- 灼熱の卓球娘 : 第三球 「好きっ!!」
- 何をやるにしても、やるからには上を目指す。両親のそういう思いから名づけられたあがりは何をやるにも平凡だった。そんな中でやっと見つけたものが卓球だった。
- あがりの方からこよりに勝負を挑んできた。雀が原中学卓球部の校内一位決定戦が始まる。
- ドライブ打法に定評がある選手はドライブ四天王と呼ばれている。あがりはループドライブを都で最も綺麗に打つことで、「北のドライブマン」の通り名を持つ。
- あがりの打球は相手のラケットに触れると高く跳ね上がり、浮いた球はスマッシュの絶好球になる。ループドライブからのバックハンドスマッシュが白パンツの必勝スタイル。
- こよりを圧倒したあがりはもてはやされ、気持ちいい瞬間を迎える。
- あがりの真剣な表情を見ていたら、こよりはドキドキが止まらなくなる。バックハンドスマッシュを返した。
- こよりは卓球が大好き。相手の距離が近くて、顔がよく見えるから。あがりと打っていると、どんどん身体が熱くなる。だからもっとドキドキしたい。
- こよりは相手の力を引き出しながら、尻上がりに力を発揮し、怒涛の追い上げを見せる。
- あがりはこよりにスマッシュを決められたのに、ドキドキが止まらなくなる。スマッシュをバックハンドからフォアハンドに変えた。思いっきり打つのが気持ちいいってことを思い出した。
- 一位決定戦はこよりの勝利。あがりはこよりのおかげで一皮剥けた。白パンツと桃パンツは下の名前で呼び合う仲になる。
- ろんぐらいだぁす! : 第2話 「海沿いサイクリング」
- 西條雛子と一之瀬弥生はどちらも大学三年生。同い年なのに前者の方が小柄。
- 亜美は先輩二人から、制限時間内に決められた距離を走る「ブルベ」や、ゴールだけが決まっていて、チームで自由にコースを作って走る「フレッシュ」を教えられ、参加してみたくなる。フレッシュは24時間で360km以上走る。
- 亜美と葵は雛子と弥生からサイクリングに誘われ、集合場所まで輪行する。
- 先輩二人は自宅から自転車で来た。自宅は座間の方で、55kmほど離れている。
- 三浦半島の海沿いの道をのんびり走る。亜美は上り坂で置いて行かれたり、疲れているのに休ませてもらえなかったり。
- 目的地の逗子魚店へ。自転車に乗って身体を動かしているので、こんなに食べてもどうってことない。自転車に乗らずに同じ調子で食べたら大変なことになりそうだけど。
- 亜美はお尻が痛くなる。サイクリストならみんな経験すること。
- メインイベントは富士山。
- 今日の走行距離はだいたい55km。先輩二人は自転車で帰る。
- 亜美は全身筋肉痛になった。
- 響け!ユーフォニアム2 : 第三回 「なやめるノクターン」
- 課題曲と自由曲を続けて10回通しで演奏する「10回通し」。
- 橋本先生は自称「歩く名言集」。
- その時がやってきた。久美子は希美の復帰を認めない理由をあすかに訊く。
- みぞれは希美に対して、顔を見ただけで気持ち悪くなるほどのトラウマを抱えていた。希美の方はそう思われていることに全く気づいていない。希美がいるとみぞれがオーボエを吹けなくなるから戻ってくるなとは、さすがに言えない。というのが真相。
- 花火の際、麗奈は滝に、新山先生とつき合っているのか訊きに行く。
- 橋本先生によると、滝には妻がいたが、五年前にお亡くなりになった。滝はそれから抜け殻のようになり、音楽からも離れてしまっていた。
- 眠れなくて部屋を抜け出した久美子は、夏紀と優子の話を立ち聞きする。優子に見つかった。
- 優子も部を辞めようと思って悩んでいた。その時に応援してくれたのが香織だった。
- 優子はコンクールがない方がいいと思ったこともあるが、みんなでのんびり楽しくという空気がいいかというとそんなことはなかった。本気で全国行こうと思うんだったら、上手い人が吹くべきだと思う。結局好き嫌いじゃなく、コンクールに出る以上は金がいい。
- 音楽は簡単に評価できないと言っていいのは勝者だけ。下手な人が言っても負け惜しみでしかない。だから上手くなるしかない。たくさんの人に聞いてもらえる機会はそうないから、麗奈はコンクールが好き。
- ステラのまほう : #3 「伝導アイテム」
- 椎奈はゴールデンウィークほ使った合宿を提案する。あやめのプロットが締め切りを過ぎても完成していないから。場所は珠輝の家で。
- 珠輝はいい子。あやめ「あんないい子を、修羅道の如きゲーム制作の場に入れてよかったのだろうか」。
- 椎奈は荷物が多い。珠輝の機材のセットアップに加え、電波が届かない場合に備えたり、万一山から熊が出た場合に備えたり→珠輝「そこまで田舎ちゃうもん!」
- 都心いちご。
- 裕美音もいた。たまちゃんあるところ裕美音もありってことで。
- 珠輝が点てた抹茶は抹茶アイスの味がする。持ってきたドリンクと混ぜたらどんな味になるか楽しみになる椎奈。
- 機材のセットアップは大体終わる。『これで絵を綺麗にいっぱい描いてね、ということかな……』→珠輝にプレッシャーがのしかかる。
- SNS部が次に制作するゲームのジャンルは「アドベンチャー」。トロッコネタを思い浮かべる珠輝。
- この合宿の主題はプロットを上げること。あやめはあと少しなのに話が浮かばない。
- 曲の発注がなくて暇なので、歌夜はスネアの音をししおどしに差し替える。珠輝の祖母「ししおどしで遊んどるのは、誰じゃー!」
- 珠輝はデジタル作画を裕美音に教えてもらう。ペンタブレットは思ったとおりに線が引けない。
- SNS部という名前なのは、一年ズで部の名前を決めることになり、三人とも椎奈が書いた紙を引いたから。
- 椎奈はみんなが退屈せずにいられる場を作っていければと思っている。クオリティのことは深く考えず、まずは一本完成させることを珠輝に重視してもらう。
- 少し後ろ向きだけどロマンチストだったりお茶目だったりして、でも真面目な椎奈がおもしろい人やんなって珠輝は思う。人は見かけによらない。それを身をもって体験してきたあやめと歌夜。
- 夕食は珠輝の母が作った散らし寿司。
- 眼鏡を外したあやめ。珠輝「どちら様!?」
- あやめはプロットを書き上げる。おっさんは最後に出てくるが、とってつけた感満々の蛇足。珠輝「すごくいいと思います!」
- 裕美音がいつの間にか戻ってきた。「星屑のインテンツィオーネ 前編」を読み上げ始め、あやめはそれを阻止しようとして、お茶とお菓子を持ってきた祖母に突っ込む。また叱られた。
- お茶などでてんやわんやなので、近くの銭湯へ。
- 珠輝と椎奈は仲良くなった。先輩×後輩→百合。たまちゃんは攻め。男体化したら少し線が細い風で、でもベッドでは常に上、みたいな。でも誘い受けって言うのも。たまちゃんを「そういう目」で見ているのは裕美音の方。
- 珠輝は寝る前に、教えてもらったことを練習する。