- 冴えない彼女の育てかた : #10 「思い出とテコ入れのメロディ」
- 倫也たちはギャルゲーでのヒロインとの遭遇イベントについて、ビデオ通話をする。英梨々は夏コミが終わった辺りから妙にモチベーションが高く、詩羽は夏休み前からずっとやる気マックス(次回作の小説が遅れに遅れているのに)。恵もいた。
- 会議が終わると0時半過ぎ。倫也が浴室へ向かうと、下着姿のいとこがいた。氷堂美智留と倫也は同い年で誕生日も生まれた病院も一緒。
- 飽きっぽいくせに才能だけは抜群な美智留は高校に入ってバンドを初めて、父親に援助を頼んだら喧嘩になり、家出してきた。倫也は無防備なかっこうの美智留に絡まれる。
- 原画も終わってないのに倫也のヘルプまでするつもりの、愛が、じゃなくて荷が重い英梨々と、男に、じゃなくてシナリオに入れ込むあまり他の仕事がおろそかになっている詩羽はプロレスみたいな予定調和の喧嘩を始める。
- 美智留から倫也にメールが届く。それが視界に入った恵は他人に話したりはしなかったが、英梨々と詩羽にも知られる。ラッキースケベイベントは実体験ではない。あの時までは。
- 美智留と倫也は幼少期どころか生まれたときからの幼馴染み。夏休みや冬休みになるといつも実家で一緒に寝泊りして、秘密の洞窟なんかでずっと二人きりで過ごしたりして、夜は一緒にお風呂に入って、男の子と女の子の違いを確かめ合ったりして。幼馴染みの頂点に君臨する原始の幼馴染みはパチモン幼馴染みとは関係の深さが違いすぎる。
- 倫也が家に帰ると、部屋は美智留によって大掃除されていた。お宝は週末の廃品回収に出せるようにごみ袋に詰められていた。
- 夢を美智留に語った倫也はおかんのようなことを家出娘に言われる。
- 部屋を復元した倫也が風呂に入る頃、美智留はギターをアンプにつないで演奏を始める。それを聞いた倫也は美智留をギャルゲー制作に誘う。タオル外れた。
- 四月は君の嘘 : 最終話 (第22話) 「春風」
- 人生を豊かにしてくれた人たち、舞台に呼び戻してくれた人たち、みんなが見ている。
- 耳を澄ませば、たくさんの音で溢れている。公生はみんながくれた音を奏で、すべての思いを演奏に乗せ、かをりに届けようとする。
- かをりは5歳の時に公生を初めて見た。公生の演奏を聞き、伴奏を弾いてもらうためにピアノからヴァイオリンに替えた。公生が同じ中学だと知ったときは舞い上がったが、入るスペースがなくて結局眺めているだけだった。
- 入退院を繰り返していたある日、もう長くないということを知った。そのときに走り出し、好き勝手にやったりした。亮太が好きだという姑息な嘘もついた。その嘘は公生を連れて来た。公生は想像と違っていた。思っていたより暗くて卑屈で、意固地でしつこくて盗撮魔。思っていたより声が低くて、思っていたより男らしい。思っていた通り優しい人だった。
- 柏木の恋愛感はBL(蔵書108冊)から来ている。
- 凪は公生のピアノになりたいと思ったらしい。
- 椿は公生の脛を蹴る。公生を一人にさせない。背後霊みたくずっと傍にいてやるから。
- アイドルマスターシンデレラガールズ : 第10話 「Our world is full of joy!!」
- 第五弾デビューを果たした「凸レーション」(莉嘉、みりあ、きらり)の三人はCDの宣伝としてブランド「PikaPikaPop」とコラボレーションすることになり、トークショーに出演する。
- ファンだけでなく偶然通りかかった人も足を止めるようなショーにするにはどうすればいいかを考えつつ、気分転換に街を歩く。
- 三人の写真を撮っていたプロデューサーは目立つので離れるが、逆に怪しい。離れて撮影していたら職務質問される。名刺を切らしてしまったのでプロデューサーなことを証明できず、電話にも出られない。
- 逸れた三人は事務所や美嘉に連絡する。プロデューサーは千川に救出されたが、それぞれがそれぞれに動くので、連絡が取れたときに全く別方向にいて行き違いが続く。
- 次のショーの時間が近づく。三人はアピールしながら会場へ向かい、プロデューサーや美嘉を見つける。三人が間に合わなかった時のために呼び出された凛と美波と蘭子はつなぎ役をせずに済んだ。
- プロデューサーの笑顔はぎこちない。蘭子は禍々しき霊気を感じる。
- 幸腹グラフィティ : じゅうひとしなめ 「ジャキジャキ、ずるるっ。 / シャクッ、テリツヤ〜。」
- ジャキジャキ、ずるるっ。
- 受験シーズン特別料理第一弾。
- 来月は受験本番。集中するためにご飯抜きでがんばっていたリョウは不気味な声を聞く。怪物じゃなくておなかの音だった。
- 海外にいる両親から荷物が届く。外国特有のお菓子……ではなく、箱いっぱいに日本の香り(新製品っぽい日本のラーメン)。
- ラーメンは夕飯ではない。受験生+ラーメンと言えば夜食と相場が決まっている。リョウはやる気→ラーメンに入れるもの。
- リョウは両親に心配をかけたくない。今すぐにでも所帯を持って安心させたいくらい→きりんが許さん。
- リョウの両親が仕事を辞めると町が一つ機能しなくなるらしい。具体的な仕事は秘密らしい。
- リョウに今からボディカードがつくかもしれないので、きりんがボディカードになろうとする。そのサングラスはどこから。
- リョウはラーメンを如何においしく食べられるかを考えた。生で食べるのが一番素材の味を感じられるのかなって。
- 今日の夜食はきりんが作る。リョウにとっての母の味を壊さないようにして、会心の出来の野菜炒め盛りしょうゆラーメン卵のせ。
- リョウ寝てた。起こされたらきりんを母と思い込む。前よりもいろんなところが小さくなっているので気づいた。恥ずかしくてきりんを締め上げる。
- 全然寂しくないわけじゃないがすごく寂しいわけでもない。母からの贈り物をきりんの手で料理してもらえて、今は幸せいっぱい。これも本音。
- リョウの母からきりん宛ての極秘の手紙があった。きりんは両親の仕事をリョウに訊いてみると、この世界の重要人、くらいまでしか詳細は言えないらしい。
- シャクッ、テリツヤ〜。
- 受験シーズン特別料理第二弾。
- 受験まであと一週間。そんな時期に大金持ちを願う椎名。この願いは実はすごい深くて、高校合格、大学合格、名のある画家になるなど、ありとあらゆる願いが詰まって一つの言葉になっている。
- 椎名は二人が受けるのと同じ高校の推薦入学で既に合格していた。椎名が裏切ったと思い込むきりんと合格を祝うリョウ。こういう時、真の心の美しさが浮き彫りになる。
- 御守りをたくさん買うきりん。リョウも。椎名は御守り買ったり、祈ったり応援したりしない。受験は自分一人の力で戦うものだから、他人に頼る前に自分でがんばらないと。どさくさに紛れて椎名を触る二人。ご利益ありそうだから。
- 露子の作ったお昼はカツサンド。この時期にカツは鉄板。本人はカツサンド作りにはまっているだけと言っていた。小一時間ほどがんばれオーラを送っていたなんて恥ずかしくて言えない。
- 全然一人の力ではなかったことに気づかされた椎名は二人に謝り、試験関係で知りたいことがあったら教えることにする。リョウの訊いたことは会場のトイレの場所。
- リョウときりんの試験当日、椎名はカツサンドを差し入れする。がんばれオーラも送る。
- ジャキジャキ、ずるるっ。