オンライン依存性症候群

洋楽(以前は全般、次いでSmooth Jazz、最近はCafé Del Mar)とアニメが好きな人が、ネットレーベルの運営と音楽活動をしながらネットレーベルを旅していました。今はネットレーベルの運営を継続しつつアニメを観て、ここにその記録を書き記しています。

日曜日の視了 午後の部

  • 人類は衰退しました : episode.11 「妖精さんの、ひみつのおちゃかい」
    • 「わたし」には昔の記憶というものは二種類しかない。幼少の頃と、学生時代。
    • 10歳になろうとしていた頃の「わたし」は就学したことがなく、最初の学級からスタートしなければならなかった。
    • 寮の部屋に向かうと、ドアには錠がかけられていた。紙には「鍵は永遠の裏側」と記されていた。
    • 時計塔に行くと、次のメッセージが置かれていた。「見事に小鬼たちの隙をつき、けれどもリドルはまだ続く。鍵のありかは動物たちが知っている。ただしご注意!病気が悪くなった日にしか見つからない。」
    • 寮の廊下にいると、助手機械「RYOBO230r」に寮則違反切符を切られる。鍵開けて鎖も切ってもらう。
    • 翌日、「わたし」はYに絡まれ、ほうき頭と呼ばれる。巻き毛は「わたし」を昼食に誘うが、「わたし」は一人が好きなので断る。
    • 一日も早く飛び級して目立たない立場をとるため、「わたし」は勉強に専心した。結束のないクラスで、砂粒の一つとして生きたい。
    • いやな予感は的中した。ミス優等生こと「わたし」は歴史の教科書を汚されたため、なくしたことにする。教科書を見せに来たのは巻き毛だった。
    • 校長先生は「わたし」の祖父を知っている。
    • 「わたし」の昇級を聞きつけて、巻き毛が来る。巻き毛と「わたし」の間のことは解決しない方がいい。解決するということは、いろんなことが明るみに出るということ。
    • いじめが本当に解決するためには、加害者が自ら全てを告白しなければならない。それは時に、とても大変なものを引っ張りあげることになる。例えば、黒幕とか。
    • 「わたし」は丘で妖精さんを見つけて助ける。おひとりさまはたのしい。たの……しく……ない?
    • サンドイッチはしろすぎてうけいれがたいかくばりぐあいなので、角砂糖。妖精さんはこういうしろくてかくばったものを待っていた。しあわせのしろいこな。
    • 妖精さんは消えたい。もうじききえるきがする。きえたいとおもうときえる。なくなっていなくなってさよなら。しろいこなたくさんあればあるいは。
    • RYOBO230rは「わたし」の部屋の前でエラーを起こす。昔の地図を参照していると思われる。
    • 夕飯の時間、「わたし」は乱暴な男子にぶつかられてシチューをこぼしてしまい、自分のせいでこぼしたことにする。別の誰かの差し金かも。
    • 巻き毛は自分がお話したい人に話しかけているだけ。「わたし」が心を閉ざすのは、仲良くしたい人がいないから。巻き毛を含めて。
    • 味方なんていない、人を笑う人間と友達になんてなりたくない、一人で構わない→本当は一人ぼっちでいるのは寂しい、本当は仲間と和気藹々うまくやりたい、本当は笑われたりバカにされたりすることは死ぬほど辛い。一人はいやです。
    • それはたやすいねがい。妖精さん出てきて、「わたし」の記憶はここでいったん途切れる。ポケットに入っていた何かを思い出せない。
    • 「わたし」は3級生になり、勉強に身を入れることができるようになった。ところが、巻き毛が進級してきた。
    • 結束のない3級生だったが、飛び級をする優等生に対してやや当たりが強い風潮があった。年下なのに飛び級ということを殊更に浮き彫りにする巻き毛は「もろ」だった。
    • 「わたし」は巻き毛の捨てられたスカートを見つけてくる。巻き毛は嬉しくて、「わたし」にお姉さんかお母さんになってもらおうとする。寄る辺のないこのシャバ世界において、真に人が許すことができるのは、心潤すお姉さんだけ。怖い上に意味不明。
    • 「わたし」は対応を変え、同情して憐れんで助けたことにする。対応は無駄だった。とんだ変態予備軍だったようです。
    • 「わたし」の部屋には巻き毛もいた。今日からルームメイト。巻き毛は「わたし」の筆跡を真似て申請を通した。荷物も運んでしまったので。やり口は計画犯と一緒。
    • 「わたし」の部屋にはケーキの生地がある。巻き毛によると、「わたし」はバニラエッセンスの匂いがする。
    • 「わたし」は巻き毛に迫られて、のばら会に参加することになる。人間は考える芋。だって芋づる式だから。知られてはいけないあのことって何でしたっけ。
    • 魔女先輩「何か質問はある?」→「わたし」「退会手続きはどうすれば」。
  • TARI TARI : 第11話 「満ちたり 欠けたり」
    • カナリアとサワーニャとコナッチーネ。合唱部の音楽劇は「美女と蛙」。長いらしい。
    • 来夏に押し切られて、大智は大道具を任される。
    • 紗羽は制作途中の和奏の歌を聴きながら振り付けを考える。
    • 小道具担当のウィーンは、精巧なミニチュアを披露し、本物を作る前にイメージを確認する。
    • 「もう二度と絵描かないで」と言われた大智は、美術部に下絵を依頼しに行く。小学生みたいな絵で十分なんで→なら、あんたが描け。
    • 紗羽の写真を撮ろうとして、振り付け考案中の紗羽に見とれる大智。見えたのか。
    • 声楽部は白祭で歌う曲がまだ決まっていない。高倉教頭は未来から来たロボット兵器みたいだったけど、今は電池なくなったロボット兵器。
    • 今年の白祭は中止になる。来年度入学する生徒の募集を中止するとともに、学校は仮設校舎に移転し、学校跡地には高所得退職者向け高級複合マンションが建設される。
    • 和奏の歌も完成し、集まった五人は白祭をやろうとする。
  • 氷菓 : 第二十一話 「手作りチョコレート事件」
    • 型に入れて冷やして固めただけのチョコは手作りじゃない、だから里志は摩耶花のチョコを受け取れない。摩耶花は来年、里志が満足するような傑作を横っ面に叩きつけてやることを誓う。それは鏑矢中学校の頃の話。
    • 最高の手作りチョコを作ればいい。それでもうだうだ言ったら、どこかに監禁して、チョコレートの作り方の本をじっくり読み聞かせる。それでもだめなら、口にチョコを押し込んでやる。
    • 摩耶花を応援するえる。このことは里志にも内緒。奉太郎も口止めされる。その目はやめていただけるとありがたい。
    • ゲームセンターを通りかかった奉太郎は、里志と一勝負する。中学時代の里志と戦い方が明らかに違うことに気付く。
    • 供恵から奉太郎に、板チョコ一枚おみやげ。震える哀を込めて。蹴飛ばす奉太郎。
    • 摩耶花は漫画研究会を抜けられないので、チョコを部室に置いておく。
    • 千反田家では、本当に親しい方にはお歳暮やお中元を送らないことにしている。それって、つまり……どうなの。
    • 奉太郎は霙が止むか雪になるまで図書室で待ち、里志は部室に行く。えるも部室へ。里志がまだ来ていないので、奉太郎に訊きに来る。
    • 霙が止んで帰ろうとした奉太郎のもとに、えると里志来る。摩耶花のチョコが盗まれた。奉太郎も、チョコを盗まれたと知った摩耶花は見たくない。ホラーが苦手だから。
    • 西階段はワックス塗り立てで使用できないので東階段から。工作部のポスターは台形というか歪というか。
    • 里志を探しに行くまではチョコはあり、15分程の間になくなった。このことを摩耶花には言っていない。できるだけ探してから言うつもりにしている。部室と校舎周りをえると里志で探した。
    • ポスターを貼っていた工作部員に、階段を行き来した人数を訊く。全部で三人。奉太郎と里志とえる。犯人はまだ四階にいる。
    • 四階にある他の部活のうち、まだ帰っていないのは天文部。訊きに行くが、えるは直球過ぎる。当然ながらチャオは怒っていた。
    • 部室に戻る。奉太郎は大体の目星はついている。ここで摩耶花来て、えるはチョコが盗まれたことを摩耶花に伝え、摩耶花は帰る。
    • 多少強引な方法を使ってでもチョコを探そうとするえるに、奉太郎は心当たりがあることを伝える。天文部の中山。摩耶花のチョコは大きくて、学生服では隠せない。内側に隠しても動きが不自然になる。だがセーラー服ならできる。脚にくくりつければスカートが隠してくれる。
    • えるを帰した後、奉太郎は里志の巾着を借り、里志に渡す。えるとの約束通り、摩耶花のチョコを渡す。チョコを盗んだのは里志だった。チョコが盗まれたと聞いた時点で、そんなことをするやつは里志しかいないと考えていた。確信したのは工作部員に声をかけられたとき。
    • 里志は三階に隠れてえるをやり過ごし、無人の部室でチョコを回収する。意外に大きくて巾着には入らないし、適当な大きさの袋もない。そのまま持って逃げて、えると出くわせばアウト。里志はチョコを砕いて巾着に入れた。
    • 里志は第一人者になるのをやめた。ゲームでも勝つために勝ちたがり、いろんなことにこだわったが、つまらなかった。ある日それに飽き、こだわらないことにこだわるようになった。それからは毎日が楽しくなった。
    • 問題は摩耶花。里志は摩耶花にこだわりたくない。摩耶花の気持ちなんて考えていない。摩耶花をないがしろにはしたくないのに。今の気楽さを手放して摩耶花を受け入れてしまったら、昔の自分に戻ってしまうかもしれない。それを怖いと思って受け取らなかった。里志はまだ答えが出ていない。受け取れないチョコを受け取らない方法はこれしかなかった。
    • 摩耶花はチョコを盗んだのが誰か知っている。今日は去年のバレンタインの後、里志の答えが出るのを待っての試験日だった。
    • 板チョコは苦い。