- くまみこ : 第七話 「キカセ」
- まちは竃でお米を炊いて、斧で薪を割る。斧の使い方が豪快過ぎるので、ナツは無駄に疲れない方法を教えるが、まちは聞かない。
- この家にガスが通っていないのはプロパンガスの運搬が困難な場所にあるから。でも電気は通っている。
- まちは昔から薪を割ってきた。何か大切な意味が→きっと大切な意味が→趣味ではないらしい。本当はこんな重労働をしたくないが、電化製品は難しいところがあるから。
- 最新型のIH炊飯ジャーがあるので、簡単でスピーディーにお米を炊いてみる。まちはどこを押せば開くのか分からない。内釜に電気が残っていると思い込む。もう少しで本体にセットできるところでこぼして火事になる。ボタンのたくさんついた機械を触ってはいけなかった→ボタンまで行ってない。
- まちはもうちょっとがんばってみる。炊飯ジャーでお米炊けた……けど使ったのは内釜だけ。電力の恵みじゃなくて火力。
- 暇していると、神社に良夫来る。しょっちゅう様子を見に来る良夫は、役場の職員である前に、巫女の世話役という大任を背負っている。まちは暇なんだと思っていた。
- 橋田のじいちゃんが酒を持ってくる。今日神事があるらしいが、良夫は憶えがないしまちたちも知らない。良夫はとりあえず情報集めに行き、まちとナツは祭壇の準備をする。
- 戦後の三種の神器といえば、冷蔵庫と洗濯機とテレビ。まちはそのどれも満足に使いこなせていない。
- 神饌がないので、お菓子と漫画と新三種の神器(平成〜)(薄型テレビとDVDレコーダーとデジカメ)を置く。
- カントリーマアムならぬメトロポリスパパ。
- 今日の主役はナツっぽい。神の使いとしてクマ井の代表が祝詞をあげ、村人に神がかった言語能力を披露する「キカセ」を行う。前回は30年前に執り行われた。まちは出番がないと分かって気が緩む。
- 村人が集まってきたので、あとは臨機応変に何とかするということで。カンペはない。
- 昨今の運送技術、インターネットの普及により、表に出ずして欲しいものを手に入れられるようになった。よって都会には行かなくてよい。クレジットカードは決して怖いものではない。ちゃんとした使い方をすればトラブルに巻き込まれることはないしお得な特典がついてくる。都会と言う実体のないものを夢想するのをやめ、インターネットを最大限に使ってみる。愛するこの村を捨てずに済むように。
- ふらいんぐうぃっち : 第5話 「使い魔の活用法」
- ある休日、千夏は家の外に出るチトを見かける。きっとすごいところに行くと思い、チトの後をこっそりとつける。
- 魔法で木の中に封印された人(顔のように見える木の染み)→犬と戦った?→花びらのシャワー→毛虫。
- 地面に落ちる前の桜の花びらを持っていると、好きな人と両想いになれるというおまじないがある。
- 千夏は子供たちが仕掛けた落とし穴にはまり、尾行がチトにばれていたと思い込む。
- 真琴はピクルスを漬けていたことを思い出す。
- その日の午後、真琴は一人で散歩に出かける。チトナビがあるので心配御無用。チトはドヤ顔をする。
- 真琴はチトのおすすめスポットを巡る。顔のように見える木の染みは4歳の頃の真琴に似ているらしい。チトはつながれている犬をからかう。犬追ってきた。花びらのシャワー→やっぱり毛虫。
- 真琴はなおからいきなり声をかけられてびっくりする。犬かと思った。
- チトとは初対面のなおは家の手伝いで配達中だった。もともとノープランの散歩だったので、真琴もついていく。
- 配達先のおばあさん(千夏も出会っていた)は真琴が魔女なことを見抜く。昔魔女の友達がいたから。友達の魔女はおまじないが好きで、おばあさんはそのおまじないのおかげで結婚した。
- 落とし穴の近くを掘り起こすと、おもしろそうな箱が出てくる。タイムカプセルらしいので埋め戻す。
- 真琴は無事に帰って来る。いろいろありましてお疲れ。千夏も昼寝から起きない。茜は寝過ぎ。
- あんハピ♪ : 第6話 「5月30日 みんなで遠足」
- 7組は幸福実技の学園外授業として「開運オリエンテーリング」へ。
- 引率の助っ人はチモシー(金色の開運バージョン)。金なのになぜか安っぽい。
- スタートの順番をくじで決める。はなこたちはやっぱり最後。
- ぼたんはみんなとの輝かしいイベントの思い出に食い込むために、無理に参加して息絶えるつもりでいる。
- 団体の黒猫と遭遇したり靴紐が切れたりお茶碗が真っ二つになったり。
- 橋と相性の悪いはなこは橋から落ちそうになり、ヒバリとぼたんに助けられる。二人と手をつなぐ。
- ヒビキとレンはなぜか3人の後ろからやって来る。猿に橋を落とされそうになる5人。
- はなこのお弁当がない(橋で落として猿に取られた)。ヒバリとぼたんに分けてもらう。ヒビキとレンも加わり、5人でお昼を食べる。
- はなこが行方不明になる。まだ何かあったと決まったわけじゃない→ぼたん「でも、あのはなこさんですよ?」→はなこは悪運はありそうだから大丈夫なはず。巻き込まれついでに、ヒビキとレンも捜すのを手伝う。
- 山の中にも「あの方」がいた。その近くにはなこもいた。はなこは小川で食器を洗っていたら、髪飾りがなくなっていることに気がづいて、周りを捜しているうちに川に落ちて、流されながら石が落ちてきたり、大きな魚が襲ってきたり、猿が笑顔で手を振ってくれたり、それでやっと這い上がれた。
- 5人の前に熊が現れる。チモシー、鮭の如く。小平先生が麻酔銃で熊を眠らせる。熊は麓の動物園から脱走したらしい。最高についてない生徒たちを守るにはさまざまな資格が要る。
- またどこかに落ちたり迷子になるといけないから、5人で手をつないで帰る。
- 三者三葉 : 第6話 「野菜肉肉肉肉肉肉魚」
- 電車から海が見える。やっぱり夏は海。海といえば、ビーチでゆったりしたり、砂でお城作ったり、スイカ割ったり。でも3人は働きに来た。
- 夏といえば海。海といえば海の家。8月は「秘密の花園」海の家バージョン。3人は店の名前を知らなかった。Secret Garden→秘密の花園。薗部のイメージだと、魔窟とか伏魔殿とか。
- 葉子は海の家が何かを知らない。薗部に分かりやすく説明してもらう。創作ダンスで。何かの儀式?
- 山路は海の家を許可したくなかった。日焼けに熱中症と、何もよいことがない。悪い虫が葉子の目に触れないように、隠密かつ迅速に。
- 「夏、眩しい日差しの下、はじける乙女たちのサマータイム。火照る身体に甘い誘惑。波打際のスイーツなパラダイス。秘密の花園、この夏、海の家オープン」という薗部のイメージとは違う。葉子は半袖焼けするの嫌だから。
- 「秘密の花園」海の家バージョンは海の家というよりおしゃれカフェ。ラーメンもカレーも焼きそばもない。双葉「焼きそばってデザートでしょ?」→薗部「えっ、おかずでは?」
- 優がやってくる。葉子が海の家でバイトをしていると聞いて、売り上げに貢献しようとする。アイスとか飲み物ばかりで、優は食べ過ぎて寒くなってくる。葉子が作ってくれたからちゃんと食べるつもりだったが、そうではなかったことを知らされる。山路は大人気ない。できた大人なんてそういるものではない。
- 本日はプレオープンということで、早めに閉店する。明日からの本格営業を前に英気を養うため、バーベキューを用意している。優は葉子が焼いてくれる肉なら食べるつもりだったが、またしてもそうではなかったことを知らされる。山路はまたしても大人気ない。
- 労働の後は栄養が行き渡る。野菜肉肉肉肉肉肉魚ぐらいの割合で。
- 光も手伝いに来たがもう閉店したので、優のために肉を焼き始める。光「お肉はね、生の方がビタミンが残るんだよ」→山路「救急車、呼んでおきますね」。
- バイト続きだった3人も、海の家バージョンでの最後の日を迎える。双葉は焼けたというより焦げた。カレーっぽくなった。
- 翌日は海で遊んで満喫するはずだったが、サメ出現につき遊泳禁止。優はホテルのプールのチケットを持ってくる。双葉「そこはバーベキューできるの?」
- 優はさっそく葉子と一緒に遊ぼうとするが、桜もここに来ていた。桜に見つかって一緒にプールに落ちて救急車で運ばれる。3人は優の分まで楽しむことにする。
- 芹奈と亜紗子も同じホテルに来ていた。亜紗子は光が福引きで当たり過ぎて賞品を持てずにいたところを手伝い、お礼にチケットをもらった。葉山たちがいたので、芹奈は知り合いがいることにして離れる。
- 光は泳げない照を、いざというときのために特訓させる。単に泳げない照は、この歳まで泳げないで来たので貫きたいと思っている。練習に連行されかけるが、薗部がお弁当を届けに来たので助かった。
- 薗部と山路はなぜか傷だらけ。初めてのことが多くて手間取ったが、野生の珍しい食材を手に入れた。サメはもう出ないだろうがクラゲが多いので海で泳ぐのはお勧めできない→珍しい食材とはまさか。
- 泳いだ後は眠くなる。双葉はもたれていいと葉子に言っていたのに、自分が寝て葉子にもたけかかる。ベタな寝言。葉子は眠ればご馳走を食べられると思って寝ようとするが、気を張ったらかえって眠れない。