- 虚構推理 : #8 「虚構を紡ぐ者」
- 紗季は九郎の従姉、桜川六花と出会ったときのことを思い出す。六花は亡くなったと聞いていたが、彼女も件と人魚の肉を食べていた。
- 九郎と紗季が二人きりになる時間を作ってしまった琴子。親しい人を殺された紗季と、人のいい九郎、かつては結婚を約束していた男女二人。琴子が眠っていたのは約一時間半。一時間半もあればいろいろなことができる。それはもういろいろなことが。
- 病院の理事長交代とそれに伴う派閥変化により六花の退院が決定し、九郎は琴子に相談した。部屋の合い鍵を相談料として。六花は琴子の屋敷で住むことになったが、正式な住所と仕事が決まったとして一月前に屋敷を出た。しかし住所と仕事先はでたらめだった。
- 琴子は六花がまとめサイトを作り、鋼人七瀬を実体化させつつあったとは考えもしなかった。まとめサイトの絵を見た時、六花が関わっていると気づいた。六花は病院にいた時に絵を描き始めた。その頃から想像力の怪物を生み出す計画を立てていたと思われる。鋼人七瀬の話題がネットで継続される未来を繰り返し死んでは掴み取り、生き返っていた。九郎は六花の行方を捜す中、まとめサイトの絵を見て確信し、真倉坂市へ来た。
- これからまとめサイトで行われるのは議案の賛否決定に似たもの。ここで議題とされるのは、鋼人七瀬という亡霊が本当にいるかいないか。いると説明するデータと論拠を揃えた六花に対し、如何にそれを覆し、議案を可決させないかが琴子の腕の見せ所。この議会で議決権を持つのはサイトを見る者すべて。この議会は無責任ゆえに、如何なるしがらみ、法にも正義にも真実にも囚われない。結論が不正義であり嘘であっても、サイト閲覧者の過半数が支持すれば勝ち。本物のデータを隠してごまかし、黒と白と言いくるめ、いくつもの矛盾する答えを繰り広げ、それでもそこに一見の合理と十分な愉悦を通すなら、虚構を真実に変えられる。
- マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 : 10 「私の名前」
- プランダラ : 第9話 「プランダラ」
- リヒトーは大佐らしい。ジェイルたちに住民の避難を命じると、アビスの悪魔を引きつける。
- 無数の黒い手がリヒトーとアビスの悪魔を狙う。軍部の者は黒い手を「アルシング」と呼んでいる。アルシングはアルシアの全てを決めていると言われる最高議会。軍人はアルシングへの攻撃を禁じられていた。
- 眼鏡がなければ何も見えない。ジェイルは眼鏡を外してアルシングに手を出す。軍人たちも急に眼が悪くなり、ジェイルに続く。
- アビスの悪魔に接近したリヒトーの前に、園原水花とその部下が現れる。園原は伝説の撃墜王の一人、「追撃」の撃墜王。口封じに町の人々を皆殺しにしようとする。
- リヒトーはプランダラ。その目的はこの国の全てを奪うこと。
- インフィニット・デンドログラム : 第八話 「超級激突」
- 痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。 : 第九話 「防御特化と第四回イベント。」