- 境界のRINNE : 017 「パワーストーンの呪い」
- 桜をおばけ杉に誘った流れで次のデートの約束を取り付けるはずだったのに、気がついたらりんねも混ざって除霊し、後の食事で桜と翼の間に座られ、その上おごらされた翼はりんねを疎ましく思っていた。そこに魔狭人が現れる。魔狭人は黒く穢れたパワーストーンと併せればりんねを呪うことができると言い、「悪魔の書」を翼に渡す。
- りんねは夢の高級品、桃の缶詰を桜にプレゼントしようと思う。ずっと世話になりっぱなしで借金もあるし、誠意で。血の涙を流しながらじゃ重過ぎる。
- 桜は(母の)手作りクッキーを翼に渡す。翼は桜の手作りと思い込む。桜の説明は翼の耳に届いていなかった。
- りんねがやってくる。翼が悪魔の書を手にしたとき、桃の缶詰に雷落ちる。翼はりんねを呪ってしまった。悪魔の書を捨てても翼のもとに戻ってくる。りんねは桜から渡されたクッキーをカラスに奪われる。
- 翼は鯛焼きとともに魔除けのロケットペンダントを百葉箱に入れ、りんねに贈る。しかし桜とりんねが親密そうに話していたので、思わず呪いをかけてしまう。いきなりの雨で、りんねのところだけ雨漏り。盥も落ちてくる。
- りんねを呪っているとばれたら桜に嫌われてしまう。翼は悪魔の書を焼却し、パワーストーンのダークなオーラを利用して魔狭人を倒そうとする。そしたら悪魔の書が戻ってきた。
- 翼がりんねを呪ったことで魔狭人はりんねをやっつける。翼は自分の弱さが許せず、自分を呪う。豆腐の角に頭をぶつけて死のうとした翼はとことん自分に甘い。
- 自分を呪ったことでパワーストーンの黒さが半分になる。翼は魔狭人を呪うが、りんねの投げたロケットペンダントで呪いがはね返る。自分を呪ったのと同じ効果があり、パワーストーンが清らかに。聖なる石の精霊が魔狭人を倒す。
- りんねは新たな武器を手にした翼を祝いたくなる。気がつくと翼はりんねにおごらされていた。桜と翼の間にりんねが座る。
- 電波教師 : 16時限目 「成仏したいの!」
- 純一郎は暦から、訳あって一年閉鎖されている合宿所をクラスの生徒と泊まり込みで掃除してきて欲しいと頼まれる。一度は断ったものの、合宿所に漫画図書室があるので引き受けた。
- 掃除をしていると、不思議な現象が起こり始める。漫画を読みながら眠っていた純一郎が目を覚ますと、女の子のすすり泣く声が聞こえてくる。幽霊が漫画を読んでいた。幽霊少女は幽霊になってかれこれ一年、誰とも話していなかった。
- 幽霊少女は成仏させてほしいと純一郎に懇願する。暦は純一郎に幽霊を成仏させようと企んでいた。その方がおもしろいから。
- 幽霊少女は漫画好きでこの場所から離れられず、成仏できなくなっていた。幽霊少女が特に好きな漫画は「週末学園」と知った純一郎は幽霊少女を騎咲に会わせる。
- 騎咲の大ファンな幽霊少女は、初連載作品「ハナウタ」のラストが知りたいとお願いする。騎咲は部屋を飛び出すと、世に出ないと知りつつ自分のためだけに描いた最終話の原稿を持って戻ってくる。人に見せるつもりはなかったが、幽霊少女は人じゃないから読ませる。幽霊少女は原稿を読み終えたが、成仏することができない。
- 漫画の山の中には机があった。幽霊少女は自分も漫画を描こうとして漫画図書室に入ったが、本棚が倒れて下敷きになった。
- 純一郎は一人で幽霊少女を手伝う。幽霊少女は生気を吸い取っていたので純一郎は倒れるが、幽霊少女の考えていること、おもしろいと思っていることを知りたいので漫画を描かせ続ける。
- 一ページだけ描き上げたものの、西九条まとめは騎咲と同じ喜びを感じることができて成仏する。
- アルスラーン戦記 : 第十六章 「落日悲歌」
- アンドラゴラスでさえ正面から戦おうとしなかったシンドゥラの「戦象部隊」が動き出した。ガーデーヴィ軍15万に対するアルスラーンとラジェンドラの連合軍は6万と、戦況は圧倒的に連合軍が不利だった。
- ガーデーヴィは軍を二つに分け、一方をグジャラート城塞へ、もう一方をラジェンドラ軍に向かわせる。ラジェンドラ軍は戦象部隊を前になす術もなく、グジャラート城塞も包囲されていた。
- ラジェンドラのもとにパルス軍が到着する。ナルサスはグジャラート城塞に張り子の兵を置き、その間に本隊を移動させた。毒を塗った槍で戦象部隊を壊滅させ、ガーデーヴィはジャスワントに連れられて逃亡する。
- カリカーラ二世は次期国王を神前決闘にて決めることとする。
- 神前決闘とは争う二名が決闘し、その勝者を神々の名において正義と認める、シンドゥラの特殊な裁判。代理人に戦わせることもできる。ラジェンドラはダリューンに代理人として戦ってほしいと頼む。