- 境界のRINNE : 004 「友だちからで良ければ」
- 黄泉の羽織を着たりんねは霊と同じダメージを受ける。だが羽織を脱げば大丈夫。
- 桜のクラスに十文字翼が転校してくる。翼の家はお祓いを家業としており、何度も引っ越しをして友達もできず、普通ではないことに気づいてから友達を作ることを諦めていたが、霊が見える桜と出会い、初めての恋をした。
- 桜との再会を果たした翼は交際を申し込む。りんねと翼は桜をめぐって争う……のではなく話がかみ合っていないだけ。
- りんねはメガネの少年霊こと臼井を成仏させるため、彼が好きだったミホとデートしてもらおうとする。翼はどさくさにまぎれてデートの約束をとりつけ、りんねもリカと一緒に行くことになる。
- 必要経費で遊園地の入場料四人分を払うりんねはいきなり血の涙。リカは完全にたかる気。
- 撮った写真をすぐに現像でき、あの世にも持っていける黄泉のカメラはフィルムと併せてレンタル3000円。臼井は観覧車の中で成仏する。
- 電波教師 : 4時限目 「メイドの品格」
- 純一郎はメイドの品格が分からない変則ツインテールことマキナにそれを教えることにして、切子のバイト先である秋葉原のメイドカフェに彼女たちを連れて行く。純一郎は一か月で50回も「帰宅」した記録を持つプラチナ会員だった。店長の北山みなみは純一郎と同級生ではなくて17歳。
- マキナはメイドとして働き始めるが、美味しくなる魔法がかかってないとダメ出しされる。切子に手本を見せてもらっても、恥ずかしくてできない。自分ができないことをできる人間を退学処分にするのはどんな気分だと純一郎から問いかけられる。
- マキナは仕事に慣れてくるが、分かったような気になるなと純一郎に釘を刺される。ご主人様は十人十色。メイドの仕事は奥が深い。どこまでやれると純一郎に挑発され、とことんやってやるとムキになる。
- メイドの良さは理解したマキナだが、世間の認識は低いのが現実と考える。学園のイメージと秩序を守るため、切子の退学を撤回する気はない。
- 純一郎はまだ授業が終わっていないと伝える。切子と最初に会った時から、彼女が伝説の地下アイドル「カッター少女」だったことに気付いていた。切子の歌と踊りをネット上に中継し、現実が変わる瞬間をマキナに見せようとする。
- アルスラーン戦記 : 第四章 「厭世の軍師」
- ナルサスの絵を見たアルスラーンは驚いてよろけた。
- ナルサスは書記官として宮廷にいたことがある。トゥラーン、シンドゥラ、チュルクの三国同盟による連合軍が攻めて来た際、流言をばら撒いて連合軍内に同士討ちを引き起こし、パルス騎兵隊を勝利させた。しかし奴隷制度の廃止を訴えてきたため、アンドラゴラス三世に嫌われた。
- カーラーンの部下がナルサスの隠れ家に乗り込んでくる。見つからぬよう隠れていたアルスラーンとダリューンは、ヴァフリーズが亡くなったことを知る。
- 世俗から離れたナルサスはアルスラーンに仕える気はなかったものの、国王になった暁には宮廷画家に迎えるという提案をアルスラーンから持ちかけられ、考えを改める。