- セイレン : 常木耀 第3章 「オトコユ」
- 耀も正一と同じ基礎クラスになる。ここじゃ耀の方が浮いている。
- にゃんばんはー。お化けじゃなくて猫。耀は正一の部屋に遊びに来る。正一が食べていたおでんラーメンのスープを立ち飲み。
- 常木さんの足の裏。腰から猛烈な背徳感が這い上がってくる正一。
- 正一は耀のセクシービキニ姿を見ることになる。男湯で。ジャージのお礼でパレオを着せられる。
- ジャージの跡とおへそがこんな刺激的なコラボだったなんて。まるで水平線に沈む夕日じゃないか。
- 水着でお風呂に入ると不思議な感じがする。小さい頃おもらしした時の感覚。
- 講師の宮前宗太が入ってきた。正一は宗太を追い返すことになる。宗太は待ち伏せされて襲われたと思い込んで逃げる。
- 夏期講習が終わる。耀は正一に構わなくなった。
- 夏のどてらガールの正体は、耀と同じく全力救済クラスにいた吉田麻子だった。麻子はドア開けて寝るから、入学試験当日に風邪ひいて浪人生。宗太の竹刀とサングラスは、生徒になめられないようにと、麻子が持ってきた。
- 政宗くんのリベンジ : #2 「シンデレラは笑わない」
- 政宗は自身の黒歴史を知る者が校内にいると知って動揺する。豚足レターを出した「怪人X」を探り始める。
- 政宗の目の前で、吉乃が昼休み売店競争に敗れる。政宗は吉乃の代わりにパンを買う。
- 吉乃は意地悪な継母(愛姫)にいじめられるシンデレラのよう。共感する元豚足。
- 愛姫は怪人Xではなかった。
- 吉乃は政宗の黒歴史を知っていた。小岩井家は安達垣家に仕える家令の家計。使用人一筋300年。政宗の愛姫に対する復讐に協力してくれるらしい。
- 政宗は計画を変えず、一人で作戦を続行する。まずはメアド交換→したことないから、登録してあるアドレスの数もばれてしまうと思っていた。
- 一週間経ち、愛姫と約束したメアド交換の日を迎える。校内を廻った挙句、お断りされた。
- ガヴリールドロップアウト : 第2話 「天使と悪魔と委員長」
- 人間がうじゃうじゃうざいガヴリール。天使の言葉とは思えない。
- ヴィーネは学食でお昼を食べたくて、ガヴリールを誘う。ガヴリールはおごってもらう前提。
- サターニャはお昼になると、弁当を持って挙動不審に教室を出ていく。二人がサターニャを追うと、サターニャは階段でひとり飯。二人に見られておにぎり落とした。奥の手の「ふわもちメロンパン」はいつもの犬に持ってかれた。
- サターニャは学食に来たことはないが知っているらしい。食券というアイテムを購入してみせる→無難に普通のうどんを、三人分まとめ買い。割り箸を半分に→横に割る。七味唐辛子を七回どころじゃなくかける→もっとおもしろい反応を期待していたのに、味音痴で当てが外れた。
- 1年B組の委員長はガヴリールとヴィーネの会話に心の中でツッコミまくる。ガヴリールの進路希望は「何もせず暮らしたい」。
- 鯖の味噌煮と豆腐の味噌汁の調理実習。ヴィーネの班はメンツが……。魚担当のサターニャは魔界の湖から魚を獲って来た。ガヴリールは豆腐とわかめじゃなくて、人参とじゃがいもとたまねぎを持ってきた。カレーが食べたくなって。
- よく分からない魚はサターニャと名づけられる。
- ヴィーネは雑すぎるガヴリールと幼稚園児のようなサターニャに面倒見切れない。
- なんとかできたけど、次は教科書通りに作れって感じの出来。次は違う班になりたいヴィーネ。
- サターニャの隣でラフィエルが寝ていた。どうしても身近で観察、もとい、仲良くなりたくて。サターニャの弟子にしてもらう。
- 朝食の買い出し→ラフィエルは疲れるので行きたくない。サターニャは弟子の頼みとあっては断れないので、買い出しのお手本を見せる。逆にラフィエルのパシリにされる。
- ラフィエルはサターニャの言うこと聞かなかったり、サターニャの布団を使わせてもらおうとしたり。
- 小林さんちのメイドラゴン : 第2話 「第二のドラゴン、カンナ!(ネタバレ全開ですね)」
- ガスコンロを信用できなくて炎を吐き、食材を燃やし尽くしたトール。足りないのは火力じゃなくておつむか。
- トールは小林さんと買い物に出かける。デパートは城みたいで落ち着かない。聖騎士どもの本拠地を思い出す。ギルドのバザールに似ている商店街の方がまだまし。
- トールは小林さんよりコミュ力高い。なんか適当に愛想よくしたら、向こうも愛想よくなっただけらしい。人間の感情を理解していない。
- トールはひったくり犯を止める。ドラゴンだとはばれなかった。
- トールの尻尾は甘くてクリーミーらしい。
- 小林さんの家に幼女が訪ねてくる。角と尻尾があるのでトールの友達っぽい。
- カンナカムイはトールの知人。行方不明のトールを捜していたら、曇りの日にトールのブレスを見た。
- カンナは帰れなくなったらしい。行くところがないらしい。いたずらして追放され、今はひとりぼっち。
- 小林さんはカンナを家に誘う。誰かを信じるのは友達になったり恋人になったりした後のこと。友達になろうなんて言わない。ただ一緒にいようというだけのこと。
- 餌付け?
- 三人は外へ遊びに行く(小林さんは無理やり連れ出された)。広い草原に降りただけなので、日本がどうかは分からない。
- トールとカンナがじゃれつく。寝てられない小林さん。
- カンナの力の源は電気。充電したから力が戻った。
- じゃれつくなら人間基準に→人間基準ですけど→小林さん「えっ?」→トール「えっ?」
- ドラゴンがその気になればこの世界も→トールとカンナは世界滅ぼさない。
- トールの尻尾肉を残す小林さん。挽き肉にすればばれないだろうに→そこは主張したいトール。
- つるのおんがえし→小林さん「尻尾焼きなら要らん」。
- 小林さんが会社に行っている間、トールはカンナに社会常識を教える。
- トールは逃げるようにこの世界に来た。小林さんに助けられ、その恩返しでメイドをすることにした。生存を伝えたのは一部の竜のみ。
- シーソーは投石器の練習台ではなくて子供の遊び道具。トールとカンナも遊ぶ。
- うらら迷路帖 : 三占 「仲間と友達、時々ライバル」
- 千矢たちはニナからおつかいを頼まれる。引き取りに行く品は舶来品の「粉彩九桃蝙蝠碗」→小梅「伝説の占いの奥義か何か?」
- 千矢と小梅が寄り道しまくりながらも、四人は迷路町で一番大きな占物屋「弁天」へ。
- 紺は弁天の店主の噂を聞いたことがある。迷路町の占を陰で牛耳る重鎮とか、闇商売に長けているとか、稀代の賭博師らしいとか。通り名は「十番地の古だぬき」。
- いつまで経ってもお店に着かないので「寄道厳禁」態勢で。
- 店内は珍しい品物がいっぱい。はしゃぐ紺は遊んでいるわけではなくてあくまでも勉強の一環というか。
- 古だぬきが落ちてきて、店主の弁天が現れる。紺は驚いて、目玉水晶を落として割ってしまう。定石通り身体で払ってもらう→おなかを見せて謝るということではなくて、店の手伝いをしろということ。
- 着替えさせられる千矢たち。紺だけ洋装(メイド)。変な服ばかりあるのは何でも揃う占物屋だから。
- 物知りな紺は目立つ。小梅は紺に対抗して派手な面を被ったら怖がられた。ノノはからくり人形と間違われる→おさわり禁止。
- 四人は手伝いを抜け出して、店の奥へ。一人怪しさのレベルを超えた子がいる→メイド+ほっかむりの紺。ここにあるのは、占の力を千倍にも二千倍にも増幅すると言われる「仙台高尾剣」など、並みの占じゃ一生手に入らない大占物ばかり。
- 水晶の弁償には一年働かなければならない。一年も修行から離れたら占落第で迷路町から追い出されてしまう。四人は修行を投げ出すわけには行かないので、御代を払うのに何年かかってでも、すぐ棗屋に帰ろうとする。
- 弁天はサイコロを使った勝負を持ちかける。千矢たちが勝てば水晶の件は水に流されるが、負けたら仕事は三年に延長される。
- 賽を振るのは千矢。勝つか負けるか、今は分からない。だから修行して、見えない未来に立ち向かう。そのために勝って棗屋に帰る。
- 千矢が勝った。四人は喜びのあまり、一生帰れなくなりかける。
- 千矢たちは粉彩九桃蝙蝠碗を引き取って帰る。弁天は四人が修行を放り出したり勝負から逃げたりしないか試していた。四人は見所はあるが間抜けには変わらない。着替えたままだったの忘れてる。
- 仮眠中だった佐久は、隣から如何わしい会話が聞こえてきて、止めに行く。千矢の髪の毛が小梅の服に絡まっていた。
- 佐久ビジョン。勝手に妄想して勝手に赤面する佐久。
- 佐久が千矢の髪の毛を切ろうとすると、千矢は鋏を見て野獣形態(ビーストモード)になる。切るのが嫌な理由があるらしい。さすが野生児。今日の千矢は扱いが難しい。
- 髪じゃなくて小梅の服のボタンを切っちゃえば→お気に入りだから小梅は絶対拒否→どっちが子供よ。
- 身体から切り離しても生き続ける髪は魂や生命力の象徴とされる。占いや呪術からも切り離せない、占にとって大事なもの。マツコの髪がいつの間にか伸びているのもそういうこと?
- 佐久も昔(十六才の頃)は髪が長かったが、警官になった時に切った。命を懸けて迷路町を守ると決めたから。決意の証。守るはずが守られることもよくあるような。親衛隊から佐久を守る大島と塩沢。
- 髪の毛は相手を手繰り寄せる力を持っているとも言われている。髪結びは縁結び。千矢と小梅は深い絆で結ばれているのかもしれない。
- 千矢が髪を切るのを嫌がる以上、小梅はしばらくこのままで居てあげることにする。絆というより手綱が結ばれたような。
- 歯磨きしていてぶつかったり、授業中に一方が立ち上がって転んだり、手洗に一緒に入ったり。深まったのは絆というより生傷。
- 千矢と小梅は夕飯のおつかいへ。ぴったりくっついたら足並みが揃わなくて、いらいらしていたら甘味処「ありんす」からいい匂いがしてきた。こんなときは甘いものに限る。
- 千矢は髪を切るのが嫌な理由を話さない。どうしても言いたくない。
- 山育ちの天然少女で、占の知識どころか町の生活すら知らなくて、向こう見ずで天真爛漫で、いつもは怖いものなんて何もない顔をしていて。小梅は千矢のことをそれくらいしか知らなかった。
- 小梅は服のボタンを切って、絡まった髪の毛をほどく。千矢とは出会ったばかりだけど、出会えたのも何かの縁だし、同じ棗屋の仲間で友達。服脱いで迫ったのが痴情の縺れと間違われる。
- 友達のことをもっと知りたいと思うのは普通。友達だけど同じ見習いとして、ライバルでもある。四人は仲間で友達でライバルで忙しい。
- 椿油で髪を洗ってもらう千矢。小梅も。
- 千矢は小梅に、髪を切りたくない理由を話す。うんと小さい頃、セツが千矢についていた白蛇の尻尾を切った。あれ以来、髪の毛切ると血が出る気がして怖くて。トラウマが思った以上にサバイバル過ぎてフォローできない小梅。
- 千矢は見違えるくらいキラキラしている。ノノが鋏を持ったら、千矢は一瞬で血統書付きから野良犬に。