- ひだまりスケッチ×☆☆☆ : 第10話 「5月28日〜6月2日 『ひだまりパレット』」
- 美術準備室。益子先生が入ろうとする。ガチャガチャ。吉野屋先生「何度言ってもノックしてくれないので、鍵をかけてしまいましたよーだ。それでちょっとは反省してくださーい」。
- 益子先生が「校長先生」と言うと。中で何が起こっているのか。益子先生が開けようとしても開かない。そして静まった。益子先生「嘘です」。
- 5月28日〜6月2日 『ひだまりパレット』
- 宮子→沙英→乃莉→ゆの。なずなも来た。寝坊した。体操は義務じゃないんだし。続き。ヒロは。
- 5月28日『オレンジ×イエロー』
- 15:54頃。トイレの掃除終わり。ゆのがトイレットペーパーを補充する。ジャンプして棚に。スカートから家の鍵が。トイレに落ちた。よろけて手をついたところはセンサー。流しちゃった。
- ゆの : トイレのズッポン→宮子 : ギュッポン→中山 : トイレスポスポ→真美 : ラバーカップ。
- ゆのは宮子と一緒に大家さんのところに。結局ダメだった。謝罪会見。スペアも家の中。大家さんがスペアを出す。押入れを開けると。物落ちてきた。大家さん「二・三日待っていい?」
- 宮子「何泊でもうちに泊まって行きたまえよー。テレビもラジオもないけどねー。車もそれほど走ってないし。おらそんな家よー」。
- 202。ゆのも宮子の部屋に上がる。ゆのっちは運がいい。ちょうど実家からいっぱい食べ物が届いた。和洋中なんでもござれ。ゆのが和を選ぶと、おまんじゅう。
- お風呂に入るゆの。造りは同じなのに、何か違う感じ。宮子が服とタオルを置きに来た。お風呂上り。宮ちゃん家にちゃんとお泊りするの初めてかもなゆの。
- 着替えようとすると。ゆの「どうして、私の替えのパンツが?」宮子「ベランダの洗濯物、取り込んでおきました故」。
- 電気を消す。宮子とゆの、同じ布団で寝る。宮子が広く寝る方法を思いついた。一方の足の方に、もう一方が頭を置く。宮子の足は布団から出ているけれど、ゆのの足は布団の中。
- 5月29日『オレンジ×ピンク』
- ゆのと宮子が起きる。ベランダの鍵は閉まってた。ゆのは宮子に針金をかりる。201。自分に何の技術もないのがわかってても、やってみずにはいられなくって。ガチャッ。針金が取れなくなった。思いっきり引っ張るゆの。そして転倒。取れた。
- 沙英とヒロが来た。事情を伝える。今日はうちに泊まりに来たらとヒロが薦める。沙英のところにも来ていいし、一年生もきっと泊めてくれる。ゆの、嫁ぐように「不束者ですが、宜しくお願いします」。沙英とヒロ「重いなぁ…」。
- スペアを探す大家さん。絶対この中だと思った箱の中には「卒業文集 つむぎ」。こんなところに。
- 101。乃莉となずなにも事情を。明日は乃莉の家に泊まることに。(その次があるとすれば)なずなの家も大丈夫。さすがに明日には鍵も見つかる。
- その頃、「卒業文集 つむぎ」を読む大家さん。将来の夢はスチュワーデス。イタい。そんなことをしてる場合では。
- 万が一明日になっても鍵が見つからなかったら、乃莉やなずなのところに泊まらせてもらう。また宮子の部屋にも。
- お風呂上り。ヒロの寝間着をかりたゆの。ちょっと大きいけど似合う。ヒロはゆのに、化粧水と乳液を差し出す。ゆのは塗ったことがない。洗顔後とかは、塗った方ががお肌がプルップルになるらしい。ヒロがゆのに塗ってあげる。そしてゆのの肌がもちもちに。
- 翌朝。ヒロが起きない。遅刻しちゃう。あと五分。もう無理です。
- 5月30日『オレンジ×ブルー』
- タバコを吸うか吸わないかの大家さん。吸ったら見つかるかも。そんなことをしてる場合では。
- 103。ゆのは乃莉の部屋へ。こないだ買ったカーテン。ゆのが雑誌を見つける。パソコンの。ゆのが雑誌を開く。BIOS画面("Hidamarisketch BIOS Version hoshi*3.0 Copyright (c) shaft..." これ以降は、それっぽい単語を無作為に並べただけ)。ゆのフリーズ、そして復帰。
- パソコン使わないときは、埃かぶらないように布をかけてる。乃莉「さわってみます?」ゆのが開いているページに、「芋坂洗坂春乃の秘宝」PCケースの写真。その下のマウスパッドは…。布。「芋坂洗坂春乃の秘宝」PCケース。布。ゆの「い、今はいいや。また今度、さわらせてね」。
- 電気を消す。部屋暗くして眠れる派と、豆電球とか点けてないと眠れない派。乃莉は電気点けたままでも、いつの間にか寝ちゃってることがよくある。小さい頃は、電気が消えるのが怖かったけど、今は平気なゆの。
- そして向き合う二人。何か不思議な感じ。ゆのは広く寝れる方法を知ってる。一方の足の方に、もう一方が頭を置く。乃莉の足は布団から出ているけれど、ゆのの足は布団の中。何か違う気がする。結局元に戻るゆの。
- 今日も押入れを探す大家さん。「別冊 パンジー」(裏表紙には日ペンのペン子ちゃん)を発掘。懐かしくて読み返す。そんなことをしてる場合では。
- 5月31日『オレンジ×ホワイト』
- 203。数学の問題(らしきもの)を解いているなずな。ドアベルの音。ゆのが泊まりに来た。なずなは宿題してた。自信ないけど、ゆのが手伝う。しかしちゃんと教えられている様子。あと一問は自分で解いてみる。
- 解き終わったなずな。ゆのが答え合わせする。合ってる。とっても丁寧で分かりやすかったらしい。お姉ちゃんがいたらこんな感じなのかなって思ったなずな。なずなは一人っ子。ゆのも。微笑む二人。
- お風呂上り。なずなが髪をほどいている。普段見慣れていないから新鮮。ほどいててもかわいいね。微笑む二人。電気を消す。なずなは豆電球点けたまま寝る派。
- スマイリーみたいなキャンディーと大家さん。見つからん。ティッシュの箱の下。んなわけない。
- 6月1日『オレンジ×パープル』
- 今日は沙英の部屋に。何日も家に帰れなくて困ってることは。意外と平気。教科書は宮子が貸してくれるし、携帯電話もお財布も持ってたし。着替えも宮子がベランダから回収して来てくれたし。
- ゆのに智花から着信。沙英が二人の通話に聞き耳を立てる。智花から、沙英は寝相が悪いから気をつけるようにと。さっき、沙英の家に泊まることを智花にメールしていた。今度は沙英のケータイに智花から。寝てるときにゆのを蹴飛ばさないようにと。沙英はケータイをソファに放る。
- お風呂上り。沙英は原稿があるのでゆのを先に寝かせる。暗くなった部屋。ゆのは布団から、原稿に向かう沙英を見る。そして眠る。
- 6月2日『オレンジ×???』
- 思いついた大家さん。もしかして。
- 2:30。美術室。吉野屋先生「教科書を忘れたのはどちら?」どんな理由があっても、忘れたのは事実。
- トイレにて。ゆのと宮子と中山と真美。まだ家に帰れてない。みんなの家に順番にお世話になっている。真美の家にも。お泊まり会。
- 話を聞いて、ゆのが家出したと勘違いした吉野屋先生。苦手な納豆を残してお父さんに叱られたり、朝の洗面台を二時間占領してお母さんに叱られたりの吉野屋先生。いまだに帰りづらい日がある吉野屋先生。家出はよくないと言う吉野屋先生。泣いて走り去る吉野屋先生。追いかけなきゃのゆの。
- ゆのと宮子。今日はまた宮子の部屋に。二人の前に大家さん。やっと見つかった。ひだまり荘の倉庫にあった。灯台下暗し。セキュリティ上かなり問題ある。
- 大家さんが差し出したのはケース。中には大量の鍵。201。探すの大変だった大家さん。総当たりさせられて、今もまだ大変なゆの。がんばーれ。がんばーれ。
- 近そうな鍵を差すと、回った。ゆのは大家さんにお礼を言う。そして大家さん帰る。宮子にもお礼を言う。
- 久しぶりの我が家に入ろうとしたら、鍋から。ゆの「ごめん宮ちゃん、今日泊めて」。五日前のみそ汁が。豆腐は「足が速い」。ゆの「明日にはちゃんと現実と向き合うから」。
- 夜。ゆのの部屋の窓を開け、ベランダには「五日前のみそ汁」の鍋。
- 宮ちゃん家のお風呂にアヒルを持ってきたゆの。
- 「5月28日〜6月2日 おしまい つづく」。