8年前の今頃に購入したSONYのヘッドフォン「MDR-CD480」のハウジング(左チャンネル)が、可動部から突然「独立」しました。去年あたりからイヤーパッドの側面部分にスリットが入り、それが少しずつ広がっていましたが、それも左チャンネルです。なぜ左だけなんだ。ジョイントの形状を見て組み立ててみてもすぐに外れてしまい、これ以上の装着は不可能と判断しました。
それまで安めのヘッドフォンを買ってきては「こんなものかな」と感じ続けてきましたが、部活の友人がMDR-CD370を使っていて、それまでカタログで見てきたモデルだっただけに気になり、貸してもらったところ、しっかりした低音が自分の求めていたもので、即座にこのシリーズの購入を決意しました。ヨドバシカメラに行ってみると、MDR-CDx70はなく、その次世代となる、モデルチェンジしたCDx80シリーズが並んでいました。友人のCD370のひとつ上をいくということで、CD480に決めました。
音楽鑑賞はもちろんのこと、部活の番組やドラマ制作時にも、部に備え付けのMDR-Z600ではなく、こいつを持ち込んでモニタリングしました。冬の寒さの中では音の鳴る耳あてとしても活躍しました。現在のアニメ視了や楽曲制作と、長年ともに歩んできた「相棒」ともお別れです。MDR-CD480、今までありがとう。
明日は後継となるヘッドフォンを探しに。前々から目をつけていたaudio-technicaあたりを。ソニー離れがまた一歩進みます。
後継者が決まるまでは、数年前に買い置きしていたMDR-CD780で代用です。こちらはCD480の倍くらいの値段がしましたが、当初は低音不足ですぐさまお蔵入り。今聞いてみると、フラットな印象です。高音部までよく聞こえます。でもやはり、CD480のような音がいい。
追記
ハウジングと可動部に共通した穴があり、しかもハウジングの方の穴はねじ穴っぽかったので、ねじはないのかと探していたら、ヘッドフォン内部の磁石にくっついていました。このビス外れが原因でしょうが、ハウジングと可動部を外側から固定しつつ内側からビス止めするのは不可能でした。
さらに追記
MDR-CD480のパッケージがありました。保証書も入っていました。それによると、購入したのが「平成12年7月20日」なので、まさに「8年前の今頃」に購入していました。