終わるの3つ。
- 落第騎士の英雄譚 : episode 12 「無冠の剣王 II」 (最終回)
- 珠雫は刀華に呼び出され、一輝に棄権を勧めてほしいと依頼される。収監されている一輝の体調はよくないと聞いているが、一輝はきっと戦いの場に出てくる。刀華も向かってくる相手に手は抜けない。
- 最終戦当日、一輝は試合開始時間になっても姿を見せない。おぼつかない足取りで会場へ向かう中、自身の剣に迷いを抱きかけていた。
- 珠雫は一輝を刀華と戦わせたくない。それでも止められない。
- 一輝を信じている人々が彼を待っていた。たくさんの人たちが一輝の剣に励まされ、思いを託している。
- 一輝は一分ではなく一振りに全てを使い切り、刀華に勝つ。名づけるなら「一刀羅刹」。
- 一輝はステラに伝えたいことがある。「僕の家族になってほしい」。テレビ中継もされている中、堂々のプロポーズ。
- 七星剣武祭の代表に選ばれた一輝は団長として校旗を受け取る。
- 珠雫はステラに黒鉄家の嫁の心得を教育し始める。黒鉄家の掟は今作ったっぽい。
- 対魔導学園35試験小隊 : 第12話 「限りなき願い」 (最終回)
- キセキが串刺しにされたタケルを目にした時、百鬼夜行が暴走を始める。
- 桜花は今を共に生きている仲間たちのために全てを賭けて戦うと決意し、ヴラドと契約する。
- 意識を失ったタケルはラピスと向き合っていた。ラピスは本来の力の全てを捧げる対価として、タケルの全てを求める。タケルは神狩り化を果たす。
- タケルはキセキを殺せなかった後悔で今まで生きてきた。でもどんなに後悔してもいい。タケルは自身の願いに従う。命が尽きるまで、仲間のことも、妹のことも、自分の命も諦めない。
- タケルはキセキを本当に救えるまで、何度でも立ち上がると決める。
- 颯月は草薙オロチと150年前に会っていたらしい。
- 35小隊の四人は苦労性のタケルが背負うものを半分背負わせてもらおうとする。
- コメット・ルシファー : #12 「星と少年」 (最終回)
- フェリアはソウゴと二人きりになっていた。ソウゴはみんなが幸せに暮らせる理想の世界にフェリアを連れて行こうとするが、その世界に行くには切符が要る。フェリアの力を求めて迫る「ソウゴ」に、フェリアは疑問を抱く。
- ソウゴとガーディアンはブラックガーディアンを倒すが、ブラックガーディアンは紋章を持つソウゴを取り込んで復活する。フェリアはガーディアンに乗り込み、ソウゴを助けに向かう。
- ブラックガーディアンは「土の星」の天使の守護者だった。土の星はかつて銀河でも類希な豊穣を誇っていたが、星に生まれた者たちが天使の力を食い尽くし、星は天使とともに死に絶えた。星に残されたブラックガーディアンはギフトを目にして嫉妬し、ギフトでやり直すことができると思い至った。ギフトにやって来て長い時間を待ち、フェリアを見つけ出した。フェリアは秘めた力を解放するための鍵を持っていなかったが、ブラックガーディアンは失望しなかった。新たな星を生み出し、自身が天使になろうとした。
- ギフトに生まれた石は三つの夢を見る。一つはどの石よりも明るく輝く夢。一つは飛びっきりの宝石になる夢。一つは素敵な王子様に見つけてもらう夢。
- ソウゴはフェリアに救出され、ギフトに戻ってくる。
- 櫻子さんの足下には死体が埋まっている : 第拾壱骨 「蝶は十一月に消えた 後編」
- 三奈美は三姉妹の隠れ家に櫻子たちを案内する。そこには一重がいたが息があった。死んでいたのは犬の方。一重は睡眠導入剤を服用したが致死量には程遠かった。
- ヘクターが死体を見つけた。土の下に埋められていたのは二葉の骨だった。
- それぞれに問題を抱えていた三人は、森の中に建つ家を自分たちの家にすることにした。しかしある日、二葉は幸せなうちに三人で死のうと言い出した。三奈美は反対したが一重は賛成した。三奈美は二人が本気だと知って怖くなり、怖くなって逃げた。二人が心配になって戻ってくると、二葉は首を吊って死んでいた。
- 櫻子によると、二葉は自殺したのではなく、誰かに首を絞められて殺された。首吊りは一重の偽装だった。
- 一重は二葉に首を絞めるよう頼まれ、そうでなければ二葉が一重を絞め殺して後を追うと言って襲われ、気がついたら二葉を殺していた。死体を隠そうとしていたところに三奈美が戻ってきたので、三奈美に二葉を埋めさせた。
- 二葉の頭蓋骨から蝶形骨が奪われていた。櫻子は蝶形骨を奪う花房に三奈美たちが利用されたと告げる。三奈美は櫻子を刺そうとするが、正太郎が櫻子を庇う。
- 花房は正太郎と櫻子が関わった過去の事件でも裏で糸を引いていた可能性がある。おそらく二人の存在に気づいている。櫻子は正太郎に別れを言いに来る。
- うたわれるもの 偽りの仮面 : 第十二話 「鎖の巫」
- アンジュとムネチカは先日の一件で迷惑をかけたことをハクたちに謝り、今後もアンジュの相手を頼んでくる。ルルティエには「こっち方面」の本の続きも。
- ハクはアンジュを救出したことでミカドとの謁見を許され、宮廷へ入る。ムネチカが上手く言っておいてくれたようだが、盛り過ぎなような。
- ホノカがいたので、ハクはミカドが以前一緒にお茶をした人物だと気づく。不用意に口を開いてはいけないのに叫んでしまった。
- ミカドはハクに褒美を与える。それは鎖の巫と呼ばれる双子の少女、ウルゥルとサラァナだった。
- ハクが白楼閣に帰ると、鎖の巫もついてくる。ウルゥルとサラァナはこの度ハクの肉人形になった。二人はハクの全てを受け入れるために存在する。ハクとあらゆる部分でつながり、しっぽりと触れ合う。理解の及ばない事態になったので、クオンたちはとりあえず見なかったことにする。
- 双子は主の傍に仕えるため、あらゆる作法を習得している。ハクの身の回りの世話を任せてもらおうとする。夜伽も万全。ルルティエがお世話していたのはお食事の方で、夜伽の方ではない。
- 飴屋のじいさんが白楼閣にやってくる。ウコンと一緒に飲む約束をしていた。嬢ちゃんたちと一緒に、先に飲み始める。ネコネはただのスケベじじいな飴屋のじいさんを露骨に警戒する。
- じいさんはウコンとは昔からの腐れ縁で、おもしろい男を仲間にしたから紹介してやると言われた。おもしろい男とはハクのこと。
- ハクはウコンの正体がオシュトルなことをうっかりしゃべってしまうが、飴屋はとっくに知っている。左近衛大将のミカヅチだから。
- ウコンには既にハクがいるけれど、ルルティエはウコンとサコンの組み合わせも「いい」。
- 鎖の巫とは大宮司ホノカの娘であり、その後継でもある。
- 白楼閣の住処もずいぶんと大所帯になった。それもこれもハクがつないだ縁。みんなハクを中心に集まってきた。