- 人類は衰退しました : episode.04 「妖精さんたちの、さぶかる」
- ドアの向こうも真っ白。助手さんいた。じゃ〜ん。漫画のコマという牢獄に閉じ込められた「わたし」たち。
- コマごとにドラマチックな出来事を引き起こせば、オノマトペが出現してドアが開き、先に進める。
- 非電源ゲーム。ナイトが受けでポーンが責め。痛駒。Yが何語で話しているのかわからない。チェス→地味。野球盤はさらに地味。
- カッ!!助手さんが描いた絵は「本物」になる。「わたし」たち自身が漫画の作者ってわけらしい。次のコマへ。
- ここは私が防ぐ!今のうちに先に行くんだ!→次のコマへ。
- 漫画の内容が面白ければ上昇し、退屈だと下がる。落ちるところまで人気が落ちたら、連載打ち切り。
- コマの光量は読者が本を読んでいる表現で、読者の数次第で光量は変化すると思われる。
- 打ち切りエンドにならぬよう、コマごとに盛り上げながら出口である結末を目指す。同類王Yが鍵を握っている。
- コマからコマへ、「わたし」たちの冒険は続く。
- コマとコマをつなぐドアは、一度使用したら消える。前のコマへのドアを描いてみると、妖精さんたちいた。
- 欄外で編集活動中。にんげんさんたちのさくひんがよめるのは、じゃんぷしたときだけ。
- コマから今すぐ出るには→打ち切りになれば。ひどいことになりますが。ただではすまぬ。人気を保ったまま完結しないといけない。
- 同類誌人気ランキング。強制的に引っ張り込まれた人間が他にもいる。これは同類誌決戦でもある。
- 引き。次のコマに行く前に。Y「実は……私が殺した」→わたし『何言ってんのこの人』。殺してないのに。ランキングは上がるが、物語の文脈が破綻している。
- インパクトのある引きであれば、今までの流れを無視しても構わない。「役に、応じて、生きる」はランキングトップに。
- 編集コメントを読めば、漫画の状況がわかる。
- 衝撃的な引きだけを積み重ねていった結果、首位から転落する。
- コマ拡大。オサレでカコイイ(Y談)ポーズを決める見開きで、トップに返り咲……けない。
- SF推理格闘大航海冒険活劇恋愛ハイファンタジーホラーから、「夏の夜の夢」をベースにした新たな筋立てに。しかし、打ち切りは近い。
- 同類は衰退しました。
- 色がなくなる→ネーム掲載状態→コマ落下。
- 家業を継ぐぺなるてい。「わたし」はもう継いじゃってます。
- 戻ってきた。妖精さんのすごくハードな同類誌は、発禁ということで。
- 「わたし」の本の売れ行きは4部。
- TARI TARI : 第4話 「怒ったり 踊ったり」
- オーディションのときに演奏として加わってきたのは、コンドルクインズだった。
- 憧れのバンドを前に来夏は浮かれて、ワールドミュージックフェスティバルのステージもあっさり譲ったりして、紗羽は苛立ちを募らせる。
- セニョールことコンドルクインズ外国が和奏を追っていたのは。コンドルクインズは和奏の母、まひると出会っており、一緒に曲を作ったことがある。
- 今のメンバー、今の気持ち、今の歌は今しか歌えない。けれどステージは譲れない。愛するものを他人に譲るほど、年はとっていない
- 音楽はやめられない。やるとかやめるとかじゃなく、いつも共にある。
- 小さなステージで、少ない客を前に、自分たちだけで歌う。
- 氷菓 : 第十四話 「ワイルド・ファイア」
- 「夕べには骸に」は見つからなかったものの、亜也子はタイトルを憶えていた。
- えるは冬実に、「氷菓」の売り場拡張の依頼をする。
- 200円から150円に値下げして、20部を「万人の死角」パンフレット(50円)と合わせて200円で売ることになる。
- 「お手」ではない。「氷菓」の見本を持って来ていなかった。
- えるは冬実から、人への頼み方も教えてもらおうとする。
- 何を頼むにしても、相手には自分から動いてもらうように仕向ける。そのためには、相手に精神的な満足感を与えなければならない。
- えるにも使えそうな手は「期待」。相手に自分は期待されていると思わせる。それができれば、後は実に簡単に尽くしてくれる。
- あまり大きく見せないこと。できれば人目につかないところで、異性に頼む。
- トリック・オア・トリート。製菓研究会員が来て、ビスケットの訪問販売。一袋100円でござんすよ。園芸部員からもらった水鉄砲(「氷菓」つき)と、ビスケット二袋(薄力粉一袋つき)を交換する。
- 漫画研究会が誇る職人(魔女っ子 vs パンサー)のポスター作成サバイバル。
- ポスターを描く魔女っ子こと摩耶花を最後の大将戦に据え、里志とえるはお料理研のコンテスト「ワイルド・ファイア」に出場する。
- 各チーム三人一組で、一人の持ち時間は20分。20分経過後、次の人と交代する。調理中に他の人が声をかける(アドバイスする)と反則になる。一人一品以上。食材は早いもの勝ち。校内からであれば補給は認められる。
- チーム古典部の先鋒は里志。豚汁一品のみ。
- 中堅はえる。大根の桂剥き、米の拝み洗い、ぎせ焼き、芋餅。
- 摩耶花はポスターを描き終え、ワイルド・ファイアへ向かう。ついに大将登場。しかし残った食材は玉ねぎだけ。
- 打つ手がないまま、残り10分。そこに、里志を呼ぶ奉太郎の声が届く。部室から投げ落とされたのは、薄力粉。
- かき揚げを丼にのせたところで終了。
- 優勝はチーム古典部。
- おたまがなかったので揚げ足りない摩耶花。
- 「お料理研からおたまは既に失われた / 十文字」。