- くまみこ : 第八話 「ON THE FLOOR」
- 今日の昼ごはんは水かけごはん。
- 「水まま」は冷や飯を冷水で洗って、漬け物、魚などのおかずと併せて食べる家庭料理。地域によって「洗い飯」、「冷やし茶漬け」など呼称が異なる。
- ご飯をあらう→水をきる→氷といっしょに器に盛る。きゅうりを輪切りにして、水ままの上に振り撒いて、梅肉、味噌、醤油、かつお節。ごま油をひと垂らしして完成。
- 安いしヘルシーだしコスパ最強。ちょっとピリ辛なのは南蛮味噌を使っているから。
- ナツは水ままにルッコラを散らし、刻みにんにくをオリーブオイルで炒めて香りを出す。ベーコンとトマトを入れ、溶き卵が半熟に焼けてきたらバジルを適量加えてさっと焼く。水ままの上に盛り付けて、塩、こしょう、醤油で味を調え、オリーブオイルをひと垂らしして、イタリア風水かけごはん。水ままとトマト炒めとの親和性が→レモンかけたらよくなった。
- 良夫来る。まちの料理の腕を村のために活かしてもらおうとする。具体的には、村の特産品を広めるため、スーパーの食品売り場で試食品を調理してもらう。普通のアルバイトだし、うまくしたら仙台(東北の首都)にも連れて行ってもらえる。もしかして東京(おとぎの国)にも。
- 良夫の口車に乗せられたまちは、騙されたことに気づく。仙台じゃなくて地元の町の方のスーパーだし、一人にされるし、変な衣装(巫女服デザインコンペの2番)用意してたし、怒られたし、特産品はりんごかと思ってたらなめこだし、誰も食べて行ってくれないし。
- まちはあの山へ、あの川へ帰ろうとするが、帰っちゃったら人生終わる気がして逃げられない。声を出してもかき消され、恥ずかしくて虚しくて心が痛い。命が消えそうになる。
- 響来る。職場が国道沿いの並びだから。響はまちがアルバイト初体験なことを知って、サクラをやる。周りからはまちがヤンキーに絡まれているように見える。
- 見る方もやる方も辛く厳しい営業が続いていたところに、良夫が戻ってくる。良夫の声で客が集まる。
- すごく辛かったけど、試食した人がおいしいと言ってくれた。だからまちは熊出のなめこを広めると決めた→休んでいたバイトが戻ってくるのでなめこはもういい。
- 良夫は他にも何か企んでいる→これから企むらしい。
- ふらいんぐうぃっち : 第6話 「おかしなおかし」
- 真琴は茜から箒の乗り方を習う。飛ぶときは箒だけ浮かせて乗るのではなく、身体ごと浮かせる。身体は添えるだけ。
- 魔女に憧れた千夏は、弟子にして欲しいと茜に頼む。普通の子が魔女になるのは不可能ではないが大変で、人としての人生すら送れなくなることもある。
- 千夏の意志が固いので、茜はもう少し踏み込んだ魔女の世界を体験してから、魔女になるかどうかを決めさせる。それまで千夏を見習い魔女に任命する。
- 魔女になったら何をしてもいい。薬を作って商売したり、魔法を覚えて遊んだり、占い師になったり、世界中を旅したり、その魔女一人ひとりの自由。悪さしたりはなし。
- 真琴の理想は周りの人の役に立って自分のためにもなる魔女になること。千夏は魔法を覚えたら、カボチャの馬車を出して、おもちゃを動かして、お菓子の家を作って、入ってきた人を食べる→嘘。
- お姉ちゃんのお手軽魔術講座その2。今回は「おかしなおかし」を作る。ペンタグラムを描き、星の頂点にろうそくを置き、北側と南側にお菓子を置く。全てのろうそくが消えるまで放置すると、お菓子を食べた人に術がかかる。
- 真琴は泣き上戸に、千夏は笑い上戸になる。
- パパさん(啓治)は泣いたり笑ったりする。どっちも食べたらしい。
- 三者三葉 : 第7話 「十円足りない」
- 食欲の秋。双葉は一年中春夏秋冬食欲シーズン→秋は特別5割増し。葉山は読書の秋、葉子は節約の秋。
- 三人は双葉を呼び捨てして立ち去る男子と遭遇する。相手は双葉のフルネームを知っていた。
- バケツ杏仁豆腐を完食、というか完飲する双葉。葉子は汚いものを見る目になっていた。
- 双葉と葉山は双葉を呼び捨てして立ち去る女子と遭遇する。そっくりだけど性別が違うから別人。
- 葉子と同じクラスの辻小芽は葉子に憧れていた。葉子に呼び出されて、どんな話をするのかと気になっていたら、双葉が葉山と友達なので悔しがる。
- 小芽は双葉に兄の邪魔をやめさせようとする。頑張り屋さんで負けず嫌いの兄が大食いチャレンジでまた無理をしてしまうから。双葉は二度と無理できないくらいコテンパンに負かす気でいる。
- ただ食べたいだけな双葉は自分をかわいそうに思う。
- さまざまな店を出禁にされた双葉はいつもの満腹食堂へ。そこに小芽の兄(一芽)が来て、一方的に双葉をライバル視して双葉と同じものを食べる。
- 一芽は先に食べ終わって勝ったと喜ぶが、双葉は料理を味わっていた。大会ならともかく、意味もない早食いなんて。
- 光もけっこう食べる。ぽーっとしているので、ぽーっといつまでも食べている。おなかいっぱいだって気づくのに時間がかかるらしい。
- 何かがいる。前……じゃなくて後ろから。山路だった。
- あからさまな罠がある。小芽は双葉がまた大食いにチャレンジするようなら止めなきゃと思ったが、葉子に嫌われたくないので気づかれないように→本人に思いっきり聞かれた。小芽の逃げ方は兄そっくり。
- 芹奈は「かわいらしい読みやすそうな」本を呼んでいることを葉山に知られて逃げる。最近こういうの、よく見るような。
- 小芽は葉子とぶつかり、お金を落とす。葉子に拾ってもらったものの、十円足りない。そこに葉山が通りかかり、十円(貸して)もらう。双葉の仲間に借りができてしまったが、葉子と少しだが話すことができたし、葉山も優しいかも。
- 葉子がバイトをしていることを知った小芽は秘密の花園へ。そこに三人が来て、中に入れられるという怒涛の展開。三人は新メニューの試食をしに来た。
- 葉子は新しい友達ができた。お金がなくても友達はできる。貧乏にもなってみるもの。
- あんハピ♪ : 第7話 「6月28日 はなこのお見舞い」
- 雨が続く日、はなこは遅れて来る。家を出たらものすごい猫が降ってきて、傘が逃げて、川に落ちたら雨が飛んで。教室に入ったら水かぶった。
- ヒバリとぼたんは早退したはなこのお見舞いに行く。お土産も決まり、はなこの家に向かうと、家の周りだけ異様に雨が降っていて、とてつもない負のオーラを感じる。
- 二人ははなこの本当の名前を知らなかったが、相手は二人のことを知っていた。杏の母の花小泉桜は杏の姉と間違われる。
- 杏がおっちょこちょいなのは桜からの遺伝らしい。
- 桜も天之御船学園の生徒だった。クラスは七組。
- 三人はいつもと違う髪型にして遊ぶ。
- 翌日もはなこは欠席。四人はてるてる坊主を作る。はなこがいないとリアクションが寂しいチモシーもてるてる坊主になる。
- 次の日は晴れ、はなこも元気になる。
- どんな小さな願いでも叶うことを待っていては、何も変わらない。願いが叶うように一歩前に踏み出す、それが自分を幸福へと導く鍵になるはず。四人は「願いを叶える」課題を忘れていたが、それは既に作っていた。