そして午後にはUran97に到着。名前を見たのはもう去年のことであるが、ついにここに来ることになった。テクノということで認知されているが、どのようなラインアップかは聴いてのお楽しみである。
- [001]「Chris Barky - Luv Minimal EP」
- レーベルの始まりは創設者Christian BarkowskyことChris BarkyによるEPから。BPM速めのミニマルテクノ。TR-808のバスドラムの重低音がいい感じ。
- [002]「Lars Fader - Summer Lessons EP」
- 奇数トラックはハードテクノ、偶数トラックはやや落ち着いた楽曲。EPを締めくくるTr.4はダウンテンポ。
- [003]「Chris Barky - Together Alone EP」
- A面のTr.1はアンビエント調なミニマルテクノ。B面のTr.2はディープなブレイクビーツ。これまたクールダウンにちょうどいい。
- [004]「We. Styles EP」
- レーベル創設者とゲストアーティスト。オムニバスEP。いずれもへヴィーな音。Tr.3はディストーションもかかり、さらにハードに。
- [005]「Syntax EP」
- オムニバスが続く。こちらもレーベル創設者とゲストアーティスト。ゲストによるTr.2の重い音が派手さを醸し出していてよい。
- [006]「Chris Barky - Sechser +1 EP」
- 楽曲一つの他にテクノループが二つ付属されている。やや抑えた感じで静かに盛り上げる一曲。
- [007]「Ear Dictators EP」
- Chris Barkyとゲストによるオムニバス第三弾。ゲストによるハードテクノとプログレッシブテクノ、そしてChris Barkyのディープなミニマルテクノ。
- [008]「Major Dan And Core - Ignored EP」
- アッパーなTr.1と音数少な目のTr.2が対照的。こちらもループが一つついてくる。
- [009]「Uganda Beach Boys - Uran97 In Our Point Of View EP」
- Uganda Beach Boysによるリミックス。[001]よりChris Barkyのトラック、[007]よりRoyalのトラックをミニマルテクノに仕立て上げている。
- [010]「Chris Barky and Royal - Pax EP」
- そしてそのリミックスに選ばれた二人の合作テクノ。アグレッシブに攻めてくるテクノ2編。重くてハードなTr.2は途中のブレイク部分からアンビエント調の音色を混ぜてくる。
- [011]「Major Dan - Escape EP」
- これまでの流れから一転、やや落ち着いたミニマルテクノ。
- [012]「Chris Barky - Enzephalitis 16 EP」
- ダークな音色とともに駆け抜けるディープなテクノ。
- [013]「Royal - Déput EP」
- 過去のリリースとは違う作風に。サイケデリックなTr.2とゴシック風エレクトロニカのTr.3。
- [014]「Minneapolis EP」
- ゲストアーティストのみで編成されたオムニバスEP。ノイジーなTr.1とTr.2、ゲーム系Bleepを用いたTr.3。
- [015]「Pax Remix EP」
- [010]のリミックス。疾走するTr.1、ノイズを擁したTr.2、静かに煽り立てるTr.3、アッパーなTr.4の全4バージョン。
- [016]「Royal - Snowflake EP」
- Tr.1はディープなミニマルテクノだが、残り2曲はアンビエント。ここに来て、いよいよ本格的なチルアウトが訪れた。
- [017]「M.M.B. - Art Groove EP」
- そして再びヘヴィーなテクノへ立ち返る。ディストーションと音割れがハードさをいっそう引き立てる。