オンライン依存性症候群

洋楽(以前は全般、次いでSmooth Jazz、最近はCafé Del Mar)とアニメが好きな人が、ネットレーベルの運営と音楽活動をしながらネットレーベルを旅していました。今はネットレーベルの運営を継続しつつアニメを観て、ここにその記録を書き記しています。

Few Quiet People

Few Quiet Peopleは、2009年に発足した、ポーランドのネットレーベル。アンビエント系のドローンを揃えており、現在までに四つのリリースがある。

  • [FQP001] V.A. - Promo Sampler 09
  • [FQP002] Nejmano - Noizoline
  • [FQP003] Gustav Tutre - Delphi Wail EP
  • [FQP004] In. - Nowhere Here

楽曲は、FQP001の一部やFQP003を除いて、ドローンなんだけどノイズを含む。あと、アコースティックギターもしくはエレキギターをそれらに重ねた音など、なかなか興味深い。W VonによるFQP001のTr. 8「Peek Shower」は、日本的な音が含まれていて、印象的だった。特に、最後のお囃子とか。個人的には、ノイズがもう少し控えめになっていれば、もっとリラックスして聞けるので、残念なところであるが。Nejmanoの「Noizoline」(FQP001/FQP002)を例にすると、アコースティックギターとノイズの組み合わせが絶妙で、いいなと思ったんだけれど、後半、ノイズが強くなってきて、なんだかなぁ、で終わってしまった。

注意

サイトにアクセスすると、「逃れられないFLASH」が閲覧者を襲う。電車の先頭車両での映像をバックグラウンドに、レーベル内の楽曲がランダムに選ばれて流れ出す。一時停止のボタンがある映像はともかく、楽曲の再生は止めることができない。別に音楽を聴いている環境であれば、迷惑に感じるであろうことに疑いの余地はない。サイト内のリンクも全てFLASHの中に。テキストの字が小さいのに、拡大することもできない。レーベルスタッフは、これがかっこいいとでも思ってるのだろうが、サイトの使い勝手としては、極めて悪い。
Few Quiet People