ドイツのミニマル系ネットレーベルを二つ。お勧め度が高いのは、前者の方。
Schwarzweiss Musik
Schwarzweiss Musikは、2009年にDavid TonspielとMaximilian Hertzによって設立された。フロアー向けのテクノやハウスを揃えており、現在までに5つのリリースがある。
- [swmnet001] Various Artists - Schwarz/Weiss - Compilation
- [swmnet002] Maximilian Hertz - The Kids Want Daylight
- [swmnet003] Gergoe - On The Way Home
- [swmnet004] Pierre Santino - Symbiose
- [swmnet005] Eavesdrop - Saana
swmnet001は創設者二人も参加しているコンピレーション。Marcello DicembreによるTr. 8「Saltellare」のコードが心地よい。swmnet002がディープな感じをフォローする。オリジナル2曲とリミックス2曲。swmnet003はヨーロッパの街や酒場を連想させるような曲調で、それでいてノリがよいのだから面白い。そしてswmnet004はディープなハウストラック。特にTr. 1からTr. 3までがかなり好み。現時点での最新リリースのswmnet005は、生楽器の録音をサンプリングしつつ、パーカッションの音質もシーケンスも絶妙。
Spielmann Musik
Spielmann Musikの発足は2008年で、こちらの方がSchwarzweiss Musikより先に在る。
- [SPM001] Ck Two - Digital Instant Feed EP
- [SPM002] Sebastian Herre - Sumak EP
- [SPM003] Danjel Esperanza - Auf Der Wiese EP
- [SPM004] Various Artists - Interplay Vol.1
- [SPM005] Jocksten - Start The End EP
踊れるトラックからチルアウトまで。そんな中、SPM004のFranco BiancoによるTr. 4「Reflecciones」はピアノを中心に据えたアンビエントで、この一曲だけ、異色な存在。このコンピレーションには、Bump Footからリリースしたことのあるアーティスト、FunkatronとSven Lauxの二人が参加している。
