2
- 蟲師 続章 : 第十六話 「壷天の星」
- 少女のイズミは屋敷に一人で暮らしていた。見えない何者かによって隠された人形を探して遊ぶ。屋敷の外はずっと夜だった。
- 屋敷にギンコが現れる。イズミは家の裏山にある古井戸に落ちてここに来た。空の向こうで母と姉がイズミを待っている。
- イズミは姉のミズホの人形と遊んでいた時に古井戸に落ちた。父が捜してもイズミの姿はなく、人形だけが見つかった。
- ギンコは火を焚いて煙を起こし、二つの世界をつなげてイズミを連れ戻す。星のように見えていたものは光脈筋のぶつかる場所に発生する現象だった。
- 蟲師 続章 : 第十七話 「水碧む」
- ギンコは泳ぎが達者な少年を見かける。少年は体温が低く、水掻きを持っていた。
- ギンコによると、湧太は雨蟲に寄生され、その影響を受けている。影響を抑える薬を母のタキに渡していく。
- 湧太は煙のおじさん(ギンコ)と再会する。溺れたことはないという。
- 雨の夜、湧太は家を抜け出し、海へ向かおうとする。雨が止んだ翌朝、湧太の身体が熱くなり、次の瞬間には湧太が消える。
- タキは湧太が生まれる前に溺れたことがある。産まれた子は身体が冷たかったが生きていた。湧太は胎児の頃に雨蟲に寄生され、一体化していた。