- 3月のライオン : 第18話 「奔流/経る時」
- 3月のライオン : 第19話 「夜を往く/京都①」
- 山形の村で育った島田は、近所のじいさまたちに将棋を教わり、夢中になった。小学校の2年で村中の大人を負かすようになり、小3になる頃には市内の小さな将棋道場へ通うようになった。中学生になると、アルバイトをしながら月2回の奨励会へ通った。三段リーグで何年も動けなくなり、その頃から胃痛持ちになった。
- 島田によると零は宗谷と視点が似ている。だから向かいに座って好きに動いてもらっていると、宗谷に似た視点の感覚を少し掴める気がする。
- 島田はずっと見ていた。同い年の宗谷が奨励会を駆け抜けて行くのを。順位戦を駆け昇って行くのを。差が縮まらないからといって、進まない理由にはならない。抜けない事が明らかだからって、努力しなくていいって事にはならない。B級以上で山形出身は島田しかいない。だから島田がやるしかない。
- 零は島田と共に、獅子王戦第四局が行われる京都へと向かう。
- 島田は前夜祭に出て挨拶する。いい対局を見せるのが一番の務め。でもこの場を用意してくれた人達の前にきちっと立つのも大事な務め。
- 獅子王戦第四局が始まる。島田に押し切られる形で研究に付き合い続けた零が、島田を休ませるべきだったのではと悔やんでも、戦いの幕は切って落とされてしまった。
- 弱虫ペダル NEW GENERATION : RIDE. 07 「最後の走行会」
- 箱根学園では伝統の3年生追い出しファンライドが行われる。ファンライドにしては長い120kmにも及ぶコースにはゴールがあって、箱学だからレースにならないわけがない。
- 6年間を共に過ごしてきた福富と新開は互いを認め合う。そういうしんみりした話はない荒北は福富たちに褒められて照れる。
- 最強のチームを謳っておきながら、インターハイで二位。その責任を3年生がとれるはずがない。ならばその責任と思いを、泉田たちが受け継ぐ。
- 葦木場は天然。天然要素などないと思ってるところが天然。
- インターハイ以降気張りすぎていた真波は泉田たちを引こうとするが、泉田に下げられる。平坦が終わったら山が待っている。その時暴れりゃいい。
- 箱根の直線鬼と全身マッスルスプリントの対決が始まる。憧れを超えた泉田は泣いていた。泉田の成長を楽しみにして走っていた新開は4番を泉田に譲る。