうろこ様が現れる。うろこ様によると、美海の探しものはまなかではない。
- 小学校の頃の遊び場には光や要も知らない何かがあり、そこはおじょしさまの墓となっていた。
- まなかはそこにいた。光はエナの剝がれかけたまなかを地上へ運び上げる。
- 中二病でも恋がしたい!戀 : Episode IV 「無垢なる…生徒会長選挙(クイーンメーカー)」
- 森夏の夢は生徒会長になること。
- 森夏は勇太にも推薦人になってもらう。立候補する以上、これからしばらく「うんたらかんたら結社」には顔を出さない。
- 演劇部は何か違う。磁場というか、スピリチュアルな波長が違う。守護精霊の立場が違うのかもしれない。もちろん中二病とかとは関係ない。
- 森夏は噂になっている。魔女の衣装で一年を追いかけていたとか、火星人の衣装で一年に暴力振るっていたとか、虫の衣装で一年に踏んづけられていたとか。その一年は同一人物。
- 今日の早苗の攻撃力はいつもの二倍。ミョルニルメガトンハンマー→間合いは見切った→ハンマーから鎖→森夏を引き寄せる→頭ぶつける。
- 森夏は立候補の挨拶で一年生の教室を廻る間、早苗に邪魔されないように勇太に頼む。勇太から六花にやめさせるということ。ダークフレイムマスターの第二形態「ゲルゾニアンサス」を知っていた。
- 参戦したはずの早苗はどこに。一年生の教室に森夏が来るとくみんから聞いて飛び出して行っちゃったらしい。
- 森夏は早苗のクラス、1年4組へ。早苗はいないようだ。掴みはオッケー。やさしく頼りがいのあるところをアピールしようとしたら、早苗は教卓の中にいた。教室を出るときには片方裸足で落書きされてる。
- 誰か見てる。森夏と早苗は他の客の迷惑。六花は危うくトマトを食べるところだった。
- ソフィアとモリサマーの再会。智音は森夏のいる中学校に転校し、モリサマーは1200年生きてきた魔術師として魔法魔王少女とともに戦ってきた。
- 智音は中学校の頃の写真を見せる。森夏の手にあるアクセサリーはモリサマーと同じ。ということは。
- 早苗は心の師、もう一人のマスター、モリサマーとの邂逅を果たす。正体をばらすわけにはいかないからここでは丹生谷先輩。
- これはこれで疲れる森夏。早苗は毎日休み時間毎に来る。あまり近づくなと言ったら早苗は嫌いになったと思われて泣いた。
- 生徒会選挙はやりやすくなった。協力を求めればいろいろ手伝ってくれる。一年生に人気のある早苗の手伝いもあり、森夏は一年生にも支持される。
- 早苗は森夏と重要な会議があるので、探索は次の機会に。代わりに勇太が一緒に見る。ただし、宿題終わらせたら。
- 早苗はモリサマーの部屋へ。クッキーを作ってきた。純粋で思いやりのある早苗のために、森夏はモリサマーの姿になる。早苗は写メを撮る。この一枚だけ。
- 立ち会い演説会の応援演説が始まる。早苗は先日の原稿を改良して、メッセージ性をより強くした。
- モリサマ様って言った。あの分厚い本はやはりマビノギオンだった。先日撮った写真がスクリーンに映し出される。
- 森夏は落選。早苗は危うく騙されるところだった。本の言葉に苦しむということは偽者に他ならないという証。
- 「偽者」が現れ、マビノギオンを取り返そうとする。森夏と早苗はやっぱりこっちの方が落ち着く。
- 未確認で進行形 : #04 「あれはただのへんたいです」
- 昔白夜に助けられたことを教えたのは急だったかしら。紅緒も小紅の具合が悪いときは添い寝は遠慮する。
- あの日三峰家に行くのは紅緒のはずだったが、友達と遊びたくて代わりに小紅を行かせたらしい。
- 小紅に代わって紅緒が台所に立つ。紅緒渾身のクリティカルヒット作、紅緒スペシャル。いなくなって初めて小紅のありがたみが分かる。
- 翌日になっても小紅は起きられない。だからパン真っ黒。
- 小紅を一人にしておくと危ない→未成年の男女が二人きりになる方が危ない→真白だって紅緒がいるのに小紅も白夜もなしで学校に行くのは危ない。
- 小紅には結婚するまで清い身体でいてもらう→そんなの当然だ。
- キャベツ畑の話→キャベツは胃にいい→小紅は胃も弱いのか→眩しい。
- 紅緒が残ることになった→三人とも学校に行くことに。
- 帰ってきた真白は小紅の汗を拭く。小紅の身体にはあの日の傷が残っている。
- 紅緒が過保護なのは→ただの変態。
- 紅緒からの新着メール85件。小紅がいないと紅緒も元気がなくて助かった。
- 白夜はおっきい犬っぽい。
- 仰向けでこのボリューム、苦しくないんですかね。
- 白夜は小紅が嫌がったと思い込み、家を出て行く。足腰が鍛えられたとかいうレベルではない動きな気が。
- 小紅は白夜を追いかける。とりあえずおあいこってことで。白夜の笑ったところを初めて見た。
- 紅緒は吐き気を覚える。間違いなくラブコメ臭。
- 一時間目は真白がちょちょいとやって自習にしておいたらしい。
- 小紅の顔が赤いのは熱が下がっていないということではない。紅緒は頭の具合がよろしくないらしい。
- いろいろ反省の意味も込めて、小紅からも歩み寄ってみようかと思う→どうしていいかさっぱり→まゆらが訊く。白夜の好きなものは→小紅→ごちそうさまでした→お粗末さまです。
- 小紅は白夜の表情を読める。露骨→大差ない→沈む。
- 真白たちの育ったところは山奥で、白夜が初めて会った同年代の子は小紅だった。だから小紅が好き。小紅じゃないとだめ。破談になったら白夜は一生独身で孤独死。
- 眼鏡の紅緒とそうじゃない紅緒、どっちがいい→心底興味ない。
- いろいろ口出ししていたら嫌われる→嫌われたところを妄想してちょっといいかもって思っちゃった。
- 三峰家から矢文が届く。様子を見にくるらしい。