- ひだまりスケッチ×☆☆☆ : 第9話 「11月22日 『三年生と一年生』 / 5月21日 『泣く女』」
- 11月22日 『三年生と一年生』
- 201。大学生になったらどこに行きたいか。さとみは、チベット、インドネシア、タイ、ベトナム、トルコ、エジプト、チュニジア、スペイン、ポルトガル、モロッコ。お金ないけど。バックパッカーさとみ。
- リリはフィレンツェ。美術館でイタリアルネサンス堪能して、教会建築見て、スカラ座でオペラ。お金ないけど。有閑マダムリリ。
- 英語の勉強をしていたのだった。卒業したら沖縄に。卒業できたら。お金ないけど。
- 102。6:00。沙英うとうと。203。ヒロすやすや。6:15。目覚まし鳴る。ヒロ起きる。そしてまた寝る。201。みさと寝ている。6:40。
- 101。リリは起きていた。お茶を淹れる。ドアを開けると、何か黒い粒が連なっている。辿って行くと、みさとの部屋の前。
- 沙英がドアを開ける。沙英「ゴマ?」
- 7:15。ヒロと沙英。廊下に落ちてた黒いものについて。リリも来た。そしてみさとも。四人でやまぶきへ。
- あの黒いものは。時間の視覚化、または行動の意識化、みたいな。アートの可能性を探ろうと。
- 美術科1-A。ヒロと沙英。吉野屋先生。今日はデッサン。テーマは、教室にあるもの。モチーフ選択も一つのポイント。吉野屋先生「もちろん私でもいいんですよー。テーマはそう、冬の窓辺に佇む乙女なんてどうかしら」。
- メランコリーにひたる吉野屋先生。『早く授業を始めてください、先生』。そして校長先生が手招き。やっぱり叱られる。もっと真面目に授業してください吉野屋先生。だって空があんまり青かったから。
- クリップをデッサンしていて沙英はうとうと。眠れないような悩みがあるわけではない。まだ16才。心も体も育つ時期に、無理はいけませんよ。寝不足は美容の大敵。
- 冬のグラタンフェア。昼食。沙英は食欲もない。奨励賞を獲ったのは嬉しいが、いきなり次のを書くよう言われた。焦って書いたら没にされた。悩む沙英。
- 編集さんは沙英の才能を認めている、新しい小説を楽しみにしている、とヒロが言うと、沙英は寝ていた。
- 夏目が来た。声を掛ける。今はそっとしてあげて。
- 102。がんばらなきゃの沙英。「月刊きらら」12月号を手に取る。奨励賞を獲ったとき。うん、頑張ろう。
- 203。ヒロが料理をしていると、ノック音。みさとがしょうゆを借りに来た。嘘。修正液。ヒロはビーフシチューを作っていた。みさとはデザインコンクールの応募用紙を書き損ねた。修正液を渡す。
- リリがひだまり荘の前を掃いていると、みさとが降りてきた。みさとは掃くのを忘れていたらしい。後で英語見てといい、研究所に向かう。
- 17:30。ヒロが沙英にビーフシチューを持って行く。そして二人で食べる。沙英の方はうまくいきそう。ちょっと見えた気がする。
- 沙英はいつも頑張りすぎ。体育祭の時、おたふくかぜになってほっぺが腫れてるのに「私が行かなきゃ」なんて。ヒロが止めなきゃ行っちっゃてたかも。
- 沙英の隣に引っ越してきちゃおうかなと言うヒロ。ひだまり荘は契約一年更新。そしたら、壁トントンってやるだけで様子が分かる。今時そんなことしなくてもケータイがあるし、今だって十分お世話になってる。もう、十分過ぎるくらい…。
- ヒロ「沙英がそれ以上に頑張っちゃうんだもの、遠慮しないで。友達でしょ」。沙英「うん…ありがと」。
- 昨日の夜中、沙英の部屋にみさとが来た。みさとは不思議。いっつも何か面白いことを探してる。今度は何やってくれるのかってドキドキ。今朝の黒いのも。そして「ひだまり荘アラビアン計画」。ドアにチョークでいっぱい○×描いて、大家さんに怒られた。
- ノック。沙英が出る。さとみ。ビーフシチューの残りにたかりに来た。匂いで分かる。スプーンとフォーク持参。まだいっぱい残ってる。
- 沙英の部屋に上がって食べる。ご飯とサラダも付けて。持つべきものはいい後輩。ヒロ料理うまくなった、このまま嫁にもらっちゃえばと沙英に言う。
- さとみ「ひだまり荘の住人はみんな仲良し、来年ここ出なきゃなんないかと思うともう寂しくて淋しくて…ちゃんと卒業できればだけど」。
- さとみはいろんなコンクールで賞獲ったりしてるってリリが言っていた。下手な鉄砲も数撃ちゃってね。いろんなことチャレンジするのが、おもしろくってしょうがない。
- ごちそうさまー。お粗末さまでした。そしてコーヒー。
- 小説のことが頭から離れない沙英。これからうまくやっていけるのかと悩む。さとみ「そんなのやってみなきゃわかんないじゃん。自分がおもしろいと思ったことは、迷わずにやればいいと思うんだよね」。沙英はまだ一年生。考えるよりアンテナ立てて、どんどん動いた方が絶対いい。感性のアンテナ。美術科ってそういうとこ。
- ヒロちゃんもこういうのみてるとほっとけないんでしょ。よくわかんないですけど。リリは「私、みさとの面倒見るためにひだまり荘入ったんじゃないんだからね」って怒ってる。いつもにこにこしてて、大人っぽくて、ヒロはすごい憧れているけれど。あれはリリのポーズ。結構性格男前。
- ノック。リリがさとみを呼びにきた。沙英が出る。みさとを連れて帰らなきゃ。英語を見る約束をしてたから。今度はみさとがカレーを作るらしい。スパイス利かせた本格派。じゃ、また明日。おやすみなさい。
- 203。お風呂にヒロ(今回はゆのがいないので代わりに、なのかな)。いっぱいおしゃべりしちゃった。沙英はまだ起きて小説書いてるのか、もう寝ちゃうか。沙英はお風呂で転寝していた。水滴が落ちて起きる。
- ついつい沙英のことを考えちゃうヒロ。自分自身のこれからも、考えなくちゃいけないんだけど。でも、やってみなきゃわからない。どんどん憶えた方がいい。明日は早起きして、フレンチトーストでも。ジャムはいちごでいいかな。
- 「11月22日 『三年生と一年生』おしまい つづく」。
- 5月21日 『泣く女』
- 吉野屋家。ハッピーモーニングの吉野屋先生。ひだまり荘では、ヒロ以外が庭で体操。ゆの「いち、に、さん、し…」。沙英「ご、ろく、しち、はち」。乃莉となずながそれを英語で、宮子はそれを中国語で。
- 公園に吉野屋先生。浮かれちゃってサンドイッチいっぱい作ってきた。ワンピース。レジャーシートで一緒に食べたかったので、晴れてよかった。じゃあ、座りやすいパンツで来るべきだったか。益子先生「吉野屋先生、授業です」。
- 今日は平面構成。公園にあるものをモチーフに、光と影をテーマに。午後は学校に戻って仕上げて提出なので、午前はスケッチを取りながらアイデアをまとめる。十一時半にここに集合。それまでは自由行動。自由行動とは言え、授業を真面目に。『自分に?』
- モチーフを探すゆのと宮子。ゆの「ひかり…とかげ…」ゆのっちだじゃれ?
- 二人はアスレチックに。宮子が「島渡っていくみたいなの」に。一歩進んだところで、宮子のスカートの裾が上がっていく。見てられないゆの。なかなかの難易度だった。
- 滑り台の影を描いてみるゆの。宮子が滑っていったらしい。
- 鯉。パクパクしてる。なんでこんなにパクパクしてるんだろう。ゆの「人が来たから、ご飯もらえると思ってるんじゃないかな」。宮子泣く。
- 川に石を投げる女子。「泣く女」を狙っている。ゆの「そういう意地悪よくないよ、私には見えないけど、見えないけど…」。
- 幽霊とかではなくて、水面から出てる岩のこと。あれに石をぶつけることができたら、絵がうまくなるって噂がある。ピカソの「泣く女」に見えるから。ゆの「泣きっ面に石だね」。女子A「あー、そうだね」。女子B「うん、そうだね」。ゆの「言わなきゃよかった」。
- ゆのと宮子もやってみる。一回だけ。ゆの当たらない。宮子当てる。行こうとしたら、ゆのが次の石を拾っている。もうちょっとだけやろっか。
- ゆの当たらない。ゆの当たらない。ゆの当たらない。ゆの当たらない。さっきの女子が当てた。全然ダメなゆの。おっきい石なら。ぶつかったけど欠けた。
- 吉野屋先生来た。宮子が「泣く女」の話をする。吉野屋先生も石当ててみる。遠くの石に当たり、その隣の石に当たり、そして「泣く女」に当たり、最後に石と一緒に吉野屋先生が池に落ちた。超人離れ。
- 14:00。美術室。吉野屋先生は体操着姿。仕上げ。右手がしびれているゆの。「泣く女」の呪いか。筋肉の痙攣だね。
- 公表終了。校長先生が吉野屋先生を見る。そして吉野屋先生は「ああああああああ…」。宮子「これぞまさに光と影」。宮子のとゆのの。ゆの「こっちもだよ…」。
- 201。ゆのと宮子と乃莉となずな。なずな「美術科って、やっぱりおもしろいですね」。宮子「普通科もおもしろそうだよ、こっちから見ると、音楽部とか、美術科にない部活あるし」。
- なずながゆのの手を取り、腕のツボを押す。「きく」らしい。合谷。腕が疲れたときにいいらしくて。軽くなった気がするゆの。乃莉と宮子も腕を差し出す。順番でお願いします。
- 「5月21日 おしまい つづく」。
- 11月22日 『三年生と一年生』
- 天体戦士サンレッド : FIGHT.49 「フロシャイム新たなる敵! / それいけ!アニマルソルジャー ヴァンプ様の暮らしの知恵 / 悪魔の商人 バラピ誕生 / ドライブ / ヴァンプとかよ子のさっと一品」
- フロシャイム新たなる敵! : ヴァンプ将軍や怪人が太っている。秋の味覚がおいしくって。フロシャイムの支部は日本中に散らばっているので、各支部でその土地の味覚を送ってくれる。痩せるまで対決はしないと言ってレッドは帰る。ヴァンプ将軍は大切なことを忘れていた。秋の味覚よりも世界征服の方が大事。秋の味覚の魅力に勝てないようでは、レッドにも勝てるわけない。ヴァンプ将軍たちはダイエットとパワーアップの両立を目指した。そして元通りの体型になった三人。レッドに特訓の成果を見せる。しかしレッドが出てこない。川崎支部が秋の味覚をおすそ分けして、そのおかげでレッドが太った。
- それいけ!アニマルソルジャー ヴァンプ様の暮らしの知恵 : いじめっ子の仁君にガムをくっつけられたウサコッツ。そんなときはマーガリン。油分でガムを溶かす。バターでもオリーブオイルでもいい。ガムとれたところで、デビルネコが来た。ストレスで円形脱毛症になった。
- 悪魔の商人 バラピ誕生 : 長崎支部が送ってもらったカステラが食われている。ねずみの仕業か。ヴァンプ将軍が探しに出ると、川崎支部の玄関前に、怪人派遣の闇サイト「デリモン(デリバリーモンスター)」の契約社員、バラピがいた。彼は怪人派遣会社を立ち上げたので、以前に指名を頂いたお客を中心に挨拶回り。前の会社はなくなったので、その人脈を活かして経営の方に転身。必要なときに必要なだけ、「スポット君」なるプランを薦められる。バラピが次に行くのはレッドのところ。怪人と対決の予行演習をするシミュレーションプランを薦めている。ヴァンプ将軍と1号もかよ子の部屋に来ている。オプションで怪人三人、戦闘員十人まで増やせる「ワクワクコース」、爆弾や破壊光線などを使用した、より臨場感あるシチュエーションを再現できる「ドキドキコース」も選択できる。人質救出シーンを追加した「ハラハラコース」もある。今なら人質として幼稚園バスをサービス。次に紹介するのは、ヒーローの苦手なタイプの怪人を派遣して訓練するプラン「苦手君」。レッドの苦手なタイプの怪人は。レッド「俺はお前が苦手だよ」。ヴァンプ将軍「えっ?」別の意味で。
- ドライブ : かよ子がたまにはドライブに行ってみたいと言ったから、レッドがカーメンマンの車を借りる。そしたらかよ子に急に仕事が入った。そこでレッドとカーメンマンの二人で。
- ヴァンプとかよ子のさっと一品 / 二子玉丼。
- 今回もエンディングは数秒で…。