- 境界のRINNE (第3シリーズ) : 065 「こっくりさん / 呪金箱 / 嫌われた三世」
- こっくりさん
- 苺はりんねに儲け話を持ってくる。友達に誘われて狐狗狸さんで遊んでいたら、ヤバそうな霊が降りてきたらしい。霊体用カラーボールでわざわざ霊を見せ、りんねが謝礼をいただけるようにする。六文はいつの間にか苺に手懐けられていた。謝礼より目の前の10円に気をとられるりんね。
- 霊は乙女を待っていた。お化け屋敷のキャストで、バイト中に死んじゃって、三途の川を渡ったところで足を滑らせて、困っているところに通りかかったのが(卒アルを捨てようとしていた)乙女だった。乙女を待っていたら突然の横波(ヌーの大群)に流され、三途の川を戻る舟に包帯が引っ掛かり、うっかりこの世側に戻ってしまい、それから十数年間、ずっと待っていた。
- 霊を成仏させたりんねはまんまと謝礼をいただく。苺は狐狗狸さんであーゆー感じの霊をどんどん呼び出すことを思いつくが、小学校で狐狗狸さんが禁止される。
- 呪金箱
- 三界高校では、公園に現れた何かに追いかけられるという被害が続出していた。お金を払うと許してもらえるらしい。りんねたちが現場に行くと、招き猫のようなものが現れる。背後の人影は鯖人だった。
- 鯖人はあの世の呪宝館(呪われた珍品の数々が保管されている施設)に立ち寄り、呪金箱に触ったら手が離れなくなってしまった。呪金箱は中がお金で満タンになるまで離れない。無理に離すと中の金もろとも爆発して浄化されて消滅する。呪金箱を直接持っている者も巻き込まれて、無事ではすまない。自腹で一万円払えば離れるが、身銭を切る気は一切ないので、募金を募って呪金箱の中を金で満たそうとしていた。
- 呪金箱のカウンターは呪宝館から配布された説明書と変わっていない。鯖人は生徒から取った金を呪金箱に入れていなかった。
- 呪金箱が鯖人手から離れる。鯖人は中身の金が惜しくて霊爆発に巻き込まれるが浄化されなかった。
- 嫌われた三世
- こっくりさん
- 境界のRINNE (第3シリーズ) : 066 「散在の呪い / 呪われたのぞき玉」
- 散在の呪い
- 呪われたのぞき玉
- 魔狭人はアネットののぞき玉を使って、りんねをギャフンと言わせてやろうとする。のぞき玉に呪いをかける。
- りんねは二千円をタイムセールにつっこもうとするが、札束を持ったりんねの映像が脳裏にちらつく。宝くじ売り場で迷っている間にタイムセールが終わってしまったので宝くじを買うと、千円当たり、持ち金が半額に。呪われたのぞき玉は未来が改ざんされていた。
- 呪いを解く鍵を見つけるには、少々の試練が必要。アネットの家は散らかしっ放しだった。アネットは片付けられない人。
- アネットの部屋に入ったりんねは財布を見つける。悪魔の囁きをする魔狭人と悪魔的囁きをする六文。呪いを解く鍵が財布の中に入っていた。
- 封印のために家から出られなくなった魔狭人は、地獄の番犬ケルベロスを召喚する。アネットは退魔の剣をスンナリ出し、強く殴る。りんねはケルベロスに千円食われ、所持金0に。
- 白魔法の小箱を開けるには千円かかる。結局アネットが千円入れて、白魔法の布でのぞき玉の呪いを解く。
- 妖怪アパートの幽雅な日常 : 第③怪 「クリとシロ」
- 子供のクリと犬のシロはいつも一緒にいる。どちらも幽霊。クリの母親代わりをしている茜は大神に仕える霊獣。
- 未婚の女から生まれたクリは母から理不尽な怒りをぶつけられ、野良犬のシロがクリの面倒を見ていた。クリは母に殺され、シロは母に噛みついた後に撲殺された。クリの母親の怨霊がクリとシロを追ってきて、シロはクリを連れ、大神に助けを求めた。クリとシロの処遇を託された茜は寿荘に預けることにした。
- 今晩はクリの母親の怨霊が寿荘に現れる。住人たちは悪霊を迎え撃つ用意をする。結界の中に入れない怨霊が門の前をうろうろするのを見ながら宴会するらしい。
- 悪趣味な宴会の後、夕士は子と会おうとする母親の愛情を思い、涙を流す。
- 夕士は目が覚めたら自室にいた。秋音の膝で泣き疲れた後、深瀬に部屋まで運ばれて寝かしつけられたらしい。
- 妖怪アパートの幽雅な日常 : 第④怪 「こっち側」
- 竹中が不良たちを連れて寿荘に押しかける。夕士と竹中たちの殴り合いを観戦しながら飲むまり子と骨董屋。麻雀していた鬼たちが出てきた。深瀬も暴れる。
- その日の夜、夕士の送別会が開かれる。
- 寿荘の賄い、るり子は生前にホステスをしていた。小料理屋を持つことが夢だったが、つきまとっていた客に殺され、両手だけの姿になった。今は夢が叶ってとても幸せ。
- 二学期になり、夕士は学生寮に引っ越す。人間関係が希薄で、おじの家にいたときのような空気で、息が詰まる。
- 夕士は久しぶりに寿荘を訪れるが、「こっち側」の人間になってしまったことを思い知らされる。
- サクラダリセット : #15 「ONE HAND EDEN 4/4」
- 現実世界で、片桐の脳波が弱くなる。能力の使用を止めるのは片桐にとって自殺のようなこと。
- 野良猫屋敷のお爺さんを訪ねた野ノ尾は、彼の隣で笑うことができなかった。現実世界の彼はとても歳老いていて、歩くこともできない状態だった。
- リセットの後、ケイはミチルと会う。チルチルとの約束を果たすため、ミチルの問題を解決しようとする。
- 二年前、相麻は春埼をケイに近づけたくなかった。それでも出会わせることを選んだ。
- 野良猫屋敷のお爺さんは友人の友人を助けてほしいと野ノ尾から頼まれた。神は他人のために笑い、悪魔は自分のために笑う。相手のために笑うならそれは友人と同じ。
- 今回のリセットでケイが消したものは、普通の女の子としての恋に近い感情でケイとつながりたいという春埼の望み。