- けいおん!! : #11 「暑い!」
- 音楽準備室で練習。暑そう。唯がぐったりする。
- 唯「夏なんてなくなればいいのに」。律「冬になったら逆のこと言うんだろ?」梓が水持ってきた。唯は梓に抱きつく。暑い。澪「ならやめろよ」。
- 澪「髪が長いと首が蒸れるよ」。で、髪をキュッと括る。梓みたい。律「うん、やっぱり似合わな…」。澪に首をキュッてされる律。
- とんちゃんが…日焼けしたのではなく、脱皮した。爬虫類だから。紬の家で飼ってたカメも。
- 唯「そうだ、私たちも脱皮すればいいんだよ」。で、スクール水着に。意外と涼しくて弾きやすい。律も澪も乗り気でない。澪「そんなの着るの唯以外いるわけ…」。紬がいた。
- 机の上は冷たいのか、唯と紬が乗ってみる。最初はひんやりしてるらしいが、徐々に温まる。唯「思ったより冷たくなかったね」。梓はとんちゃんの水槽に顔を当てる。梓「冷たくない」。
- 今日は特に暑い。梓「でも、これだけ汗をかけば痩せられそうですよね」。それを聞いた澪と紬は、着ぐるみを着て「サウナスーツ!」汗はかくけどうまく弾けない。
- 連想ゲーム。日本の夏と言えば。スイカ。風鈴。アイス。花火。冷やし中華。違う。律「それは…怪談だ!」澪にひっぱたかれた。
- ある生徒が、忘れ物を取りに夜の学校に来たらしい。そしたら、誰もいないはずの音楽室からピアノの音が聞こえてきた。実際にピアノの音がするのは紬だった。それで、音楽室を覗いてみたら、さわちゃんが音大受ける頃特訓してた。澪が椅子ごと後に倒れて、律は叩かれる。
- うちわで扇ぐ律と唯。必死に扇げば扇ぐほど、止めたときに一気に暑くなる。暑い暑いと思うから余計に暑く感じる。気の持ちよう。涼しいことを考える。氷上のビーチ。しかし日差しが強くて暑い。涼しいと思うが、やはり日差しが強くて暑い。
- ここの整理をしたとき、物置に扇風機をしまったような。そして出す。しかし古い。何か音すごい。
- 扇風機の首に合わせて移動する唯。気持ちは分かるが。澪が、みんなに風が当たるように置く。唯も、梓も紬も涼しそう。しかし律に風が行ってなかった。
- 澪に「後なんだから仕方ないだろ」と言われて、律は扇風機を強奪する。ドラムセットの近くに置いて、最強パワーでスイッチオン。扇風機が揺れるほどのすごい風。しかしファン飛んでった。そして壊れちゃった。
- 弔われる扇風機。「ありがとう ずっと忘れない 軽音部一同」。
- 実は紬が氷持って来てた。手に取るとちべたい。律は澪の首から氷を入れる。かき氷を作ろうと思ってたんだけど、かき氷機持ってくるの忘れちゃった。
- 氷水に足を入れる唯と律。時間が経つと温くなってきた。律と唯のどっちが氷を取ってくるかという話に。取っ組み合いになったら二人とも倒れて水こぼした。
- こぼした氷を捨てるのもったいない。とんちゃんの水槽に。温度調整の装置がついているのでダメ。梓「唯先輩の冗談は冗談に聞こえないですよ」。
- 成長させるには水槽を替えないといけない。これより大きい水槽が紬の家に余っている。どうやって持ってくるか。さわちゃんが車持ちなので、頼んでみる。
- 最近さわちゃん来ない。いたら余計暑苦しくなるし、この暑さにやられてダレてるかも。律と唯が笑う。澪「お前ら人のこと笑えないだろ」。
- 職員室。エアコン。律と唯はさわちゃんを音楽準備室に連行。さわちゃん暑そう。
- 紬の家にある水槽を運んでくれるように頼まれるが、面倒くさいとか言う。紬がアイスフロートジュースを持ってくる。さわちゃん「今すぐ取りに行きます!」律「扱いやすい人」。
- さわちゃんが車を正門前に着ける。律が部長として行く。唯が駄々こねる。梓が乗ろうとしてる。紬の家に行くので、まず紬から乗らないと。
- 助手席に紬で、後に唯と梓と律と澪。さわちゃんの車は四人乗り。じゃあさわちゃんの代わりに律が。誰が運転するの。もっとおっきい車だったらよかったのに。みんなに合わせて買ったんじゃないから。
- 水槽はかなり大きくて、それだけで車がいっぱいになっちゃうかも。じゃあ、水槽を後に載せるとして、行けるのは紬だけ。そして車出る。
- 助手席に乗った紬は、バックミラーに結わえた縁結びのお守りを見たり、シートを前に倒したり。
- そして水槽持ってきた。すごかったと言うさわちゃん。何がすごかったのか。とにかくすごかった。さわちゃん「また家庭訪問させていただくわね」。五人は先生にお礼を言う。
- とんちゃんを大きい水槽に移し替える。端に日が当たるので、隠す。
- さわちゃんは職員室に戻る。それを引き止める律。「さわちゃんだからこそのお願いがあるんでちゅ」。律「さーわーちゃーん」。さわちゃん「いーやーだー」。紬がチョコフラッペを持ってくる。いただくさわちゃん。
- 部室へのクーラー設置。さわちゃんはわかんない。自分たちで買う。バイトする。梓「先輩たち受験勉強とかいいんですか?」
- 生徒会に頼んでみるとか。でも、聞き入れてもらえるか。額が額だし。律「やっぱここは賄賂か」。和が前にパソコンほしいって言ってた。律「よしムギ、パソコン用意してくれぃ!」澪「それ買うお金でクーラー買えるじゃん」。
- 律が生徒会室の和に、唯が暑さで倒れたと言う。唯「り、りっちゃん、私、死ぬ前に一度でいいから指パッチン、鳴らしたかっ…た…」。律「唯…唯ー!!」二人は和を見る。和は無反応。次は「金の斧」もとい「金のクーラー」。和「何その三文芝居」。
- 澪「お騒がせしました」。改めて用事を。律が気づいた。この部屋は涼しい。探すと、クーラーがあった。律「職権濫用だ!」唯「和ちゃん、信じてたのに…」。和「何言ってるの?」
- この前の部長会議で、部室にクーラーを配備することになったから、欲しいクラブは申請してと言っていた。律はごまかす。澪「部長?」律は出るの忘れてた。澪「い、今からでも間に合う?」
- 律たちは音楽準備室に戻る。明日の部長会議で提案することになった。どんな話合いをするのか、出てないからわからん律。
- 会議の結果、希望が通らないこともある。真剣に訴えるしかない。とりあえず、会議のリハーサル。反対意見を予想して、その応えを用意しておく。
- 澪が議長役になってのリハーサル。律が軽音部にクーラーを希望する。律の意見に賛成な人は、全員。澪「みんな賛成したら意味がない!」
- 反対の人。まず紬。以前の会議で希望を訊いていたのに、今頃になって言うのは遅い。次に梓。軽音部がそれほど練習しているようには見えないのに、クーラーが必要なのか。答えに困窮する律は、クーラー諦めた。
- とにかく何か反論しないと。りっちゃんならできる。部長だし、お姉ちゃんだし、ドラマーだし。律が奮い立つ。改めて梓から。練習していない軽音部にクーラーは必要ない。律の反論。練習はしてるけど、秘密の特訓だから。
- 練習だけが部活じゃないと唯が主張する。ともに友情を深めたり、他の学年の人と交流したり、ケーキを食べたりとか海に行ったりとか。やっぱり軽音部にクーラーは必要ないと梓が反論。
- クーラーがあったら練習すると唯が返す。一生懸命楽器を弾くと汗をかく。ドラムは体力を使うので、クーラーがないと夏場は大変。クーラーがあればもっとクールな演奏ができる。梓は反論できなくなり、クーラーの希望を認める。
- そして本番の部長会議。律がクーラー設置を希望する。反対する人はいない。予算に関しては、生徒会のコピー機の交換を来年度にすることで解決。
- 果たしてクーラーが設置される。これでやっとまともな練習ができる…と思ったら唯と律は休む気でいる。改めて練習開始。しかし唯がぐったりする。クーラー苦手なの忘れてた。澪「どうすればいいんだよ、もう!」律「だめじゃん」。