- 境界のRINNE : 016 「おばけ杉の思い出」
- 翼は桜をパワーストーンの掘り出しに誘う。パワーストーンを埋めたパワースポットとは、二人が初めて出会った小学校の校庭にある「おばけ杉」と呼ばれる大木だった。桜は懐かしいので付き合うことにする。
- まるでデート→ほぼデートと言っても過言ではない。ほぼデート→完全にデートと言っても過言ではない。
- 二人が行ってみると、おばけ杉は傷だらけになっていて、根元も掘り返された跡があった。おばけ杉の傍で怪我をする子供たちが続出し、切り倒す話も出たが、逆に事故やトラブルが増え、怖がって誰も近づかないようになった。
- 物騒なヨーヨーを操る少年の霊が襲いかかってくる。ヨーヨーには翼が埋めたパワーストーンが填まっている。ヨータは桜の小学生の頃のクラスメイトだった。ヨーヨーが得意な子だったが、できない子をバカにしたり、技術を悪用して女子のスカートをめくったりするいじめっ子で、桜によく阻止されていた。
- ヨーヨーを人に向かって投げるのはダメ、絶対。自分より上手な人を逆恨みするのもダメ、絶対。
- ヨータは別の悪霊に操られていた。煙で燻りだすタイプの殺虫剤に似た悪霊追い出しグッズ「分離香」は一缶20円のお手ごろ価格。
- 悪霊は分離できたがパワーストーンはまだ同化している。打ち出し用カプセルタイプの分離香は200円。食べた→むせた→吐いた→浄化された→終わった。
- ヨータはおばけ杉の根元に桜のヨーヨーを埋めていた。それを桜に返すことができて成仏する。
- 電波教師 : 15時限目 「フィアンセはゲーム王」
- 円の婚約者はアクティヴィションフリーゲートのCEO。ヘル・ゲイツはマクロソフトグループ創始者の息子で「キングヘイロー」シリーズ公式世界大会3連覇中の猛者でもあるプログラマーだった。翌朝、そのゲイツが純一郎の自宅にやってくる。円が結婚できる16歳になったので迎えに来た。
- 純一郎はゲイツの前に現れ、自分が本当のフィアンセだと名乗る。ゲイツは純一郎に決闘を申し込む。対戦にはゲイツが作っているキングヘイローの最新版を使う。純一郎が勝ったらゲイツは円のことを諦め、買収話も白紙になる。ゲイツが勝ったら純一郎は円から身を退き、ゲイツの会社の24時間監視体制の下、残りの人生を過ごすことになる。
- 純一郎は学校の資料室で特訓を始める。練習相手は切子と花音だが、二人ともド素人だった。純一郎はド素人のする動きが見たかった。
- 純一郎とゲイツは発売前の「キングヘイロー3」で対決する。純一郎は開発者の想定外の動きをしてバグを発生させ、ゲイツに勝つ。ゲイツは負けを認めてKMCの買収から手を引くが、実力で劣ったわけではないと自分に証明するため、稼働中のキングヘイロー2で再び純一郎に挑むも完敗する。ゲイツは円の男を見る目が確かだったので改めて円に惚れ直した。
- 円は純一郎に値をつけられなかった。純一郎は目では計れないものを持っている。純一郎にプロポーズさせるのが円の新たな目標になった。
- アルスラーン戦記 : 第十五章 「シンドゥラの黒豹」
- アルスラーン率いるパルス軍とラジェンドラの軍はシンドゥラとの国境を越えた遠征へ旅立ち、シンドゥラの荒野で年明けを迎える。
- ラジェンドラは彼の兵とパルス軍が別の道を行き、ガーデーヴィに挟み撃ちをかける作戦を持ちかける。アルスラーンたちは条件をつけてその提案を受けることにする。
- ナルサスはグジャラート城塞の通過に際し、ギーヴと案内役のジャスワントを使者として城塞に送る。
- ジャスワントはマヘーンドラの部下であり、ラジェンドラとパルスの進軍を阻止しようとしていた。パルス軍を襲撃する策をゴーヴィンに持ちかけるがナルサスに見抜かれていた。
- 孤児だったジャスワントはマヘーンドラに育てられた。そのためにガーデーヴィではなく、父に等しいマヘーンドラに忠誠を尽くしている。アルスラーンはジャスワントを解放する。